2022-06-01

注文住宅で部屋を広く見せる方法

間取り検討しているときデザイナーと話をしながらいろんなノウハウを教わった

もう使うことがないノウハウなのでここで共有しておきたい

基本的には土地が(そんなに)広くなくても部屋を広く見せる方法

いろいろとテクニックを駆使してもらった

広い床を見せる

人間はとにかく広い床が見えていると広く感じる

床の上にモノを置かない、というのもあるが

リビングに入ったときソファに座ったときに床の見えている面積がどれぐらいあるか、が大事になる

また、大事なのはトータルの面積ではなく最大の面積になる

中途半端な大きさの床が2,3個見えているよりも1つの大きな床が見えている方が広く感じる

家具の配置をなるべく寄せて床を見せれば部屋全体が広く見える

間取りが決まっているとできることに限界があるが、注文住宅であれば間取りの段階でそうなるように工夫する

ダウンフロアは好みならすればいいと思うが、床は広く見えなくなるのでオススメしない

あれはそもそも広いリビングを確保できるような家がアクセント的にするものらしい

広い壁を見せる

床と同様に壁が大きいと広い部屋に見える

これも折れ曲がった壁や柱・窓で途切れた壁が見えていても広くは見えなくて長い壁が見えている必要がある

いくら注文住宅でも土地の大きさや形から最大限長くなる壁は決まってしまうのだが

その壁を半分とかに区切って部屋に分けるのでは無く、一面として見えるようにする

また、広い壁面があれば絵を飾ったり植栽を置いたりいろいろと遊べる

床と違って少しぐらい飾り付けをしてもアクセントになるだけで拡がりは感じることができる

窓があると途切れてしまうのでオススメはしない

光量が必要なら上や下などに作ればいいが

窓がないほうが外から見た壁面が大きくなるので家を大きく見せることができる

ただ、これは2階の窓も調整する必要があるので要検

広い天井を見せる

天井が広いと部屋が広く見える

吹き抜けがあると縦方向に拡がりを感じることができるが、狭いリビングだと逆効果になるし2階の空間を奪ってしま

これも広いリビングを確保できるような家のお遊びだと思う方が良い

ダウンライトペンダントライトもなるべく避けて間接照明活用すれば天井が広くなる

また、アイランドキッチン場合は真ん中に換気扇が来てしまうので天井がそこで途切れてしま

これも端に寄せるように工夫する(長い壁面側に寄せると壁が途切れてしまうので注意)

飾り天井なんかもオシャレに見えることがあるが、そもそも狭いリビングだと梁も少なくてあまり飾りにならない場合が多い

諦めて一面天井にした方が逆にスッキリしてオシャレになる

外と繋げる

広い壁を確保できたら、その端に掃き出し窓を作って外と繋げることで拡がりはさらに増える

このとき大事なのは壁・天井・床が外の壁・天井・床と繋がっていること

例えば床と窓に段差があると床が途切れてしまうので繋がらない

家の床が木材なら外もウッドデッキ壁紙が白なら外の壁も白色、などとにかく繋がってることを意識する

こうすることで家の中から見たときに外まで拡がりを感じることができるので面積以上の拡がりを感じることができる

当然、外からは見えてしまうので見えないような方向に掃き出し窓を作ったり、土地境界に大きめの壁を作るなど工夫は必要

この辺りも土地相談になるし、出来ない場合もあると思う

アクセントは思い切って一面に

よく壁にタイルを貼っているような家があるが、壁に中途半端に貼ってしまうと区切りができてしまって広くならない

貼るならどこかの壁一面にしっかり貼ってしま

中途半端テレビの裏側だけに貼っているようなのを見かけるが何が良いのか分からないしテレビの大きさが変わると破綻する

値段は張るが家の値段に比べたら微々たるものなので気にせず投資した方がいい

カーテンブラインド活用する

大きめの窓にカーテンを付けるとカーテンのものが大きくなり、端に寄せておいてもかなりの圧迫感になる

バーティカルブラインドなら小さくまとまるし内側に付けられるので壁の邪魔にならない

これも通常のカーテンに比べると効果になるが微々たるモノなので気にしない方が良い

外のライトは多めに

窓が大きく開放感のあるリビングを作っても

夜になると外が真っ暗になって非常に怖いリビングになってしま

また外のライトが少ないとガラスが内側を反射して外の景色は見えない

掃き出し窓の外はライトを多めにしておいて、夜はなるべく部屋の明かりを落とすような工夫が必要

とはいえ明るすぎると目立つ家になってしまうので微妙な調整が必要

できればライトの種類や向きを調整できるように計画しておくと良い

自動ライティングとか自動カーテンが開いたりとかもあるが、そこまでやると値段が張るので気にした方がいい

家具は最低限

ソファテレビ台などの家具は壁や床を隠すので最低限のものにする

もちろん好みのもので良いがリビングに置くべき家具は厳選する

他に使いたいモノがあれば別の部屋に置くことも検討する

特に収納は壁の中に隠すなど間取りの段階で検討する

リビング階段にするなら階段下の有効活用も考える

とにかく面を大きく見せる

だいたい以上だが、基本的には大きな面が見えるようにする、というのが大事らしい

床材や壁紙をいろいろ変えたい気持ちをグッと抑えれば同じモノに統一することができて大きく見える

抑えた気持ちは他の部屋で発揮すれば良い

例えばトイレなんかは絶対から見えないのでやりたい放題すればいい

リビングをとにかく広く見せておいて、他の部屋はとにかく機能性・コスパ重視、みたいにメリハリを付けるのも良いと思う

こうやって出来た家だが、確かに面積以上に広く見えて満足している

見学に来た友人とかは面積を聞いてビックリしているので、多分本当に広く見えるんだろう、と思っている

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん