はてなキーワード: イラストレーターとは
もうひとつ、ここでいう絵描きは基本フリーのイラストレーターだから
企業で覚えるような著作権関係の厳しさ、ややこしさを知る機会がないからだろうね。
ちゃんとした会社に勤めれば「ちょっとくらいいいじゃない」みたいな事をしようとすると
上司なり事務なりに「そんなケチな事で会社に変なリスク負わせないで」とか言われる。
仮に訴えられた時に失うものを考えると割に合わないって発想ができなくて
訴えられなければOK。見つかるはずが無い。って発想にいきついちゃうんだろうね。
少しでも絵を描いた事があるなら完全なオリジナルは作れないってわかるはず。という奴が少なからずいるが、
だったらちょっとでも勤め人やった事があるなら
そういう事をするまえに権利者に問い合わせる必要がある事もわかるはずなんだが。
人を見下すことが、自然になってしまった。
イラストレーターになって、
プロとして飯が食えるようになって
その位置にたどり着くまで、結構な時間がかかって、
いろんな人と知りあって、教えを乞うたり、一緒に研究したり
いわゆる仲間が出来た。
で、時間が経って、俺も実力をつけていくと
そうすると、教えを乞う立場が逆転したり、
「アイツは別の所に行っちゃったんだなあ」みたいな雰囲気を出してきたりする。
俺はその雰囲気に流される。
俺が変な意見出しても、前なら反論もあっただろうに
今では黙るか、同意しかしてくれなくなる。
俺は調子に乗る。
上から物を言うようになる。
人を絵の上手さや人気で測るようになる。
仲間だった奴らを軽んじるようになる。
そんな雰囲気は多分通じてるんだろう。
俺の周りには、俺みたいな奴しか残らなかった。
人を見下す奴にはなりたくなかったのに、
心のどこかにそういう考え方が根づいてしまった。
趣味で楽しくやってる奴に、もっと頑張ればいいのにとか
上手くなりたいけど上手くなれないって言うやつは、生き方変えればいいのにとか
売れないもの書いてる奴には、売れるもの書けばいいのにとか
アドバイスじゃなくて、そいつが持ってる個性ごと否定することばっかり思いつく。
上のカースト狙ってるなら、それくらい変わらなきゃ無理ってのは間違ってないはずだけど
絵描きのコミュニティに蔓延る、ぬるい環境でぬるい意識のまま評価されたいっていう考えは
個人が何を言っても変わることが無い。
俺が同じ立場に来て欲しい、前と同じ感じで話しできるようになろうぜっていう考えも、多分意味なく終わる。
利用する考えをするようになる。
昔はこんなんじゃなかった。
もっと真っ当な物差しをもってた筈なのに
俺は人をちゃんと見なくなった。
人間って生き物は色々と面倒だ。
病気にはなる、情緒不安定だと仕事に支障が生じる、他人を妬む・・
色々と面倒なことが多い。
普通に暮らしてる人間は、まぁそれでもいいだろう。徐々にテクノロジーの発達が進めば、そういった不完全で面倒な部分を支えてくれる機械が当たり前になる。今はもうなりつつある。
でも、それが許されない、つまり不完全だと困る職業がある。それがアイドル。
アイドルといっても、別に某香水のような歌って踊って、という典型的なアイドルだけを示すわけじゃない。
たとえばアナウンサー、彼らもアイドルだ。ここで言うアイドルとは、テレビ向きの人間というべきか。
個性をつけるのは確かに難しいが、実在の人間を元にすれば結構簡単に出来るかもしれない。
たとえば初音ミクは実在する声優の声とイラストレーターが描いたイラストを合成して作られたアイドルの一人だ。
ここでバーチャルアイドルを提案する理由はたくさんある。そのほとんどが人間の不完全さをもたない、ある意味では完璧な存在であることに起因するものだ。
1、生活費が必要ない&出演料が安い
→アイドルを開発した会社が芸能事務所のかわりとなれば、メディアに出演するたびに出演料を払わなければならなくなるだろうが、アイドル自身に生活費は必要ないため、めちゃくちゃ安くなるだろう。
→アイドルを神聖な存在としてみる人間は多いが、バーチャルアイドルはその意味で完全に神聖な存在だ。当然、現実のアイドルと違って誰かと不倫してスキャンダルになったりすることはない。
3、排泄しない、汚い言葉を使わない
4、疲れない、物理的制約がない
→バーチャルな世界に生きているので、当然疲れない。ただし、疲れたような表現はする。さらに、物理法則に縛られないのでどんなことにも挑戦できる。当然、番組中に衣装を一瞬のうちに変えるのもラクラク。
