はてなキーワード: リクナビとは
俺が前にかかわっていた採用活動の場合。非技術企業の技術系の現場でマネージャやってました。新卒採らない会社なので中途しか知りません。
1.「人が足りないので死にそうです。具体的にはこんな人がほしいな!」と稟議をあげる。
2.稟議が通ったら人事がそれに応じて求人を出す。多いのはリクナビネクストとかのWeb求人。紹介予定派遣はハイリスクハイリターン。
3.書類のフィルタリングは人事→人事の上司→俺の3段階で行われる。「年が若くギャラが安くて済みそうだが技術的にはどうなのか書類でまず判断して?」見たいな感じの質問。短期間の転職がヤベエとか学校卒業した後間が空きすぎとかわかりやすい突っ込みどころのある人間は人事が排除してくれる。
4.履歴書と職務経歴書を見て過去の経験を判断。というか大体この時点で「とりあえず会ってみっか」というレベルには到達している。ただごくまれに人事が「応募書類の熱意を評価しました」と多少トンチンカンな方を持ってくる場合もあるのでその場合はなるべく角を立てないようにお断りするが、お断りのためだけに面接することもある。
いやいや、利用(≠信用)しろと言ってるだけだ。
景気動向や、求人率をリアルに知る事のできる立場に居るならともかく、
そのあたり調べるのには手っ取り早いでしょ。
いや分かるよ、確かに俺がいる会社は零細企業で自転車操業状態。それは認めるよ。だから転職しようと決めたんだ。そっからリクナビとか見て実際、今現在エントリーしている求人があるよ。
俺的には徐々に自分のエンジンかけて行ってやってこうと思ってるわけ。働きながらの転職がしんどいってのは、この会社入るときに経験済だからよ。
でも、それじゃ認めてくれないんだな、何だよ「履歴書たくさん送ってみたら」って。今の時代ただ送ればいいってもんじゃねーよ。職務経歴書だって、送付状だってつけて送るのが当然だろ。なんか簡単に考えすぎなんだよ。それに履歴書って写真一枚にしてもコストかかるんだよ。スピード写真と写真館で撮ったものでは、やっぱ違うんだよ。そういう細かいところにも配慮しないと人事の目には留まらないんだよ。
アルバイトの面接じゃないんだからさ、そんな簡単に言うなよ。受けようと思う企業にはまず企業研究して、自分のやってきたことを照らし合わせて、その企業の求める人材と自分とが、どうひっかかるかを探らないといけない。それを志望動機なり自己PRに落とし込んでいくんだよ。
それで面接の機会がもらえたら面接で聞かれそうな事を想定してスムーズに応えられるようにしておかないといけない。とにかくやることってたくさんあるんだよ。しかもそれを仕事しながら次の転職先を探さないといけないんだからさ。もうちょっとじっくりと俺のペースでやらせてよ。
「自分のペースって何?」とか言うなよ。就職活動甘くみんなよ!氷河期世代なめんなよ!それぐらい慎重にやることのどこが悪いんだよ!つーか当たり前だろ!
結婚のために年収の多い企業っていうけどさ、もし仮に良いところに就職できて望む年収を得たとしよう。でもその会社が業績不振で給料カットってなったら君はなんて言うの?また「転職活動したら?」なんて言うのか?
先立つものがいるってのは分かるが、本当に愛情があるのか?
