上記記事の女性が間違っているのは、男性は基本的に結婚相手や恋人を合コンで求めていることはないということ。
なぜなら多くの男性は、自分が付き合う女性は「軽くない」ことを信じたい生き物であり、(自分が合コンに来ているにも関わらず)、
では男性は女性に合コンで何を求めているのか。ひとつは、当然SEXだ。一発ヤれる相手、ヤれそうな相手が見つかればそれでいい。
もう一つは、単にオンナと飲みたいだけだ。こちらのモチベーションの中身としてはキャバクラと大差ない。男はだれもがオンナと飲むのが好きなのだ。
ということはつまり、合コンにおいて男性は、女性に対してあまり「格」を求めていない。
SEXしたいような可愛い女性・若い女性、あるいは一緒に飲んでさっくり楽しめる、いい感じにノリがいい女性がいればいい。
こうした前提を踏まえた上で、女性にとっての合コンの成功を考えてみよう。
元増田の女性も言っているが、基本的に、付き合ってもいい(あわよくば結婚してもいい)男性を見つけるということが成功になる。
前提にも書いたように、男性は合コンに結婚相手なんか求めていない。合コンに来てる時点で結婚相手や恋人にするモチベーションが下がるからである。
すなわち、合コンを日常的に行う男は、開催に対するハードルは低いが成功には程遠い。盛り上がってもやり捨てられるのが関の山である。
従って、合コン初めて~3回目ぐらいの集団と、まるで合コンではなく単なる飲み会のフリをしてセッティングするのが、非常に有効となる。
不慣れでイライラすることもあるだろうが、鳴れている男の成約率は非常に低いのだから、確率的には良いに決まっている。
(ちなみに20代後半としているのは、30代で合コン慣れしていない男性は非モテの可能性が高く、女性の基準に達しない可能性も高いからである)
一方で30代後半の独身男性は、そろそろ結婚を焦り始めている年齢である(都市部に限る。地方であれば-3~5歳)。
合コン慣れしているということは結構遊んでいるわけだが、遊んできたからこそ、そろそろ落ち着きたいという気持ちも強い。
いきなり女に入れあげて身を持ち崩す可能性は低いし、人間的な余裕もある。がっつくことも少ないだろう。
結婚後、浮気する可能性はかなり高いが、まあ合コンで結婚相手を探そうという時点で、貴方も同類である。大目に見てやろう。
ちなみに私の周りではこのパターンが非常に多い。
男性は合コンでSEXをするか、ただ女と飲みたいだけ、ということは上述した通り。つまり、深い話など全くする気はない。
従って最悪なのは、仕事の話や議論が必要な話をすることである。こんなこと話した時点で貴方はリストから消える。面倒くさいからだ。
仮にあなたが東大だろうが、アイビーリーグを出ていようが、1秒だってアタマがよさそうな話をしてはいけない。そんな話は付き合ってから・結婚してから存分にすればよい。
重い話も同じである。身の上話や、職場での込み入った話題、受け答えに配慮と気遣いが必要な内容は話してはいけない。
面倒くさいからである。貴方が本当に相手に見合えば、いくらでも付き合ってからそんな悩みは打ち明けられる。合コンでは我慢した方が身のためである。
基本的に合コンで話すべき内容は、相手の話に合わせることだ。男性はバカな生き物なので、話を聞いてもらい、いい感じに相槌をもらえるだけで満足する。
貴方が話すなとは言わない。自分から話し始めることだけをせず、相手が話した内容に乗っかって盛り上がる。それだけである。
散々これまでに強調してきた前提を今一度思い出してほしい。男は身勝手なので、軽い女といい感じにSEXしたいが、しかし軽い女とは付き合いたくない。
従って、貴方がどんな素敵な男性に巡り合ったとしても、その日中にホテルや相手の家に行くのはやんわりと躱すべきだし、間違っても自分から押してはいけない。
貴方がやるべきことは、積極的に連絡先を聞き、そしてすぐに「またお会いしたい」旨を柔らかい表現で伝えることだ。
合コンに恋人や結婚相手を求めていない男性は、面倒くさい駆け引きをするほどの根気はない。しかし、尻軽だと選んでもらえない。
だからこそ、つながりを保つことはあなたがおぜん立てする。しかし、体を使った駆け引きはしない。
難しいようだが、単純な話である。
面倒くさいと思っただろうか。男はバカだと思っただろうか。
その通りなのだ。