5、歳をとらない
→アイドルは永遠にアイドルである。何年後も何十年後も、オプションで大人びた姿になることは出来るが、基本的にはその姿を永遠に保つことが出来る
ざっと挙げただけでもこんなに利点がある。必要なのは人間達が彼らを受け入れる土壌だけだ。
結局人間というのはどんなに頑張っても不完全な存在となってしまう。気分が悪ければ笑顔もぎこちなくなるし、体調が悪いのに無理に出演して後で入院なんてことになったりするかもしれない。
芸能界はそういう厳しい部分を「伝統」とすることで独特な世界を築いたが、人間は誰しも厳しい生活を望んでなどいない。それを望むのは調教された奴隷だけなのだ。
さらに、最近はハイビジョンや地デジなどで目に見えて画質がアップすると、誰かの皮膚のしみや肌の汚さがはっきりと映ってしまう。これも不完全さの一つだ。
http://anond.hatelabo.jp/20100518025217
http://anond.hatelabo.jp/20100518092104
まったく持ってそのとおりなんだよね。
オタク文化が女の子にそういう文化をすりこんでいるのはすごい問題。
しばらく前にpixivで現実に起きている事件があったそうだ。
http://www.pixiv.net/tags.php?tag=%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E5%85%83%E5%A5%B3%E4%BD%93%E5%8C%96%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%BC
自分自身を二次元の萌えキャラとして描くということが流行した。この多くが年若い女の子だったという現実がある。
多くのイラストレーターは自己の男体化だけじゃなく自己の女体化も行った。
つまりネタとして遊んだだけではなく、自分の女としての部分をコンテンツとして扱うことを選ぶ人が大勢いた。
いいかえれば女は自分自身を性的コンテンツとして男オタクのために提供するべきという価値観が””現実のオタク少女””の間で蔓延していることを示している
こういう現実を見ても男性オタクさんたちは何も思わないのだろうね。
すべては個人の自由で社会からの刷り込みなんて認めないって人たちだから
http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/26214
だが上記のようなポルノ産業の労働者の搾取を問題として考える人たちは、少しまじめに考えてほしい。
自身を男のための性的コンテンツとして差し出すことを、醸成している文化は何なのかを、ほんの少しでいいから考えてみてもいいのではないだろうか?
追記
学生の時「自分はイラストレーターになる!」と公言してフォトショ使ってイラスト描いてた。
で、卒業後にはフリーのイラストレーターになれなかったけど絵を描く機会がある仕事に。
でも自分の苦手なものを描き続けたり、人から駄目出しされることに慣れなかったので結局仕事で絵を描くことから離れた。
その後、絵は描かないけどフォトショで画像加工したりする仕事に就いた。
興味の無い仕事が来ても「これは本当は自分のやりたいことじゃないし」って気負わずにすんだし、
つまらない日々が続いても「もしかしたらフォトショのスキルが上がって、自分のやりたい仕事が来るかも」なんて都合のいい空想に逃避できるようになった。
(一回逃げた身で絵の魅力もコネも無い自分にそんなものは来るはずが無いのは分かってるけど)
実際仕事で身に付けたフォトショの使い方が趣味で描くイラストに生かせる事も楽しかったし、逆もまたあった。
そうやって描いたイラストをPixivにアップして、人から駄目出しされること無い評価を受けるのも楽しかった。
夢から遠ざかったけど、むしろ「自分にはまだ可能性があるかも!」とかいう根拠の無い淡い希望は残った。
たぶんこれからずっと夢は叶うことは無い。だけど残った根拠の無い淡い希望のおかげで日々幸せに暮らせてる。
(株)フロントメディア
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報酬はゲーム内のキャラクターイラスト系は500円~10,000円程度。
