2013-10-05

芸人クレーム芸にはもううんざり

芸人が人の行為についてキレたりクレームをいったりして笑いをとろうとする行為にいいかげんうんざりしてきた。

「このあい居酒屋へいったんやけど、そこの店員の対応がありえへんねん」、「この前のったタクシーおっさんがありえへん」

いや、ありえないのはお前らだから

だれかに文句を言って笑いをとること全てを批判するつもりはないんだけど、最近芸人のやってることは弱いものいじめしかみえない。テレビメディアという巨大な権力と知名度を後ろ盾にして、一方的に、反論できない一市民を批判するだけ。身内や自分達より立場の強いひとは絶対ネタにしない。やってることはただの弱いものいじめモンスタークレームマー集団になってしまってる。

芸人テレビメディアと結びつくことで不相応に権力を持ちすぎてしまったように見える。やっかいなことに本人たちにはその自覚がない。

去年田村敦さんが路上駐車を指摘してきた警察に対して、いちゃもんをつけるようなところをネット放送で配信して多くの人に強い非難を浴びた。おそらく、彼の中には警察という権力に立ち向かう一市民として視聴者から強く支持されると踏んでいたのだろう。しかし、その結果は逆だった。そこには顔を無断で動画でとられながらとられながら芸人いじめられるかわいそうな警察とその警察官を擁護する声があふれていた。

昔、芸人が文句をいったりクレームをいったりして笑いをとるのは、立場の弱い人が強い人に対していうから支持された。一般の視聴者の気持ちを代弁してくれてるようにうつったのだ。だが、今の芸人テレビメディアと結びつき、権力者となってしまったので、強いものが弱いものを一方的にいじめていうようにうつってしまう。

生活保護片山さつき議員河本さんの名前を名指ししたとき、同じ芸人たちが国家権力をもつ人間が一市民を名指しするのはどうかと一斉に擁護したが、テレビメディアと密接に結びついている芸人と一国会議員とどちらが権力的で暴力的だろうか。

芸人テレビをつかった一方的な弱いものいじめにはうんざりだ。批判して笑いをとるなら自分より強いものを批判して笑いをとれ。自分たちの権力性と暴力性をもっと自覚しろ。先輩芸人放送作家を批判して叩かれたキングコング西村さんのがまだ芸人として立派だ。身内や自分達より強いものは決して批判せす自分達より弱いものいじめる人たちに未来はない。

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