数年前までは学生で、いわゆる思春期というものにぶち当たってきた。
そういった時期は通常心が不安定になりやすく、不登校になったり鬱病になったりしやすい時期の一つだと言われているが、その傾向は自分にもあった。
まずそのうちの一つが「とにかく考え過ぎてしまう」ということ。今覚えばそこまで考える?みたいなことまで異常なぐらい考えてしまうのだ。
先ほど思春期という話をしたが、もしも考えすぎたり心が不安定な時期を思春期と定義するならば私は生まれてきてから成人するまでずっと思春期だったような気がする。それほどネガティブで後ろ向きでどうしようもなかった。
まず基本的に自分のことが嫌いで、自分の敵は自分だと本気で思っていた。一度そんな思考が災いして身体を壊したが、入院している間もずっと自分のことを責めていた。
休まなければならない状況なのにも関わらず休めず、親や友達が頑張ってる時に何をやってるのだろうとご飯を食べながら泣いたりもした。
なんのために生きているんだろう、と考えて結局結論が出ずに泣き疲れて眠ることもあった。
そしてそれとは別に常にしていたことが「人と比べてしまう」ということ。
例えばバイトで自分よりも後に入ってきた年下の子が自分よりも仕事ができていた時に「自分はなんでこんなこともできないんだろう」と自己嫌悪に陥った。
でも、大人になった今だからわかるのだが、当時の私は「あえてマイナス思考になっていた」のだと思う。
例えば仕事でできないことがあって自己嫌悪に陥った時、「じゃあどうしたらそれができるようになるのか」というところまでは考えていなかった。
自分はダメな人間なんだ、何もできないんだ、というお決まりの反省文句を自分の中で並べて、そこからどうしたら良くなるかという改善点を自分の中で提案せずにただ眠る、ということを繰り返していた。
つまりは本気で悩んでいたのではなく悩んでるふりをすることで、自分は逃げていたのではと思う。本当の原因から目を逸らして、他人に責められないように予防線を張っていたのではないかと。
自分を守るために自ら自分を傷つけて被害者ぶっていたのだから傷つけられた自分はたまったものじゃないし、勝手に新手の自慰行為みたいなものを見せられた他人もドン引きだろう。
ただ当時の私はすごく必死だった。
自分のことが本当に嫌いで敵だった、だからと言って味方も特にいなかった。本当はそうではないのに。
最近は(少し大袈裟だが)自分のことしか信用できないとすら思っている。
又味方が誰もいないわけでもない。
私のことを気にかけてくれてる人はたくさんいたのに、これまた被害者ぶって不幸アピールをしていただけだった。
ただそれは今だから気がつくことで、渦中にいるのではどうしようもない。ただもしこれを見てる同じ気持ちの人がいるなら少しだけ考え方を変えてみてほしい。
どうして自分はダメなんだ、ではなくじゃあどうしたら今の状態よりも良くなる?を考えてみてほしい。
そんな余裕ねえよ、でも全然いい。
「幸せはいつも自分の心が決める」とか「いじめられる方にも原因がある」とかそんな言葉は好きではないし、加害者や他人が言っていいことではないと思うが、自分で思う分にはいいと思う。
自分の考え方を少し変えれば今よりちょっとよくなるかなーとか、確かにここは直さないといけない部分かなーとかそれぐらいでいい。ぜひ心に余裕があれば考えてみてほしい。
この増田の言いたいことを要約する 私の意にそぐわない奴は失礼!ふんがふんがふんがふんが嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