inspired by http://jp.techcrunch.com/archives/20090602search-smackdown-bing-vs-google/
ただし日本語
googleはブログやニュースなどの記事がメインで、必然的にMSのbingばかりになるが、bingはサイト名にbingと付くさまざまなサイトが出ている。
つまりgoogleが話題を追ってるのに対し、bingはサイトを追ってる。結果、bingは多様性がある。
2ページ目も似たような物だが、googleでは若干はてな以外も現れ始める。
以降、3,4,5と進むにつれはてなドメインが鳴りをひそめるgoogleに対し、bingは10ページになっても相変わらずはてなドメインばかり。どうもbingはドメインやタイトルを重視してる気がする。
似ているといえば似ている。
しいて言えばgoogleは個人名・店名・企業名と万遍ない感じだが、bingは店名・企業名などが多いように感じる。
しかし、なんといっても決定的な違いは、googleがココをトップに持ってくることだろう。
方向は色々あるものの、似たようなものといえば似たような物。
逆に言えば初っ端にしては上出来かもしれないbing。
まぁまぁ。
そういう言葉尻はどうでもよくて、要は「ハロワなんか行かないでリクナビなり何なり使って家で探せばいいんじゃないか?」ってことだよ。
とりあえず行きたい会社とかを語る。酒の席だったりする。
そこで何となくリクナビ登録してエントリーする企業を考える。この過程で何度も何度もあーでもないこーいうつもりでもないと思いながらもできあがるエントリーシートは抽象的でなんとなくそれっぽい志望動機とどこかで見たような自己PRに独自っぽい研究内容を付けてるだけのすっからかんなペラい物になる。本音を言うと「テンプレ通り書け」と言われる方が楽だ。「本人が動機も何も説明できない、今までにしたことのないバイトでのリーダー経験」をでっち上げると就職とか以前に説明会にもたどり着けない。
そのペラいエントリーシートを提出するがすんなりは通らない。貴方の今後をお祈りしますって言われる。
決まらないがとりあえずスーツは必要。とりあえずこれはみんな青山。
説明会が始まるとこれまでの自分の怠惰な生活バランスの都合は無視して朝から起きて電車の乗ることに。でも「エントリーシートが通ったんだから就職は目の前のハズ」等と親に言われる。東証一部の商社だったハズが地方のスーパーの営業になったのに。(極端だけど職種変更はザラ。あまり大きな問題はない)
面接にこぎ着けると今度は履歴書が必要なのでまたエントリーシートと同じように内容を違う言葉で考える。日を跨ぐと別の予定があるので素早く書く。なかなかまとまらないが自己PRと志望動機は新しく追加する。何を作るかは分からない会社だが何となくテレビやネットで見た感じに妄想して夢とかをつくる。
放っておくと少量の自己PR、少量の志望動機、大嘘な経験値、リーダーの経験、学歴のバグ、労力の割に効果があまりないような話、壮大な資格取得計画がブチ上がってきた所を就職課に思いっきり怒られる。
(学歴バグは年齢を見ただけで分かるような無茶な物のこと。例える必要性がない)
自分はこの段階で死にそうになっている。一応存在する前期の試験が迫ってくると当然毎日徹夜して履歴書を作成していくのだが、なんど書き直しても「(君の人生は)つまらない」「ここはこういうつもりじゃなかった」「文にすると面白そうに見えないから書き直して」「志望動機が気にくわないから質問をされな~」「やっぱこうの方がいい」「昨日の奴の方がよかった」等の必殺技に返り討ちにされる。単位が足りていない場合は教授に頭を何度も下げに行く。前期中には当然決まらない。その分のしわ寄せは後期に行く。毎日毎日よく知らない企業に頭を下げに行く。
何となくあがってきたプランナの仕様を眺めながら作る。ただし細かいことは何にも書いてない。オプション画面と一言だけ書かれているならましで、オプション画面の存在が伝えられていない事もザラ。その当りは必要そうな設定項目をプログラマが洗い出してデザイナが全体の空気を読んだ画面デザインを構築して己のインスピレーションを信じて勝手にプログラミングする。とりあえず作った物を見せると「俺の指示と違う」等と言われることが多い。指示なんかないのに。ただしこれがそのまま使われることも良くある。
