■年末調整への不満

会社員には恒例の年末調整、職場から書類が郵送されてきて今年も書かされた。

もう手元を離れたので細かいところは記憶違いがあるかもしれないが、年末調整への不満ポイントを挙げていく。

• そもそも紙にペンで手書きするということ自体が苦痛。コピペもできず訂正も容易ではない記入方式であり不快でしかない。
• 自分の氏名と住所を3回も書かされた（種類の違う書類が3枚あったので）
  • 配偶者の氏名と住所も3回書かされた（同居してるから同じ住所をこれで6回書いたことになる……）
  • 子の氏名と住所も2回書かされた（同じ住所をこれで8回……）
    • 同居家族の住所は「同居」の欄に丸を付けるだけとかにしない？
    • 夫婦別姓が認められていないのだから配偶者や子の姓を何度も書くのも不要な気もするが、家庭ごとの事情もあるのかもしれないし、我が家では住所とは違い大した文字数ではないのであまり追求はしない。
    • そもそも何年も家族構成は変わっていないので、毎年書き直す必要は無いと感じる。家族が増えたり減ったりする時には別途手続きがあるはずなのでそちらを参照して欲しい。
• 左上にある宛先税務署は職場の所在地で決まり、宛先市区町村長は本人居住地で決まるらしい。このことが裏面だか記載例を見るまでほぼ分からない書き方なので、「職場所在地税務署」「本人居住市区町村長」みたいな項目名にすべきだと思った。
  • というか職場住所、本人住所は別欄に記入していて、それらから特定可能なのだから人間がわざわざ調べて記入するべき欄とは思えない。Excelマクロで片付けるべきレベルの仕事。
• 扶養控除額を決定するのに金額の計算式やら区分判定を参照しながら行うのが面倒。簡単なマクロ導入で10倍は楽に出来るところ。
• 保険料控除額を決定するのに金額の計算式を参照しながら行うのが面倒。これもマクロで済むようなこと。
  • 保険会社の発行する控除証明書に記載されている内容を、手作業で書類に書き写す必要性が分からない。
  • 年間数百～数千円の保険いくつかに加入しているが、記入や計算の手間がかかる割に控除額はしょぼいのでモチベーションが上がらず、かと言って記入せずに損をするのも腹立たしい。
    • そもそも保険料控除って要るのだろうか？結局保険金受け取り時に課税されることになるのであれば、そっちを止めて保険料に課税しておく方式でよいのでは。毎年全員が保険料控除手続きをするなんて狂気に思える。
• 今年から押印が不要となったのはナイス。ただしここまででマイナス50点くらいなのに対しわずか1～2点上げられる程度のことなので、あまり調子に乗らないで欲しい。
• 不勉強ながらつい先ほど初めて知ったが、年末調整手続の電子化も進んでいるとのことだった。まだ良く分かっていないが早急に進めてもらいたいと思う。ただし曲がりなりにもIT企業である弊社が今年の年末調整で電子版を採用していないので、プッシュが全く足らないのではと思う。

河野太郎 行政改革担当大臣、見てるー？来年は改善よろしくお願いしますね。

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