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2023-11-04

メキシコでの角田裕毅のレース

あれが彼のF1での3年間の集大成だよな。

あの大チョンボをこれからの糧として活かしていく、とかコメントしているみたいだけど。

いや1年目2年目ならともかく3年やってあれをやってしまうのであればそれはもう結果だよ。

幸い彼には来年もあるので、ミス反省してこれからに活かしたいとか言えるんだけど、

なんで来年があるかと言えばそれは彼がホンダペイドライバーからという理由だけなものだし。

本来であればリアム・ローソンと交代だよ、トロロッソ/アルファタウリの伝統からすれば。

最後の年のクビアトみたいにいい走りをしていても4年目がないのがあのチームなんだから

どこまで本気で言っていたのかわからないけれどブラジルでも競争力があるはずだから、とコメントしていたようだけどあるわけないじゃん。

あんメキシコサーキットみたいな超特殊環境だけで速さを発揮した車が、その他の場所で速いわきゃない。

メキシコでのアルファタウリの速さ。

あれは我慢して我慢して我慢して我慢仕事をずーっと忍耐強く続けた末に訪れるボーナスタイム千載一遇のチャンスなんだ。

それを不意にしたらもうしばらくは何も来ないよ。

とにかく何事もそうだけど出来ないことをやろうとしてはいけないんだ。

チャレンジとそれはまた別のものなんだ。

にしてももったいなかったよな。

おっ?こんなこと書いたらスプリントシュートアウトで6位に入ったみたいだな。追記部分

でもまあスプリントではバンバン抜かれまくって終わるんじゃない?

DAZNまだ見てなくてweb記事読んだだけだけど、

他がタイヤ温存したのに対して新品使ったから、ってのが6位獲得の理由なんじゃないの?

結局、ああ惜しかったねえで終わるパターンのやつだろ。

角田スプリントでいいレースをした。追記部分

松竹梅でいえば竹のレースだ。

フェラーリルクレールメルセデスハミルトンと戦いながらの6位に入賞は結果として素晴らしものだ。

アルファタウリのマシンブラジル戦闘力がある。

スピードがあるし、何よりタイヤのデグラデーションが少ない点が優秀だ。

他がすべてタイヤに苦しんでいる中、アルファタウリの角田リカルドだけは比較的良好にタイヤマネジメントが出来ていた。

角田が6位に入れた要素はいくつかある。

・まず運にも恵まれていた。

SQ3でオコンがアロンソとの接触クラッシュしたこと赤旗セッション中止となった。

それによって角田ギリギリ15位でSQ2に進むことが出来た。

おそらく、赤旗がなければ角田のSQ3のタイムであれば他に抜かれて15位以下でレーススタートすることになりポイント獲得は望めなかっただろう。

メルセデスマシンがよくないこと。

今回のメルセデスマシンセットアップ戦略は正しくない。

2つのDRS区間でのオーバーテイクが定石であるブラジルストレートスピードを捨ててコーナーマシンに仕上げてしまっている。

それが要因なのかは定かではないがタイヤのデグラデーションが酷い。

結果としてハミルトンスプリントレース終盤大きくペースダウン、ルクレール角田オーバーテイクを許した。

もしも、角田がペースダウンしたハミルトンを一発で抜くことが出来ていればルクレール勝負を仕掛けてオーバーテイクするチャンスがあっただろう。

それが出来ていれば松のレースだったと言える(結果としてフェラーリを抜けなかったとしても)。

無理なこと、出来ないことをしてはいけないがギャップがあるなら一発で仕留めなければいけないのがレーシングドライバーだ。

ハミルトンルクレールはともかく格下の角田には譲るようなアクションはしてくれない。

それでも、あっと言わせるようなオーバーテイクをしてみせる。

そしてミスをしない。

最上級クラスドライバーに求められている仕事はそういうことなのだろうと思う。

 
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