開発が中盤に入る頃には履歴書がしっかり上がって……いない。絶対。時間だけが無情にもすぎるが未だ業界が定まらない。分からないところは逐一聞きながら説明会を受ける。聞かないでも受ける。運が悪いと自主性がなかったと言われる。ひたすらお祈りを食らう。社風と合わないとか君は浮いているとか。社風なんて風通しが良いくらいしかなかったりするし。履歴書の写真が気が付くと病んでいる。絵の枚数が気が付くと増えている。端っこが破れている。単位が足りなくなる。後期で何とかしろと言われる。もう後期だ。
4年生終盤。無職が確定的になってからマイナス思考を削ってみる。最初からそれはいらないと言われ続けた場所を削る。最初から入れなければもっと早かったのにと毎度毎度言われ続けていたがブサメンは変わらない。雇用形態は派遣でもいいとか言い出す。それで支社をだしただろうに。やっぱり正社員がいいとかこの期に及んで言う。残りの日数は割とはっきりしているのでギリギリまで活動する。リクナビにデータを必死で打ち込む。「完璧だね。挫折とかしてないの?」とか言われる。それは俺が削ったんだ。頻繁な会社訪問をしながら最後の望みにかけていく。何度行っても残り物だと思われている。そろそろ来年の採用とかぶるのはやめたい。求人足りないので勝手に落ち込んでる。無理矢理笑顔を作る。死にそうな顔をしているが激太りもしてる。
卒業前に学長が偉そうな顔して我が校の就職率は高いと雑誌やブログにコメント。
卒業してニートと言われる。世間一般的に無職ならば学歴と本人のせいにされて(頭が悪かったから、本人が活動しなかったからと思われている)場合によっては社会が悪いことにもなる。(不況とか)このためどんな企業も採用しないくせに求人だけは出す。たとえ採用しないでも求人実績があれば叩かれるのは自分じゃないもんね。時間と電車代を出さないのにこれをする企業が時間を無駄遣いさせる。ニートは就職したいかどうか分からない。
突然暇になったので、所感でも書いてみたいと思う。
↓
説明会
↓
↓
こんな流れのようだ。
僕は情報系ということもあって、初めからIT業界を志望していた。だから業界研究はせず企業研究だけ行った。
自己分析も特にやらなかった。だってESにしろ面接にしろ尋ねられたことに素直に(ちょっとした脚色は必要かもしれないけど)答えればいいだけだから。
ちなみに僕はサークルも部活もしていないので、アルバイトと学業のことしか話題にできなった。この二つだけでも十分だと思う。
ものの本によると就職活動は3年生の夏ごろから始まるらしい。いろんな企業さんがインターンシップを実施しているからだ。
僕もインターンシップに参加するかと思い立ち、申し込んだ。だが、途中で面倒になって投げ出した。なぜかと訊かれても本当に面倒だったからとしか言えない。
芽生えかけていた就職活動へのやる気は霧散して、僕が就職活動を再開するのは11月頃だった。
メーラーを見るとリクナビ2010に登録したのは2008年の11月6日。6月にサイトがオープンしていることを考えると、だいぶ登録するのは遅かったのかもしれない。
それから説明会に参加し始めた。
有力なIT系企業は東京に集中している。僕は地方に住んでいるので、説明会に参加する度に上京することになった。交通費・宿泊費・食費は合計で10万を軽く超えたと思う。
志望している企業は3~5社あった。そこの説明会に参加するときの空いた時間によさげな企業の説明会を突っ込んで、合計で20社ぐらいの説明会に参加した。
筆記試験の対策は1月ごろから始めた。参考書を買ったり借りたりして問題数をこなした。
僕が実際に受けたのはSPI,テストセンター,CAB,Web-CABの四種類だけだった。
テストセンターが一番簡単(使い回しもできる)で、Web-CABが一番難しかったと思う。とあるデー子で結果を教えてもらったのだが、6~7割ぐらいしか正解していなかった。だけど、それぐらい取れていれば十分だとも言われた。
