仕事の無い20代は今ならまだ間に合うからヤクザの多い街へ行け。
かろうじて残された幾つかの仕事は、ヤクザの仕切る港湾を中心に回っている。
・コンテナの荷揚げ → 運送
20代の仕事が詰むのは、内陸部の農業地域や、特定の企業の製造拠点に深く依存した地域の話で、首都圏にまで足を伸ばさずとも、ヤクザの多い街まで行けば、それなりの仕事にありつける程度には景気は回復している。
鳶などの現場仕事は、どこも人出が足りないから、健康な肉体と負けん気があれば、未経験の人間が今から始めても、景気が減退するまでにそれなりの職歴を積むことができる。
また、長距離トラック業界も、数年前にあった運転免許の改正やクルマ離れもあって、猛烈な若手不足に陥っている。
介護業界はあまりおすすめしない。給与水準が低いため、特に男性は「30歳を機に一度退職→異業種に転職するも、通用せず出戻り」というケースが後を絶たない。
今ならまだ間に合う。
ヤクザの多い街へ行け。
今後一番詰みやすいのは中学時代にいじめられていたような層、すなわち「勉強も運動もできないおとなしい連中」で、これは本当に焦って現状を変える努力をしたほうが良いと思う。
この層は、他人とコミュニケーションを取りたくない一心で清掃業や派遣軽作業で続けているうちに、歳だけとって、ニッチもサッチもいかなくなり、気がつけば「キモくて金のないおっさん」になっている、というパターンが一番ありがち。
「キモくて金のないおっさん」になってしまうと、毎日の酒と、毎週の競馬と、月に一度の風俗を心の支えとながら、マリファナ解禁を夢見て暮らすしかなくなるので今ならまだ間に合うから、他人とコミュニケーションをとろう。
縁もゆかりもない土地に行った場合、ひと昔前なら、孤独に日々を過ごすしかなかっただろうが、今ならFacebookなどのSNSで、小中高大どこかの知り合いが必ず見つかる。
見つかった知り合いには、少し勇気を出して飲み・ゴルフ、映画やギャンブルに誘ってみるべきだ。
心配しなくても、たいてい向こうもヒマだ。
学生時代は顔見知り程度の付き合いだった人間とも、びっくりするぐらい簡単に仲良くなれる。
眠くなってきたからとりあえずここまで。