これ読んでて面白かったんだけど、悠木碧が演技派だと思っている悠木碧推しの一人としては
あ、典型的な悠木碧推しであるかどうかは一切保証しないので、みなこうだとは思わないでね。
声質声優か声色声優かという点では、前者だというのは完全同意。
でも幼女戦記とワルブレについては好きな演技だ。合ってないとも思わない。
そもそも、合ってる合ってないは好みの問題だから、見解が異なるのは当たり前とも言える。
参考までにわたしが好きな最近の碧ちゃんの演技を挙げておくと、ユリ熊嵐の百合園蜜子、
僕だけがいない街の雛月加代、聲の形の西宮結絃、アンジュ・ヴィエルジュのレミエル、
クオリディア・コードの天河舞姫、田中くんのいつもけだるげの莉乃、幼女戦記のターニャ・デグレチャフなどだ。
いい加減にしておかないと全作品挙げかねないので柄にもなく厳選した。
わたしが思うに、彼女は声質タイプなんだけど、自分の声を端から端まで使うことに躊躇がない。
http://www.nicovideo.jp/watch/1484102729
のモーガンの演技で
同作では少ししか出番がなく、もう一つの出番38話でも奇声しか出していないので
普段のモーガンてどんな声なのか聴いててまったく判らず、でも面白い。
碧ちゃんの演技はめっちゃ特徴あるので、ここ数年わからないと思ったことが殆どないが、
聲の形の結絃の声は判別に時間がかかった。事前にキャスティングを知ってたにも関わらず。
彼女はイベントとかで演技論を少し語ってくれることがあるんだけど、その内容からも
明らかにカメレオン声優的立ち位置は目指していないことが判る。
でも先述のように、どんな声を使うことにも躊躇がないので、結果的に表現に幅ができ、
現場で適切な声を適切な解像度で選択することができれば、演出家の求める音を出すことが
出来る、ということなんだろう。
演技力については本人がどう思っているかはよく判らないが、わたしが聞いた範囲では
本人はネガティブな評価しか言っていなかった気がする。でもそれもだいぶ前の話だし
演技プランがどれも同じ、というのは4年くらい前には感じたことあるな。
それはある種の運動神経みたいなもので、現場の状況に合わせて素早く声でリアクションする
ことを優先した結果、それがOKテイクになったのかなと思っていた。
収録を短時間で終わらせることを考えると、早くフィックスすることは必要だろう。
今は出番の数も違い、主役か脇かというと後者のほうが多いので、そうすると似たような
結果として別々の演技プランに沿ってやっていることが、かえってよく判るようになった。
君の名は。の名取紗耶香の演技については、もっと新海監督を評価してやってほしい。
あの映画は他の役者もそうだけど、声の出演者の立ち位置が細かく決められていて、
誰がやってもそこにハマる演技しか許されなかったんだろうと見えるから。
合ってると思うのなら、それは合わせた人の手柄だよ。
3月で25歳だし、それはそれでいいんじゃねと。
そんなわたしにとって推しとはどういうことかというと、例えば2chなどでどんなに口汚く