これは上でも書いたように素直に自分の意見を相手に伝えただけ。少しかっこつけたりはしたけれど、捏造はしなかった。
自分のやり方が絶対に正しいとは思わないけれど、面接官に好かれようとする受け答えよりも、正直なほうがぼろが出ないんじゃないかと思う。
そして面接が何回か行われて、最終面接を通過したら内々定が出る。
内々定がでると就職活動が終わる。僕の場合はGW直前に本命の最終面接があり、GW明けに内々定がもらえた。
中々良い感じで就職活動ができたんじゃないだろうか。
すごい人はもっとすごいけど、駄目な人と比べたらこれで上出来だと思う。
事業内容・福利厚生・労働環境あたりはきちんと調べたほうがいいと思う。個人的には月200時間残業するのが当たり前なところには行きたくないし、興味の持てない仕事もしたくない。
それと何事も早め早めが大事。
面接も筆記も早めに取り組んでおけば気持に余裕が持てるんじゃないかな。
最後に面接で一番大事だと思うことを書いておく。
それは、運。
自分以上に面接対策に努力してきた知人がいるけれど、面接で落ちまくっている。
知人が僕より劣っているとは思えない。むしろ入退室のマナーや滑らかな受け答えを見ると、僕より数段すぐれている。
彼と僕の間に差があるとしたら・・・それは運なんじゃないかな。
2008年度の予算達成率は7%だった。たったの7%だ。これは本格的にやばいかもしれんね。
原因はトラブル案件が連続したときの評価損がすぐに計上できなかったこと。というよりも評価損をすばやく計上できる人間がいなかったこと。次に案件に参加できない人員のための人件費が年間1億2000万円にのぼったこと。そして顧客の7割が金融関係と保険関係だったこと。つまるところ会社に体力がなかったのだろう。だが最も大きな原因は、入社する際に私がそれを見抜ける目を持っていなかったことだ。
4月に入社したときは、これから起こることに胸を躍らせながら毎日研修に精を出していたが、6月にOJTで大手SIerに要因派遣として派遣されてからはひどいものだった。まず明確な上司がいないまま派遣されたのでサポート体制なんてまったくない。「何かわからないことがあれば聞いて」と言われたことは入社してから一度もない。ただの一度もね。極悪なまでの放置プレイがデイバイデイ。何か問題が起こったときに誰に連絡をとっていいのかわからないレベル。幸い問題は起こらなくて良かった。毎週提出している作業報告書に、判断を仰ぐ旨、またプログラミングでわからないことを記載しているのに返信すらない。最初は「あぁ、忙しいんだろうなぁ」と楽観的に考えていたが、毎月何人か辞め、経験者を何人か採るというサイクルを繰り返していることに気づいたとき、新卒を育てる気がないのだと悟った。もういい、内輪だけで仲良くやってろ。
「○○が今のままだと会社としては非常に厳しい」
と、なぜかいきなり私に文句を言った。なんていうかビックリして鼻くそとかほじりだしそうになった。そして「今うちには即戦力が欲しいから」と言ってのけた。お前が上層部から利益を確保しろと言われてストレス抱えてるのは知ってるし、頭髪の薄さも尋常じゃないことになってるのは見ていて残酷だと思う。残念だと思う。薄毛にも関わらず、腕が体毛にビッシリ覆われているのは落ちこぼれの山賊みたいでどこか哀愁すら感じる。でもそれって1年目の私に言うことなのか。こんな会社がリクナビに堂々と
『未経験の方でも安心です! 研修とその後のサポートでうんぬん・・・』
と、ペチャクチャのたまってるのを見ると矛盾の度が過ぎてて吐き気がする。私がこう書き足しておいてあげたい。
『入社後一年間でプログラミング言語2つ, SQL, データベース, TCP/IPさらには担当業務の業務知識をマスターしてくだしあ』
そんな人が仮にいたとしましょう。絶対にうちには来ないでください。死ぬほど徹夜することになります。ご苦労様です。そんなスキル求められたら去年一年間で基本情報技術者(笑)とOracleSilver(笑)しか取れなかった私では足元にも及びません。あれ? 資格手当が出るって言ってたのに、まだ振り込まれてないぞ? ぶろんずとしるばー取るだけでもかなりお金かかってますよー!! 給料安いからつらいですよー! しるばー!!
