端的に言うなら、プロアマ問わずクラシック以外のジャンルで活躍できる取っ掛かりが少なすぎる。
それもあって弾ける人になればなるほど、クラシック一辺倒の価値観に染まりすぎているという問題があったり。
そもそもクラシックのヴァイオリンの奏法は「芯があって抜けがある音」を必ずベースにするという、原点にして絶対的なルールがある。
なおその根拠は、ヴァイオリンが生まれた当時のヨーロッパで、それが最も自然かつ上質な(≒耳に心地よい)音だったから程度の話にすぎないと推測される。
つまりクラシックの奏法を至上とするような価値観に、実のところ大した説得力はなかったりするのだ。
しかしヴァイオリンが誕生してから現在に至るまでの数百年間、ヴァイオリンの表現技法はクラシックな奏法をベースに、
もう少し具体的に言うなら「芯があって抜けがある音」で弾けることを前提ないし出発点にした演奏体系のもと発展してきた。
なのでクラシックな奏法を無視した全く別の体系の奏法、あるいは新しい奏法を開拓するのは容易ではないし、
クラシックに拠らない奏法を教えられる教室も指導者も、クラシックを教える先生に比べたらほぼ皆無と言っていいくらいに少ない。
というわけで多くの奏者はクラシック以外のジャンルでも、クラシックな奏法という「型」からどの程度外れても問題ないか…という物差しで演奏することを余儀なくされている。
このスタンスが、ライブや配信における選曲および機材の設定にも大きく影響していることは確実だろう(どう頑張ってもヴァイオリンに向いている曲が限定されてしまう)。
つまりヴァイオリンはクラシックな奏法によって守られているのと同時に、枷にもなっているのだ。
そんな、事実上クラシックの奏法で学ぶしか選択肢がない環境でヴァイオリンの弾き方を体得する人が圧倒的多数なため、
特に幼少から現在までヴァイオリンを続けている人ほど、知らず知らずのうちにクラシック中心の感性になってしまっていることもまた、こうした状況が好転しない一因になっていると考えられる。
上に書いた「どのようなジャンルでもクラシックの奏法から外れすぎない」ことに腐心する感覚に始まり、クラシックの奏法で演奏しないorリスペクトしない奏者に極めて冷淡な人が多いのだ。
別の言い方をするなら、相対的な価値観でもってクラシックの奏法に重きを置かない者を、ヴァイオリン弾きとして認めない風潮が強いということになる。
これはクラシック一辺倒で弾いてきたことにより、クラシックの奏法に拠らない弾き方で発せられた音に違和感が強すぎて、耳が受け付けなくなってしまった結果である。
要するに「生理的に無理」ということであり、更には
「たとえ同好の士であっても備えている知識や教養のレベルに差がありすぎると、話していて辛くなる」
という、美術とか文学とかでも普遍的にありそうな話でもあるので、この差別主義的とも言える空気はそう簡単に変わらないと思われる。
ヴァイオリンは本当に美しい楽器だが、クラシック以外でも輝く美しさに幼少から触れられる環境が、これからもっと増えていってほしいと願うばかりだ。
普通にエレキバイオリンでフュージョンでもすればいいのに。
それには最初からエレキギターを習うように、最初からエレキヴァイオリンを学べる仕組みが普通にならないと無理だと思うわ。 それでエレキヴァイオリン奏者の数がアコースティック...
エレキバイオリン普通にあるじゃん? https://youtu.be/_14igMWkSUA?t=240
現状ヴァイオリンは、少なくともクラシックのヴァイオリンは、ギターのような独学での上達が難しい。 なので楽器が売っているというだけでは不十分で、最初からエレキヴァイオリン...
Lindsey Stirlingとかカッコいいよ https://www.youtube.com/watch?v=jvipPYFebWc
好きなようにやれば良いと思うんだよね https://www.youtube.com/watch?v=FRKXeDGIwYI
ヴァイオリニスト的には勝井祐二あたりはどういう評価なんや?
わからんけど下手だと聞いてられないトップクラスなのもヴァイオリンじゃね ギコギコのこぎり
キモノの話どすなぁ(ニチャア
バイオリンの一番の強みは、数十人のハーモニーによって違和感なく大音量が実現できるところだと思う 電気的PAが発達した現代ではあまり意味がないかもしれないが
それでも今でもやっぱりヴァイオリンなどで構成されたオーケストラがたくさん活躍しているじゃん。テレビの歌番組見ても後ろでヴァイオリン奏者がたくさん弾いてたりするし。
ジャズヴァイオリンもなかなかええですやん。クラシックとはまた違ってて。
クラシック以外のバイオリンと言えばSUGIZOだな。
ミラコォ、ペインテェ~ング♪
まずフィドルではないか http://www.arc.ritsumei.ac.jp/folksong/inst/002.html
クラシックくらいじゃないかな。プロフィールに師匠の名前書くの。 そりゃ息苦しい世界に決まっているさ。 でもコパチンスカヤは自由だよ。ワイはヤンセンが好き。 来月ヒラリーハ...