私はお刺身を食べる際あまり醤油をつけないのだが、それは別に通ぶっている訳ではなく、実家に居た時に使っていたお刺身用の醤油と、世間一般の刺身醤油が全く違った味で、ただ単に塩っぱくて気に入らなかったからだ。
白身魚やイカ等淡白なお刺身にたっぷりかけ、むしろ漬け込み、ご飯に乗せ、勝手にプチどんぶりを作って食べるのが大好きだった。
ホタテはそのまま何もつけずに食すのが1番美味しい。それは変わらない。
だがしかし、今朝何故かあの甘い醤油の存在を思い出し、どうしてもあの醤油で食べてみたくなった。
大好きなホタテと大好きな醤油のコラボレーション。美味しくない訳がない。
とりあえず検索をした。
普通の刺身醤油やたまり醤油が並ぶ中、「九州の刺身醤油は甘い」という情報が目に入った。
記憶が少し蘇った。母がそんな事を言っていたような…。言ってないような…。
確証を持てなかったので、直接母にLINEを送って聞いてみることにした。
「熊本の刺身醤油、あんたが気に入ってそれでしかお刺身食べなかったから、永嶋さんに頼んで送ってもらってた。もう付き合いもないし、手に入らないよ。」
永嶋さんとやらが誰なのか全くわからないが、とにかく熊本のお醤油らしい。
問題は銘柄だ。どうせなら実際食べていたブランドそのものがいい。
パッケージに「さしみ」とひらがなで書いてあった事は覚えている。画像検索で出てきた、これかなと思える2枚を母に送ってみる。
「あまり記憶にないけど2枚目のほうな気がする。どっちでもいいんじゃない?」
全然違ったらがっかりするのはこっちなんだから真剣に考えていただきたい。どうせなら完璧を求めたい。あの甘味…コク…。
だがここで問題が起きた。
これじゃないかと思われた醤油が鹿児島産なのだ。熊本産ではないのか。
本当にこれなのか。永嶋さんに騙されていないだろうか。
「そこまで知らないよ。そんな事よりそっちコロナで〜(以下略)」
もう完全にどうでもいいという返信になってしまった。もう母には頼れない。
Amazonに1000mlサイズが売られている事を確認。しかも今頼めば明日届く。迷わずポチった。
うちは母子家庭で、決して経済的に恵まれていた方ではなかった。
そんな中でも食に関してだけは豊かだったと勝手に思っている。
好き嫌いが激しく、幼少期は病弱で、保健の先生に「ご飯食べれてる?」と心配されていた私に、それなりの量を食べさせる事は苦労したであろう。
とにかく食べろと色々試されたり甘やかされたりした結果、今でも好き嫌いが激しく拘りが強い。だがしかし、色々なものを食べさせてくれたお陰で、何故かはるばる鹿児島から送られてきていた醤油でお刺身を食べさせてくれたおかげで、
ありがとうお母さん、そして永嶋さん。
ホタテマンのかっこしてくれ
黒飴なめなめ、くろあめマーン! 力也『・・・元に戻らないんです』 老医師『(キレ気味で)知らん!』
鹿児島の刺身醤油、サッカリン入ってたりする。長じてラベルの成分記載を読んでそれを知ったとき、『そこまでして甘味を求めるかー!』と感心したというか呆れた。
増田読んで思い出した。 外に出るとまず醤油の違いにカルチャーショックを受けたね。 うちでは刺身に限らず醤油はあの甘いのが普通だったもんだ。 いまでは回転寿しに置いてあるの...
ここまで書いたなら商品名書くかAmazonのリンク貼ってくれ。俺も醤油はしょっぱすぎると思ってた。刺し身には使うけど煮物とかはもっぱらめんつゆしか使わない。
『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』の先生が言ってたやつか。 九州の醤油は本州の醤油より甘いってご存知ですか?その中でも特に甘いのが九州(刺身)醤油!ただそれだ...
そういや以前九州に旅行した際、出る料理が殆ど甘くて全然食が進まなかったのを思い出した。 刺身は新鮮で美味しいのに、出された醤油のあの甘いのがどうにも耐えられなくて、その...
謎を感じたんだが、醤油を甘くするのはいつの時代始まったことなのかな 江戸時代には既にあったのだろうか 何を使って甘くしているのか 甘酒の仲間かそれもと砂糖か 沖縄が近くにあ...