2023-07-24

コミュニティノート自体が新たなエコーチェンバー形成している悲劇

反ワクや怪しい健康商品詐欺的な広告についてるコミュニティノート有益だが

政府政策に対する個人見解や予想に対して、それに反論する意図政府公式見解やそれをソースにしたWikipediaを貼り付ける様な質の低い物も目立つ

これは荒い運転をしている人間事故心配をする意見を言った側に、その運転手や身内が「事故が起きるとは思っていない」と答えている様な物だ

また、現状のコミュニティノートには思想の偏りが見られる

実際、コミュニティノートが付けられたツイートを表示するアカウント、役に立つコミュニティノートhttps://twitter.com/HelpfulNotesJP)の内容を見ると

右翼的ツイートには殆どコミュニティノートが付けられていない一方で、左翼的ツイートにはコミュニティノートが多く付けられている

これをもって「左翼右翼よりも嘘をつく事が多いから」という主張をする人もいるが、Twitterには左右共に酷い言動人間は幾らでも居る

右翼側の例を挙げるなら根拠のない人種差別的なツイートやDappiの様な野党へのデマを用いた攻撃などがそうだ

だがそれらへのコミュニティノートが付いている事があまり見受けられない現状には違和感を覚えざるを得ず、現状の運用システム問題があると思われる

https://wasegg.com/archives/5251

https://www.asahi.com/articles/ASR3K51YMR3JUTIL00V.html

また、このシステム運用するTwitter自体が誠実であるかという点も考慮する必要がある

Twitter実質的トップであるイーロン・マスク氏は、かつて自分が嫌うメディア関係者アカウント一方的に凍結した過去があり、他者思想尊重する立場人物であるとは言い難い面がある

https://www.bbc.com/japanese/63995918

https://www.afpbb.com/articles/-/3443738

コミュニティノートは正しく運用されればデマ拡散エコーチェンバーなどの対策の1つになりえる

しかし逆に正しく運用されなければ、真逆の結果を招く

現に「コミュニティノートはほぼ誰でも参加・反論評価可能」なものであり、故にその内容は必ずしも正しい物ではないにも関わらず

今ではコミュニティノートが付いたという事だけで、「こいつは嘘つきだ」「コミュニティノートが付くのはやばいやつだけ」というコミュニティノート絶対に正しいものであるという前提で発言する者も目立つ

これはコミュニティノートというシステム自体を起点とした新たなデマと、それによる新たなエコーチェンバー形成されてしまっている事の証拠だと言える

Qアノンの様にデマを信じてテロを起こした集団がいた事を考えると、この人間思考を停止させる機能が追加されてしまった状況には悪い予感しかしない

  • 包丁の危険性を必死に訴えてるようにしか見えない

    • 包丁というよりも銃の方が適切 現状は「銃で狙われるような奴は犯罪者に違いない」 と言われているのに近い

  • 現在のコミュニティノートはすぐに廃止してイーロンが勝手に別のサービスでやってて欲しい

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