人のことをけなすことしかしない人間の下で、またこの状況が変わりそうもないので、来年一年間は仕事中に欲しい資格の勉強と、簿記2,3級を取得してさっさとヤメよう。有給も全部使ってあ・げ・る。はてダに『簿記2,3級を効率よくまとめて取る方法』みたいな記事あって面白そうだし、試してみようと思う。そしてさっさとここでの物語を終わらせて次にいこう。そのためにも紙の上でアピールする手段として資格は重要になる可能性がある。もちろん経験と知識によって得たナマの経験値に勝ることはないのかもしれないけど(私はそう思っている)、目標を達成するための1つの手段として資格を取得しまくることにする。たぶん今の現場も3月で終わりそう(切られそう)だし、何もやることがない本社でのうのうと資格の勉強をしよう。何か文句言われてももう何も怖くない。辞めてバイトしながら勉強しても良いと思うし、手段ってのはそこらじゅうに転がってるものだ。
部長に愚痴を言われ、欠点ばかりを指摘され、ビタイチ褒められなかったことをバネにモリモリとやる気が出てきた。私が無能なのは会社のせいではないし、自分が今こんな状況になったのも自分の責任だと思えば、毎日目の前のことを一生懸命やれるのかもしれない。人生に意味なんてないけど、勉強してみよう。ほら、梅田望夫も言ってたでしょ。直感と自分を信じろとかなんとか。あの人の考え方の全てを肯定するわけではないし、むしろ私としてはひろゆき氏の発言や、id:fromdusktildawn氏が展開する極論のような、ある種の芯を食ったような物事の見方や捉え方が好きだ。
でもとにかく今年一年間はドブに捨てて、好きなことをやらず、遊ばず、飲まず、打たず、勉強するって決めたんだ。もちろん毎日そればかりしてたら気が狂って著作権担保に詐欺とかしちゃいそうだから、ある程度の息抜きはしまくるけどさ。とにかく自分の好きなことにつながる可能性にかけてやってみるよ、もちお。今まで散々ドブに捨ててきた時間を思えばまた一年間ドブに捨てたくらいどうってことないよね。前述した内容と論理が破綻しているのかもしれないけど、とにかくやってみるよ。
こう思ったのは「はてな」を毎日見てきたってことが影響しているのだろうし、現にいろいろな考え方を見て参考になった。だからこうして感謝するよ。心からありがとうと言いたい。近藤夫妻に心から感謝したい。今まではてなに携わった人間全てに感謝したい! あなたたちは今、1人の人間に何かしら影響を与えました。しかもその人はあなたたちにけっこう感謝してます! 表彰!! なんて感じで。
今の会社における自分を諦めずに「よっしゃ! 私が会社を立て直す!」とか少しも、微塵粉塵レベルですら思わなかったのも何かの影響なんだろうけどね。今まで気づかなかったけど私は意外とポジティブなのかもしれない。そう思えたのもはてなの(ry
そのうち資格取得ダイアリー立てて勉強記録つけるわ。そのときはせめてもの感謝の印として、はてなの有料オプション使わせていただきます。仕事クビになってしばらくカード止まったりしたらそのときはごめんね! すぐになんかしらバイトするからさ!
もう貯金もなくなってきたので金曜日についにバイトの面接に行ってきた。
結果は採用。
おめでとう!社会復帰の第一歩だ!
・・・なんて気持ちにはまったくなれない。
働きたくない。働きたくない。働きたくない。
さっき、駅にいたとき電車に飛び込むのはどうだろう?という考えがふと頭をよぎった。
深呼吸してちょっと気持ちを落ち着かせる。駅のホームのベンチで考えてみる。
学生時代のバイトは結構辛かった。時計が進むのがのろいのろい。しかも夜のシフトとか一番めんどくさかった。
定時出社の正社員のほうが時間が過ぎるのが早かった思い出がある。
だったら正社員で採用してもらえる会社に応募したほうが、結局はいいんじゃないだろうか?
というわけで、リクナビネクストにアクセスすることにした。今日中に10社申し込む。これは増田と増田の約束だ、というかやけくそだ!
毎日のようにある説明会やセミナー。10月末になり、周りがみんな就職活動をしているのを見て焦り、とにかく始めてみた就活だけど、十二月に入ってすでに息切れ。
合同説明会に行き、言われるがままに書いた「コミュニケーションシート」(だっけ?)を書いて、企業のブースで渡したら、なんか「エントリーしました」みたいなメールが来るし。
毎日メールは大量に届くし。
去年の売り手市場とはわけが違うとか脅しをかけられるし。
交通費はかかるし、バイトもあんまりできないから金ないし。ああ、鞄買わなきゃ。
「就活のバカヤロー」って新書読んだけど、リクナビとかにとっちゃあ学生は商品なんだってね。考えてみればそうなんだけど。
なんで自分がいる世界がデファクトスタンダード!と言いたがるんだろう。
なんで調べもせずに、この業界には転職コンサルはいないと断言できるんだろう。
リクナビぐらいしか見ていないんだろうか。
73年生まれの私
それでもようやく地方国公立大学に入学。
でもってついでに教職とったけど、就職したくなかったので大学院に
でもってドクターは就職できなさそうだったし、教師になる前に社会を知らないとと思って
どうも、ITバブルだったみたい。
なので、就職もしやすかった。