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Date: 2009/04/19/04:01:07 [16]
マンガの需要が増えるのは結構だけど漫画家の人口が増えるのは勘弁して欲しい。
気まぐれで簡単にプロを目指すとか言わんでよ。仮にデビューを果たしても大半は即失敗するんだから。
その意味の無いあんたらのデビュー作の数だけ連載が終わってるってこと理解してくれんかな。
それだけならまだしもアホみたいな安い値段で請け負うのはたまらん。
あんたらにとっちゃ謙虚なつもりだろうが俺にとっちゃ死活問題なんだってば。
作品を愛してくれるのは嬉しいがどうせなら末永く提供したいんだ。
そのためにはおまんま食べなきゃいけないの。
お恵みくだせーよ、旦那様。いやまじでさ。シャレになってないのよウェブマンガで単行本化とか。
あんまりやりすぎると税務署に目をつけられても知んないよ。ほどほどにしとけ。
これプロのためだけじゃなくてあんたらのためでもあるし業界のためでもあんの。
ウェブマンガや同人誌ごときの仕事なんて何のキャリアにもなんないから。意味無いよ請けても。
キユさんも言ってたような気がする。
痛みを知らない子供が嫌い。心を失くした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ。
どうしてもやるなら、あんたらも将来を断ってこの道に来い。商業精神無いと中身を語るレベルの作品なんて出来ない。
プロなら売れる作品作ってから文句言え。
じゃね
私は一度自分の懐に入れたものに対しては、非常に忍耐力のある性格をしていると思う。きれいな言い方をすると「見捨てない」のだけど、ぶっちゃければ「切り捨てる勇気がない」ということだ。
とりわけ維持や遂行に手間のかかるものほど、切り捨てることに対して抵抗がある。mixiアプリで言えば「みんなの農園」であり、人付き合いで言えば困ったちゃんの友人。人生で言えば無謀な中学受験や美大受験、新卒で入ってしまったブラック会社、イラストレーターになる夢と、切り捨てられなかったものを挙げていくと枚挙に暇が無い。すると、
「あいつと付き合うの辞めなよ」
「そんなに嫌なら辞めれば」
みたいなことを友人や両親から日常的に言われるわけですね。私はこれに対して「でも…」「でも…」を連呼します。不幸に酔っているわけではなく、耐えに耐えてきた時間を負けた状態で精算するのは損なような気がするからです。つまり利益を得るまで辞められない。
あんなバグ満載ゲームであるみん農ですら全面開拓するまできっと辞められない。難解な性格のせいで周囲から疎遠にされまくっている友人と、未だに友情を育んでいるのは私ぐらいでしょう。当然受験は合格するまで浪人したし、会社には慣れてしまった。全く売れていないけどレーターの端くれにもなった。忍耐は既に私の血肉となっていて、己の身に降りかかる理不尽に対して、スルーすることばかり覚えてしまったのです。もうね、抵抗するのも面倒くさい。
前置きが長くなった。えーとそのつまり、来月結婚するんですよね。婚約者は、度を超えたナルで、私に対して時間を割くことを極端に嫌がる人です。私のことはマスコットかなんかだと思ってるでしょう。付き合い出した瞬間から「あいつだけは辞めとけ、お前が幸せになれない」と周囲から忠告を頂くような関係でした。もちろん私は彼の前向きな性格や仕事に対する姿勢を尊敬しているし好きなので幸せなのですが…思えば、これは愛なのではなく単なる意地なのではないでしょうか。暴力こそ振るわれてないけど、私がスルーしなければ両手両足では足りないほど別れるフラグがありましたから。
今、私が結婚したいと思っている気持ちに自信が持てません。古来から吐くほど繰り返されてきたマリッジブルーの一種だと自覚はしているのですが、信じられないのが彼ではなく自分の性格だというあたりがやりきれない。切り捨てる勇気がないばっかりに、彼とのおだやかな老後というゴールを勝ち取るまで辞められないだけじゃないの。それで結婚なんかして大丈夫なの。そんな声がぐるぐる巡って不安に押しつぶされそうだ。理不尽と戦うことを怠けたツケをこんな人生の岐路で支払わされることになるとは思わなかった。
アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトに由来する、シュタイフ社などが製作するクマのぬいぐるみの総称。
おおぐま座になったギリシャ神話のニンフと、こぐま座になったその息子。
