今回は裏サンデー
忘れていたけれども、あんまり要領のいいキャラじゃないってことを今回のインターンで思い出した。
それにしても、「裾上げ」をここまで重要な事柄だって作中で何度も描くって珍しい。
まあ実際、一般人の認識だと「たかが」って思われがちなことだから、念を押してるんだろうな。
今回のやり取りが顕著だと思うけれども、とにかく懐疑的なんだな。
自分自身の心理に対して分析して、納得できる理屈が欲しいんだ。
彼らの言動はその答えを求める手段でしかなく、よく分からないことをそのままにして行動できない。
とても理知的ともとれるけれども、悪く言えば臆病ともいえなくはない。
今に始まったことではないけれども、理性と感情の境界を曖昧にしたり、こういいうことを自己分析して言語化することにそこまで興味のない生き方をしている人にとっては、理解に苦しむかもしれないなあ。
敵として出てきたときは、相手に能力が使えることや、発動の条件さえ知られなければかなり強力だと思ったけれども、こうやって見ると中々に厳しい条件だな。
しかも、それを上位互換に近い能力者相手に、かつ不利な立場からやらなければいけないとは。
その言動に至る理由は分かるんだけれども、最後のシリアスな絵面で「私の特技は「ダジャレ」です」がシュールで、こっちが笑いそうになるわ。
ほぅ、給食のグルメ漫画と思ったが、読んでみたらちょっと違うっぽいのかな。
どちらかというと、給食をテーマにしつつ、小学生たちを中心に繰り広げられる人間ドラマこそが主体っぽい。
読む前の印象とは違った作風だが、私はこういうの嫌いじゃないよ。
何気に、最近は小学生を中心にしたドラマとか、漫画で読む機会があまりなかったしね。
ちゃんと給食に関連してコミニケーションやドラマが生まれている構成も私の中でポイント高い。
ドラマ部分と食事部分が、ほぼ分離して描いているグルメ漫画とかも少なくないからなあ(グルメ漫画としてある意味で潔い構成なので、それはそれで嫌いではないけれどもね)。
どういう感じで描いていく、ストーリーを進めるんだろうと思ったが、今回で方向性が見えてきたね。
まあ、やや肩透かしというか、あんまり期待していない展開、作風だが。
まず、4話のラストのセリフはまさかの想像通りの行為を指す言葉だったが、その行為の意味する所が恋慕だとかではなく、友愛の確認というね。