でもって、実はその会社IT大手の子会社で、そのうちガラガラポンで元の大企業に吸収。
気がついたら、大手のITベンダーで働くサラリーマンになってた。
大学生の頃はダブルクリックも知らなかったのに、今ではオブジェクト思考がどうとか適当な事ほざいてる。
偶然のタイミングがほとんどだけど、なんとなく適当に生きて来ても何となく生きて行けるもんだと最近よく思う。
周りのみんなから
「お前がよくサラリーマンなんてやっているな」
と言われるけど、学校大好きだった(勉強じゃない)僕に取って会社は楽しい所。
遊びに行っているようなもん。
全然苦痛じゃない。
自分と同じ高校の同級生で、社会的にも成功している人は大勢いるけど
うらやましいと思う事はあるけど
やっぱり身の丈にあった形で流れに身を任せる事が、人生をうまく生きて行くコツなのではないかと時々思う。
この10年後に、同じ事をほざけるかはわからないけど、今の所はそんな感じ。
まったくなんてやつだ人生は。結局勝ち馬に乗ったやつが勝つゲームじゃねえか。僕は今日も布団にくるまってそう呟いた。だから成功するか、しないかなんて確率なんだ。よって、僕はここから動かなくてもいい。布団のなかはとてもあたたかで、やわらかくて、僕の汗の臭いがする。もういい加減干さなきゃだめだろう。しかもそろそろ布団を薄くしなきゃならない季節だ。面倒すぎて気がめいる。時間なんか止まっちまえばいいのに。
新着メールは来ていない。就活で出合った岡山の女の子と先ほどまでメールをしていた。しかし、もう返ってこなくなった。だいたいからして口説く気がまんまんに満ち満ちたメールを返してくるほど今の女子は暇ではない。ま、今までがラッキーだったということで。
とりあえず言い訳をして、僕はテレビの電源を入れた。DVDの電源もつけて、いつものようにCUBEの映画を見る。もう何回も見ているから、内容は諳んじている。僕はこの映画が好きだ。現在の社会で生きている僕らの人生はこの映画と同じような状況だと思う。その中であがく彼らを見るのが好きだ。そして、どうにもならない結末だからこそ、余計リアルだ。
淡々と進む映画を見ていると、いつも僕は自分が皮肉屋で、動きたがらない登場人物、ワースになったような気分になる。こいつの気持ちがすごくよくわかる。初めて見たときはすごくいらいらした。知識持ってんだから動けよ馬鹿、と言いたい気分にもなった。しかし、バカでっかいCUBEみたいなこの社会では、こいつの立ち位置が一番楽なんだ。誰にも迷惑をかけない確率が高いからだ。女の子に後ろから笑われることもない。グループディスカッションで誰かの足をひっぱることも、ひっぱられることもない。だから役員面接で緊張と圧迫でボロクソに評価されることだってない。学校で「イラっとする」と陰口を叩かれ、うざいやつという烙印を押されることもない。布団は本当に暖かい。
未練がましいやつだな、と自分でも笑う。メールのタイトルをちゃんと消せているかを確認する。ふと、昔の彼女を思い出す。Re:とかついてると何故か怒り出したっけな。僕にはいまだになんで消さなきゃいけないのかわからない。本文を読んでいると、つとめてやる気をださないようにしている僕の努力がよく見て取れた。たしか考えたテキストの量はこの三倍にはくだらないと思う。書いては消し、書いては消しでようやくできたこの結晶には、やっぱり不備が残っていた。東京に出てきたら云々、って書いちゃった。ダメねー、あたし。こうなっちゃうとだめね。
岡山の女子から送られてきたメールを見る。絵文字がとても可愛い。実際はもっと端正な顔をしているのに。じゃけん、とか時々標準語のガードからすりぬけて出てくるそんな言葉のイントネーションにすごく悶えさせられた。でも、そのあとの恥ずかしい表情がもっと可愛いんだ。だけど、メールはもう返ってこない。
きめぇな、自分…
自分で呟いた。画面では、クエンティンが独善性を発揮している。いいぞ、もっとやれ。お前みたいなのがいてこそ世界は回るんだ。セリフを口パクと同期させて発音してみた。数度やって、疲れた。なんで俺はこんな何回も見たDVDなんか見てるんだ?やり場のない怒りは、脳内で環境と化した登場人物たちに向くことはなく、ただ自分のなかの焦燥感に変換されただけだった。布団のあたたかさがじれったい。だが、僕はもっとそれにくるまった。露出した足に布団をたぐりよせ…
どうやら、眠っていたようだ。何分ぐらい寝たのかな?画面を見ると、クエンティンがいないぐらいなので、そんなに眠っていたわけじゃないだろう。佳境ってやつか。見すぎてなんとも思わないけれど。焦燥感はまだ残っている。腕の付け根あたりがうずうずしているのがわかる。動悸を感じれば感じるほどそれは早くなっていく。生きているのは面倒だ。僕みたいな馬鹿はうごかないほうがいいんだ。そう、ちょっと前までのワースのように。この売り手市場で、内定が出ないのは僕が馬鹿だっていう証明じゃないか。そう誰かも言ってたのを聞いた。バイト先だったかな?…それからのバイトは全部ブチった。電話も無視。だいたい、今の時間に動いたって何にもできないだろう?あたりを見る。夜だ。もうそろそろDVDも終わる時間だな。
ふと足元で、何かが青色に光るのを見た。なんだろ?
携帯が落ちていた。これってことは。拾い上げて、ボタンを押す。メールが来ていた。サイレントにしてたんだな。
そう思ってメールを開く。
そのメールの内容はよく覚えていない。ちょっと前のことなのに。ただ、東京に出るときに絶対連絡します!って内容と、ハートマークの絵文字がふたつ入っていたことは覚えている。あと、もしかしたらGW明けに本社面接が入るかも、って書いていてくれたのも覚えてる。なんとなく、年甲斐もなく嬉しくなった。もう充分に僕は諦めていた。今までのことすらラッキーだったと、本当に諦めていたのだ。それが、こんな形で、彼女が、僕に、返信してくれるなんて。何故か涙が出そうだった。馬鹿みたいだってことはわかってる。だけど、胸が一杯になって、ありがとうって気持ちすらわいてきた。GW明け、か。どきどきする。わくわくもする。テレビの画面をふっと見た。ワースがレブンの手を握ったところだった。ワースが立ち上がろうとするシーンだ。手を、握ったんだ。死ぬな。死ぬな。何度も見ている映画のシーンなのに、記憶が出るのが一瞬遅れた。その一瞬ののち、あのシーンが、あの顔が、この液晶画面いっぱいに…。僕は、目を瞑っていた。はじめてのことだった。今は、ワースには殺されて欲しくはなかった。そう、今は。レブンにも、殺されて欲しくはなかった。ちらっと、やる夫のように、片目をうっすらと開いたとき、写っていたのは
カザンの、そう、脱出のシーン。
嫌いだったこのラストが、今は、ちょっとだけ、わかるような気がするなぁ、と思えた。理解なんかじゃなかった。同意の写像に近いものだった。
だけど。だけど。僕は少しだけ今日は思う。どんな人間でも、どんな馬鹿でも、一歩を踏みしめて歩きだすことは、このようなものなのかもしれない。
神々しい光に満ちて、まだ見ぬ未来が待っているような。
気がつけば僕は親しんだ布団から這い出て、メールの返信を頭の中で妄想しながら、パソコンの前に座ってGW明けに着ていく服を探している。今着れるのはボロボロの茶色いパーカしかないから、それじゃ不釣合いだろう。まだ見ぬ未来ってやつには。
ウェブデザイナーになりたいです。
XHTML+CSSでのサイト製作は経験があります。Photoshopも使えます。
その他プログラミング言語については現在勉強中です…(PHP+MySQL)
今まで極普通にIT/WEB関連企業を中心に就職活動していたんですが、フォトショとCSSで色んなデザインを作ったり、ぽちぽちコーディングするのがもともと好きで、そうだ、じゃあウェブデザイナーとかやってみたい、と今更になって思いました。
ですが、どういう会社にいけばいいかわかりません…ウェブデザインを専門にやっている会社、というと、雑誌とかでいろいろ見かけるのですが、リクナビなどではまったく見かけません。おそらく直接企業にアポイントメントを取るのが正しいのかと思いますが、リクナビでエントリーする場合に比べ、そうした方法はアポイントメントに対する本気度が高く捉えられ過ぎてしまうのではないかというのが不安です(皮算用的ですが…要は数当たって合った会社をみつける、というような普通の就活の方法が取れないのではということ)。