1980年開催モスクワオリンピックのマスコットキャラクター。
あずまきよひこ作『よつばと!』で、小岩井よつばが所有するクマのぬいぐるみ。
あずまきよひこ作『よつばと!』で、綾瀬恵那が所有するクマのぬいぐるみ。(3体)
2006年にベルリン動物園で生まれたホッキョクグマ。母熊が育児放棄したため、飼育係により育てれた。
ドン・フリーマンによって書かれた絵本の主人公のクマのぬいぐるみ。緑色のズボンをはき、デパートで誰かが買ってくれるのを待っている。
あいはらひろゆき作・あだちなみ絵による『くまのがっこう』の主人公のクマ。
マイケル・ボンドによって書かれた児童文学の主人公のクマ。彼が発見されたイギリスの駅名が名前としてつけられた。
イラストレーター森チャックが描くクマのキャラクター。爪が強調され、しばしば血まみれとなっている。
A・A・ミルンによって書かれた童話の主人公のクマのぬいぐるみ。
A・A・ミルンの息子が持っていたクマのぬいぐるみの名前の由来となった、実在のアメリカグマ。ロンドン動物園に
て飼育されていた。
日本ホールマークが展開する「ベアーズ・ウィッシュ」シリーズのクマ。
地上デジタルテレビジョン放送を推進するキャラクター「地デジカ」に対抗して、アスキーアートの「クマー」をモチーフに作られたキャラクター。
ユニリーバ・ジャパンからニッサン石鹸へ受け継がれた柔軟剤のマスコット。アメリカでの商品名はSnuggle。
セガサターン用ゲームソフトなどで展開した『サクラ対戦』シリーズで、アイリス(イリス)・シャトーブリアンが所有するクマのぬいぐるみ。
グリーティングカードの絵柄として誕生したクマのぬいぐるみのシリーズ。個体により色がことなり、腹部に虹やクローバーなどが描かれている。
神沢利子によって書かれた童話の主人公のクマ。以前は教科書に採用されていた。
スージー・スパッフォードが描くクマのぬいぐるみのキャラクター。腹部に赤いハートがついている。
トルストイ翻案・ヴァスネツォフ絵による『3びきのくま』に登場するクマ。(3匹)
合併前の住友銀行のマスコットキャラクター。「おはようございマグ」などのグッズが製作された。
アメリカのバンドGrateful Deadのキャラクターのぬいぐるみ。
ラドヤード・キプリング作『ジャングル・ブック』に登場するナマケグマ。
コンドウアキによってデザインされたクマのきぐるみのキャラクター。好物は団子。
当初は「ディズニーベア」としてディズニーシーに登場したクマのぬいぐるみのキャラクター。顔・足の肉球がミッキーマウスのシルエットになっている。
絵が上手い人間は、絵をたくさん描いている。
絵を描く事が「当たり前」のレベルにならないとお話にならない。上手い下手を語るレベルにさえ到達していない。
技術を磨くために、毎日やって、積み重ねる。
デッサンとは何か、クロッキーとは何か。先人が積み重ねてきた基礎技術向上の手続きを学び、実践し、基礎技術を身に付ける。他人の模写をしたり、上手い人から教わったり、絵の上手い集団に入って絵を描くところを実際に見たりする。
そうやって頑張らないと、技術というものは向上しにくい。
独りよがりで身に付いたり、成長したりはしにくいし、練習無しで向上したりもしない。
---
セックスも同じだ。
基礎技術がある。上手い人から教わったりする。上手い技術集団に入って学んだりする。
そういった研鑽をしたから「上手い」と言われる。
極端な話をすれば、童貞が女性をイカせるのは無理という話だ。処女がフェラで男性をイカせる事が不可能という話だ。
しかし。
はてなの馬鹿ども(自称インテリ)は「最初はお互い初めてでも、一緒に上手くなればいい」とか「気持ちさえあれば」とか、到底的外れな事ばかりを言う。
無理に決まっている。技術を舐めている。
小学生の描く、親や先生だけに判る「気持ちの入ってる絵」が、一流イラストレーターにかなうだろうか。芸術家にかなうだろうか。
そういった小学生レベルの技術と、ちゃんと訓練された人の技術をそもそも同列に語る時点で、セックスに失礼だ。
---
ま○こにち○こ突っ込んだらセックス成立、などという子供じみたイメージか、独力で上手くなるに違いないと世間を知らない妄想をしているか。
あるいは生まれつきの超淫乱で、童貞相手でもイく体質の女子か、処女のフェラで昇天する超早漏か。
