2011-02-27

ネタバレ有】 『魔法少女まどか☆マギカ』 について感想

普段はあまりアニメを見ない人間なのだが、勧められて友達の録画を貸してもらって観た。8話まで観た段階の感想

俺のスペック

大学院生男。26歳。趣味プログラミング、それ系の専攻。

アニメあんまり観ない。漫画も、数冊をコミックで定期的に買う程度

・友人にはSE等多し

登場人物の名前は一応Wikipediaで調べたのであってると思うけど、間違ってたらすいません。

(以下微妙ネタバレ有り)

結局、メッセージとしては「努力」「まじめ」が必ずしも報われないって事。人生楽しもうよってこと。

人生優先順位は何なのか。仕事ってのは人生の手段であって目的では無い。ってことかな。

人間精神が壊れるって事と、会社で働くって事が描かれている。

さやか(おかしくなっちゃった青の子)を中心に、

人間が働きすぎておかしくなっていく様子と周囲の人間対応が描かれている(実際に、俺は自分の周囲で何人か見てる)

もちろん、物語風の脚色はされているし、他のオマージュ等もあるだろうけど。

以下、それなりの考察

さやかについて

現実世界では男である場合が多い。

会社に入り、自分の夢、守るべき人、など諸々のために身を粉にして必死に働く。まじめに文句を言わず働く。

しかし、まじめさや一途さが過ぎるのか、自分の事を後回しにするあまりに結局自分自身が壊れてしまって

元も子もなくなる。適度に力を抜くということができない。いつも必死。俗に言う「社畜」。

何が一番重要なのか、本末転倒人生優先順位が間違っている。

たまには力を抜いて休息を取ることが最終的にはプラス結果になる」ってことを冷静に理屈

理解できない。まじめさが報われると信じている。ただ単にまじめであることが価値だと思っている。


まどかについて

そういった、まじめすぎたり働きすぎたりして壊れてしまう人の周囲にいる、トラブルメーカーぶっちゃけ、こいつが問題を大きくする。

偏見かもしれないが、たいてい女。まさに「まどか」のように、要領の得ない話をグダグダと言うしゃべり方をする。

現実世界では、壊れてしまう男の彼女母親ってパターンが多い。彼や息子が壊れてしまうって

ことを理解できず、精神科にも行かせない。現実を受け入れられずに「ちょっと疲れてるだけだから

とか言う。

冷静に解決策を考えることができずに、目先のことにあたふたして、変な信念で行動したりして余計に問題をややこしくする。

まどか」本人は、必死で「さやか」のために尽くしているつもりだから余計に質が悪い。

それを言うと「私はこんなに彼のために尽くしてるのに!」みたいに切れるパターン多し。

でも、彼のことを考えているとかいいつつ、実際は自分のメンツ等の方が大事だったりする。

で、被害者ぶっていたり、「まどか」自身も引きずられて精神を壊したりして、

余計に被害が拡大する。アルコール依存場合は「イネイブラー」に相当するかも。


ほむらについて

正論を言う人。だいたい、第三者か、それほど親しくは無い(利害関係はあまりない)男の友人ってケース。

「とりあえず、病院に行きなよ。すべてはそれから

病院に行くのが根本的な解決でしょ?それをせずにグダグダ悩んでも意味いでしょ」

等を言う。俺個人としては「ほむら」に非常に共感するところ多し。

パターンとしては2つあって、介入して必死に頑張るケース(アニメで描かれるのと一致)と、

深入りすると自分も引きずり込まれるってわかってるから適度な距離を取りつつ冷静にアドバイスできることだけはするケース。



まどか母親

いわゆる一つの理想像。「さやか」との対比として登場し、正論を言う。

いや、「正論が通すことが常にベストでは無い」「必死にがんばることだけが人生では無い」という教訓。

適度に頑張りつつ、適度に力が抜けていて、良いキャラクターだと思う。まさに、理想の働き方かもね。


という感じ。こんな読み方は本筋では無いと思うし、物語が進んでくると当てはまらなくなってくると思うけど、

現実に周囲で見る光景と重なるので、ついつい書いてみた。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん