2021-09-19

小山田圭吾謝罪文英語版

事実関係明確化第一として,説明義務を怠った責任を認め、被害者への無思慮を反省する内容になっている。

内省的な描写は省かれており、おそらく受ける印象は異なると思う。ざっと翻訳たか日本語謝罪文と比べてみてね。

2021年9月17日

小山田圭吾から公式見解

2021年7月学生時代同級生いじめていたと雑誌インタビュー過去発言したこと報道され、東京オリンピック開会式クリエイティブチームを辞任しました。オリンピックが終わった今、事実関係を明らかにしたいと思います

きっかけとなったのは、今から27年前(1994年1995年)に『ROCKIN'ON JAPAN (1994年1月号)』と『QUICK JAPAN (1995年8月号)』という2つの雑誌掲載されたインタビュー記事で、私が小中学生の頃に経験した学校でのいじめについて語るという内容でした。

大々的に報道された『ROCKIN'ON JAPAN』の見出しには、私がクラスメートに糞尿を食べさせたり、自慰行為をさせたりしたと書かれていました。私は同級生にそのような行為強要したこともなければ、そのような提案したこともありません。

インタビューの中で、私は自分の成長過程学校に通った経験について話しました。

その中で、小学校からの帰り道、クラスメイトの一人が道端に落ちていた犬の糞を「食べられる」と冗談で言い、拾って口に入れ、すぐに吐き出した話をしました。その行為を行った彼本人を含め、そこにいた子供たちは皆笑っていました。

もうひとつの話は、同級生自慰行為強要したことですが、これもやっていません。加害者は年上の上級生で、私たち威圧感を与えていました。私はそのインタビューの中で、学生時代自分モラル限界を超えた非道暴力を目の当たりにし、その人たちから距離を置くようになったことを話しました。

インタビューではそのようなことを話しましたが、掲載された雑誌には「同級生暴力を振るった」という誤解を招くような見出しがついていました。事前に『ROCKIN' ON』の原稿をチェックすることができなかったので、記事を目にしたのは発売後でした。事実と異なる内容にショックを受けましたが、当時の私には訂正すべきだと考えるに至るほどの分別がありませんでした。今にして思えば、『ROCKIN' ON』で直接、誤解を解いておけばよかったと後悔しています

QUICK JAPAN (1995年8月号)』のインタビュー記事で、いじめテーマにすることに同意したのは、私が誤った情報を正したいと思っていたからです。いじめテーマにした出版社企画意図は、現在の私の理解では、被害者や同じ立場の人の気持ちへの配慮を欠いた非倫理的ものだと思いますしかし、当時の私はそのようなことは考えずに取材に応じ、自分子供の頃に目撃したことを話しました。

この2つの雑誌出版された後、あたかも私が陰惨な暴力行為加害者であるかのように編集されたブログ記事掲載されました。『QUICK JAPAN』のインタビューでは、暴力行為は私が行ったものではないと明確に述べられているにもかかわらず、この誤った情報は様々なフォーラムSNS拡散され、現在ではほとんどの報道ニュースソースとして使用されています

私は、この2つのインタビューにおける私の話し方が下品不適切であったことを完全に認めています。このような恐ろしい出来事を持ち出したこと、そして、いじめ被害者個人的トラウマ世間晒すことでいじめ被害者に与えることになる屈辱、痛み、苦しみへの無思慮について、関係者の皆様に心からお詫び申し上げます

20年近くにわたってインターネット上に流布していた私についての誤った情報について、説明や訂正のための適切な行動を取らなかったのは、私自身の責任であると考えています。その結果、同級生やそのご家族、同じ経験をされた方々に二次的な被害を与えてしまったと考えており、本当に申し訳なく思っています

恥ずべき私の過去の態度が表れてしまった、過去の私の行動、および記事の中での言動を、深く反省しています。この20年間、私はより広い視野物事を考え、社会との関わり方や貢献の仕方を意識するようにしてきました。今後は、個人として、音楽家として、これまで以上に反省していきたいと思います

敬具

小山田圭吾

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