これを「絵を描く技術」とか「プログラム技術」とか、他の技術に置き換えれば「若いうちからするもんじゃない」とか「好きな人としかしてはいけない」とかいう考えが将来を一切考えていない計画性の無い考えだという事が判るだろう。
とふと思った。「あの人は今」じゃないけど。適当に調べたけど、一応本は出し続けているらしい。サイトもある。現在は、おばぁちゃんネタで食いつないでいるのか?よく知らないけど。
当時、話題にはなってたけど買う気は起こらなかった。図書館でふと「君の絵はだめだね」っていうタイトルを見かけて手に取った覚えはある。内容はもう覚えていない。エッセイだったか、ポエム付きイラスト集だったかも覚えていない。
久しぶりにあの絵を見て、ああ、と思った。なんというか、ちょっとこう、うら寂しいというか。
実際はどうなんだろうね。食うに困らない程度には仕事はあるのかとか。漫画とかだと、そこまでうら寂しい感はないってのが個人的感想。326っていうアレだから余計にそう思うのか。ああ、そうだ。書いていて思い出した事がある。一時期、326の絵をどっかで見かけたことがあった。頭身の少ないイラストなイメージだったのに、その時は頭身が多い少しリアルメのイラストだった気がする。暗中模索してたんか。
最初に注意しておくが、ある程度絵がかける奴、自信がある奴はこれより先は読まなくていい。
皆が知ってることを改めて書いてるだけだ。
こーゆーこと書くと絶対「知ってるよ」とか「初歩的なことだね」とか得意気にのっかってくる奴がいるが、
もうそういうのは聞き飽きた。分かったからお前らは自分の絵を描いてろ。
(あと、基本的に人体と漫画っぽいイラストの上達についてな。芸術方面はもう理解の外だわ)
おれは絵が上手くなる方法について小学生か、おそくても中学生のころに知っておきたかった。
そしたら今よりもっともっと上手くなれたのに…って後悔しなくていいのにな。
だからこれは昔のおれに向かって書いてるようなもんだ。
前置きが長くなった。すまん。本題へもどる。
・たくさん描け
・実物を見ながら描け
・立体を意識しながら描け
絵が上手くなる方法なんて要はこの3つだ。その他の技法やらコツなんてあったらちょっと便利かなーくらいの気休めだ。知らなくてもたいして困らん。
これを1年続けたらびっくりするくらい絵が上手くなる。2年続けたら笑うくらい上達する。
一番大事なのはたくさん描くこと。
もう少し具体的に言っておくと「絵を描くのが楽しくてたまらない」っていう時期が、誰にでもある。
(逆に「絵を描くのが苦痛でたまらない」っていう時期もくる。これがこない奴のことを天才って呼ぶんだ)
この「絵を描くのが楽しくてたまらない」っていう時期を自覚したら、
とにかく描け。他の用事やら都合は出来る限りおしのけてひたすら描け。
この時期の伸びしろは他の時期に比べても圧倒的に効率がいい。というか画力の基礎はここで決まると思ってる。
受験生にとっての夏休みみたいなもんだから、もう全てに優先して描いておけ。
実物を見ながら描けってのはそのまんま。模写をたくさんしましょうってこと。
ちなみに優先度はこんな感じ。
習字だってとなりに上手い字を置いて模写するよな。で、小学校とかで習字ならってたやつはみんな字が上手い。絵も字も一緒だ。
いかにも漫画チックなイラストを描きたい場合は漫画を模写しろ。その場合の実物ってのは漫画絵のことだ。
模写するときに注意するのは「お手本と見分けつかないくらい丁寧に真似する」ってことだ。
雑なラフっぽく模写してもいいが、クリンナップして絵を仕上げるところまで模写すると経験値が段違いになる。
ドラクエでどんなにいい勝負しても、きっちりモンスターを倒しきらないと経験値が入らないような感じ。
何も見ないで描くのはあんまりお勧めしない。
経験値は入るには入るが、かけた時間に対しての実入りがあんまりよくない。
漫画とか模写しながら「俺ってすげー上手いな!」とか勘違いしておけ(でも勘違いだってことは絶対に忘れるな)
好きな角度だけじゃなくて、全身を色んな角度で模写することな。ネットを探せばいっぱい落ちてるわ。(著作権があるから練習用として割り切れ。自分が描いた絵ですとかいって公開はするな)
絵の上達は頭の中にリアルなイメージを蓄積していく作業なんで、トレスみたいに何も考えずに描ける方法は身につきにくいんだよ。
線をひく練習にはなるかもしれんが、それなら模写を丁寧にやったほうがいい。
立体を意識して描けってのはちょっと難しい。
やりやすいのはまず箱を描いて、その中に人なりモノなりを入れて描く方法だ。
よく電話中とかにサイコロみたいな立法形描いちゃうだろ? あれを横長にしたり縦長にしたりして、その中に人間の絵を描くんだよ。
そうするとだいぶ立体を意識しやすくなる。模写するときも箱を描いてからやるといい。
最初のうちは絶対ヘンになるけど、それは必要なことだ。
ヘンな絵を描いてるうちにだんだん分かってくる。だからヘンな絵をたくさん描け。ドラクエでスライム倒してると思ってな。
あと、骨と筋肉を理解して、意識しながら描くといい。だけど描き始めのころに意識する必要はないと思う。
(これは反論もあるかと思うが)
ていうか骨とか筋肉とかちょっと気持ち悪いよな。描き慣れてくると壁を越えるために意識するしかなくなるんだけど、
最初からまじめに頑張ろうとすると絵が嫌いになってしまうかもしれん。
あと、これを読んでるあんたが学生なら学校の写真を撮らせてもらっておけ。
ちゃんと先生に許可とってな。卒業してから同じ事やろうとすると許可ひとつ取ろうにも不審者扱いで鬼のようにハードル高いぞ。
所属してる学生で、漫研とか美術部に入ってたら話は通りやすい。カメラがなけりゃ親父か兄貴か親戚に借りろ。
卒業してからありがたみが分かる。むしろこれ一番大事なことかもしれん。
今いらねーよと思っても作っとけ。使わなくていいから。
職業的に作りにくくなる前に作っておくと後ですごく助かるから。
「私は絵の才能がないから…」とか言うひと結構いるけど。
あれみんな嘘だから信じるな。
言ってる本人も信じ込んでるけど、実際は才能なんて関係ないから安心していい。
絵の才能を問われるレベルってのはイラストレーターとか漫画家の中でも、更にごく少数の上位ランカーの話だよ。
何をどうやってもたどり着けないようなレベルな。
絵の才能うんぬんを理由に描かなくなった奴は、
たんに「べつにそれほど絵を描くのが好きじゃなかった」だけだ。
画才とかまったく関係ない。
ただ、そのまま正直に言うのもアレなんで才能がどうしたとか冗談っぽくしてるだけ。
後半、絵関係ないな。すまん。でも役に立つよ。
以上、わかったか昔のおれ。じゃあ今すぐに絵を描け。
(ブクマのコメントやトラバを読んで、考えを整理した結果、自分の文章には
1.「努力しない人」と「努力しない上に、その結果生じた不利益に不満を並べる人」を混同している
2.「努力」と「成果」を混同している(努力したが成果が出ない、というケースを想定していない)
という二つの特に大きな欠陥があることがわかりました。
1.
以上の点を踏まえ改善してみます。
(努力が成果に結びつきやすい分野で、かつ「努力をしなかった場合どうなる可能性があるか」という情報が共有されているという前提のもとでは)
「そもそも努力しようとしまいと生き方は人それぞれだし勝手だし自由だ。
でも君がそれを選択したのならば『ブーブー言うのは』みっともない。
選択したわけでもないのに望まぬ状態に置かれたのであれば、それはなんとかしてあげたい」
となり、また、最後の式は
努力しなかった結果生じた不利益を被るのは当然だし同情の余地はない
と書き換えられると思います。
おそらく、出発点の「テレビに出演し、ひきこもりを脱出しようとしていた青年」を引きずって考えていたため、様々な矛盾が生じてしまったのだと思います。優先順位は人それぞれなのに、全てを「怠惰」という言葉で処理しようとしていたのが間違いでした。
2.
「努力を尊重する考え方」と「メリトクラシー」は異なるのではないか?という指摘に関しては、
全くその通りであり、きちんと考えずに使っていた自分を恥ずかしく思います。
自分が学生であり、勉強という「努力の絶対量が成果に比例しやすい」分野にばかり接してきたことが、この失敗の一因となっているように思います(さらに言えば、「メリトクラシー≒学歴社会」という誤解もありました)
勉強の代わりに、芸術や運動や仕事を代入してみたら、その齟齬がはっきりとわかりました。
読みづらい文章にも表れている通り、混乱してしまっていたのが、指摘を頂いて自分なりに整理できました。
また、不用意に目にしてしまい、不快な気分になってしまった方にはこの場を借りてお詫びを申し上げます。
そして、はてなダイアリーの使い方がよくわからないので、このような追記をすることをお許しください)
テレビでひきこもりの青年が特集されててなんか複雑な気持ちになったよ!
脱ヲタはヲタ趣味からの卒業ではなく脱コミュニケーション力の欠如+脱自意識過剰だというのはつくづく正論だなと思わされます。
同じく、脱ひきこもりは単純に社会と接点を持てば解消という問題ではないと感じます。
私は社会と接点を持たないことがマイナスなことだとは思いません。選択肢の一つだと感じます。というより、実際に接点を持たずに生活することは不可能なのです。
ひきこもりを分類しても、
・対「人」コミュニケーションをしない
・直接的ではないが何らかの形で人間と関わっている(ネット媒介など)
・継続的な人間関係でなければ、直接的な対人コミュニケーションも可能
などさまざまなパターンが考えられます。
「五年間で三人しか会話していない」というひきこもりの知人がいますが、彼はネットを介してイラストレーターとして生計を立てています。私はその生き方を否定するつもりはありません。
ただ、
対人コミュニケーションは永遠にトライ&エラーの繰り返しです。もちろん、精度を上げていくことによってミスを減らすことは可能ですが、しかし失敗の可能性が0になることはありえません。
また、勉強や技術的な修練と違って、努力した分が反映されているという実感が得にくいという要素もあります。環境によっては、全く努力が意味をなさない場合もあるでしょう。
トランセルを地道に倒せばレベルが上がってジムリーダーに勝てるというものではないのです。
「成果が出るよう工夫して努力する」
ということと、
「成果の出る努力しかしたくない」
ということとは全く違います。
ピアノでも、初見で譜面を引きこなせるのは相当な熟練者のみです。
バイエルをつまづきながらさらって、技術というものは向上します。
よって、対人コミュニケーションを避けたまま生活するのは一種の傲慢と言えるでしょう。
以上が正論です。
が、個人的にはこの種の正論はあまり好きではありません。
ひきこもりの「人間が怖い」という気持ちがよく理解できるし、リスクマネジメントの結果として「人と接しない」という答えが算出される途中式も描けるからです。
「他人は何を考えているかわからないし平気で自分を傷つけるから関りたくない」
という主張に対し私は全力でイエスと言いましょう。
が、
しかし、
自 分 の 部 屋 の 掃 除 機 ぐ ら い か け ら れ る だ ろ >放映されていた青年へ
掃除機は何も考えてないし別にお前を傷つけないだろ
そして夜22時に起きて朝8時に起きることも可能だろう
そして現時点で家がありパソコンがあり養ってくれる親がいるんだから
対人が求められるバイトをしないでもパソコン使ってできる仕事はいくらでもあるだろ。WEBデザインでもグラフィッカーでもプログラマでも。
そしてそれは独学が可能じゃないの?
それらの努力の余地に一切眼を向けず「人間が怖いからバイトしたくない」と嘯く様には怒りすら覚えます。
人間が怖いことと怠惰とを混同してはいけない。異なる概念を混同して自己主張する人間にろくなやつはいない。
いじめもそうです。不登校バンザイだよ!行かなくていいよ学校なんて!
でもそのぶん家で自習すべきだ。高校卒業資格っていう制度があるんだから。
みたいなことで悶々としてたら以前された、
「お前は頑張れる環境と頑張れる能力があってしかも頑張ることが好きだっただけだよ」
っていう批判を思い出してしょんぼりします。
前二つは頷けるとして最後の一つは納得できない。
頑張るのが好きなやつなんていないだろ!でも餓死したり蔑視されたりがいやだからみんなしぶしぶ頑張ってんだろ!マラソン大会って何あの苦行!
でもどう考えてもアリストクラシーよりメリトクラシーのが妥当だと思うし、(メリトクラシー:業績(メリット)を基準として社会的地位が決定されるという考え方。対するアリストクラシーは要は貴族主義)
逆にそう考えないとホームレスとか見ててあまりにもやりきれないです。
っていうことを考えてたら、そういう「努力しなかったゆえに人生の敗者となった人たちへ慈善を行うことの意味」について書かれた日記を見つけたのですが、その要約。
・自業自得と思うとムカつくが、死なれても寝冷めが悪いから救う。
・バカな人がバンバン消費してくれるからこそ資本主義社会が成立してるわけで(みんなが賢く貯蓄したら資本が循環しない)、だから好況になったときまた消費してもらうために救う。
・「知力の才能もいる賃金の高い仕事」だけでは社会は成り立っておらず、「誰でもできるけどつまんなくて長時間で安い給料しかもらえない仕事」をする人も必要だから、生かさず殺さずな程度に救う。
エ エー ……… (´Д`;)
なんか……あんまり……っていうか……全然……私の聞きたい答えじゃなかった……。
無理……私には無理……っていうか……不可能………。
やりきれねええなああ。
努力はすべからく報われるべきとは思わないけど敬意を払われるべきだとは思うのよ。
だから敬意を払われてなかった人は努力しなかった人であって欲しいし、そうでないと考えるとこの世界にはあまりに救いがないと思うのよー!
ああなんか途中から論点がすり替わった…。
今日の公式
・ひきこもり≒コミュニケーション能力の欠如≠怠惰
(ただ、当然、人間関係から受けた打撃により精神状態が悪化し何をする気力も湧かないという状態はあると思うし、そういうときは静養するべきだししてる人に対してノーと言うつもりもないよ。ただ、そこに留まり続けるor回復しようという意思を一切見せない、というのはおかしいと思う。もし本当に病気なら病院に行くべきだろうし、それで治らないとしたらそれは本人が責められるべき問題ではない)
・努力しなかった報いを受けるとは当然だし同情の余地はない=努力した人間に対してはそれ相応の尊敬が与えられるべき
ああーそんな感じー。
心が優しいとか、なんか一個でも才能があるとか、頑張り屋とか。
でもマルチに有能な人がいる裏書としてマルチにダメな人もいるわけでさー。
自分は趣味でイラストを描いていて、ちょっと前は広告デザイン(要はチラシだ)の仕事もやっていた。
でまあ、仕事はともかく、趣味でやってる程度だと、基本相手の許諾を得るか、模写してるくらいだと特に気にもならない。自分は文句が怖いのでやらんけど。
今回の騒動にしたってあんだけ細かく模写するには腕もいるだろうに大変だよなあと思ったが、これは絵を書く人間にしては珍しいようだ。どうも正面きって、
「だってよ う じ ょの(ピー)イラストとか(ピー)な(ピー)の(ピー)イラストとか平気でのっててだよ、写真の模写はいかんというのはどうなんだろうか。だいたいそれをいうなら二次創作なんて全部模写なんじゃないの。児ポ法は駄目といいつつ二次創作はOKなのに、ただの模写が許されないというのはなんか変じゃないの?
そのへんのダブルスタンダードはどうなのよ一体」
と聞きたいのだが聞けない雰囲気がある。ていうか増田で書いていても大炎上しそうで怖い。神さまそっとしといてください。
で、なんで自分がそんなに抵抗ないんだろうと考えたのだが、自分はもともとCAD屋だった。いかにして早く、正確に、図面を書くかという商売だ。検定とったけどありゃトレスコピペ地獄である。むしろコピペというかなんつうかあの業界の書き方というのはある種人間の限界に挑戦してると思う。おかげで今でもイラストを見るとああここ四分割して書いて回転コピーしてとか、なんでフォトショップやイラストレーターにトリミング機能がないんだとか、無いものねだりをはじめる。
部品やなんかは登録しといて使いまわすのが当たり前だ。ていうかでないと仕事にならない。一々ねじなんか書いてられるか。
一応図面も著作物に入ると思うがこの違い。
世の中は立場が違うとこんだけ違うものかと思う。
金田伊功を送る会
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去る7月21日、心筋こうそくのため死去した金田伊功(かなだ・よしのり)を送る会が開催されます。日本のほとんどの(著名な)アニメーション関係者が参加する予定です。 故人の活躍の幅広さと功績の大きさを実感できる催しにしたいと思います。 業界関係者だけでなく、一般の方の参加も歓迎いたします。
開場=18:30 開式=19:00~21:00
入場無料 ※但し、入場券(座席指定)が必要です。
会場 杉並公会堂大ホール 定員1,200名
入場券(座席指定)が必要です。当日は配布いたしません。
参加ご希望の方は下記よりお申し込みください。
締め切りました。
会場には消防法により規制される定員がございます。定員に達し次第、参加を締め切ります。
参加資格は特にありませんが、お子様、特に5歳未満の幼児は入場をご遠慮下さい。
締切り:定員になりしだい締切ります
発送:8月24日すぎに到着するように入場券を発送いたします。
当日の催し:関係者によるスピーチ、代表作の上映などが予定されています。
平服でご来場ください。アニメーターのふだんの格好で良いという意味です。短パン、Tシャツでも良いのでは。アロハはどうでしょうかねえ。もちろん弔意を表すスーツ姿でもけっこうです。
主催:有志一同 共催:アニメーション制作各社一同 事務局:アニドウ
協力:日本アニメーター・演出協会、他
ご質問はなるべくメールでお寄せください。
入場券の申し込みはメールでは受け付けられません。
発起人 ※順不同/敬称略 7/31更新
高林久弥(日本アニメーター・演出協会世話人)
黒沢守(スクウェア・エニックス・コンテ班)
上妻晋作(スクウェア・エニックス・コンテ班)
芦田豊雄(日本アニメーター・演出協会 代表)
宇田川一彦(日本アニメーター・演出協会 副代表)
松元理人(トムス・エンタテインメント専務取締役)
原康晴(コロムビアミュージックエンタテインメント代表執行役社長兼COO)