2000年、俺は東京にいた。
新たな生活。
そんな期待を抱いて俺は東京にやってきた。
淡い幻想は一瞬にして打ち砕かれ、
期待とは真逆の最低な日常を、一日、一日と俺はなんとか懸命に生き抜いていた。
5限の講義を受け終わった後、
ただあてもなく街の中を歩きまわり、
気づくと俺はタワーレコードの中にいた。
ひとつのポップが視界に入った。
ポップの内容は確かそんなものだったと思う。
地元が一緒でなんとなく惹かれたのか、
再生。
煩わしいサウンド。
下手くそな歌。
しかし、何かの気の迷いなのか、俺はそのCDを買ってみることにした。
あるいはバイト代が入ったばかりで、気が大きくなっていたからかもしれない。
正確な動機を思い出すことはできないが、
おれはそのCDをレジに持って行き、幾ばくかの金を支払いそのCDを手に入れた。
本当に暇さえあればずっと聴いていたと思う。
偶然にも気の合う友人ができ、
そして、あんなにも嫌っていた日常が楽しいものになっていった。
そして、日常生活が充実していくにつれ、
あの日々から15年。
仕事もそれなりに順調だ。
ナンバーガールのSAPPUKEI。
懐かしくなって久々にそのCDを聞いてみることにした。
轟音のギター。
やかましいドラム。
音痴な歌。
瞬時にあの日常が蘇ってきた。
気だるさ。惨めさ。
その瞬間、当時の感覚が生々しく蘇ってきた。
はっきり言って全く良い思い出ではない。
大きすぎる自我をかかえてのた打ち回り、なんとか毎日を必死に生き抜いていた。
常に周りと比較し劣等感に苛まれ、優越感を抱ける相手を必死に探し、
何とか自分を維持していた。
正直、思い出したくもない日々だ。
俺も音楽に逃げた。 陶酔するものが必要だったんだと思う。 振り返ると無駄な時間を過ごしたようにも思えるし、今なら他の手段をいくらでも思いつくわけだけど、それでも当時に自分...
今はどのへんに住んでるのか書けよ その辺でドラマ性が変わってくるだろ!
いわゆる「97年組」って奴だな。 くるり、スーパーカー、ナンバガ、中村一義、ミッシェルあたりの台頭で、一気に日本の半メジャーのロックのレベルが上がった時期。 フェスがはじ...
自分に酔いやすいバンドなのは解るがブコメ恥ずかしい 文学哲学神話とかクソ寒いのに星ついてて笑った
俺R.E.M.とかだった。 そんなに少数派でもなかったはずなんだけど、メジャーじゃない音楽聴いてるのがなんかすごく生きづらかった気がする。というか生きづらいから音楽に逃げるしか...
「98年の世代」と括られているアーティストがいる。 SNOOZERでそういう特集が組まれたのがきっかけらしいのだが、98年ごろにデビューした世代が目覚ましい活躍をしているとかそんな感...
おととしの増田を誰も覚えておらんように オレもまた このインターネットの中に消えてゆくのだろうか https://anond.hatelabo.jp/20150718011223
https://anond.hatelabo.jp/20150718011223 https://anond.hatelabo.jp/20171010224023 https://anond.hatelabo.jp/20171012104425
ゴミ製造業者の宣伝をするな