2020-06-12

電通の持続化給付金問題についてのメモ

何に怒ってるのか?の観点で整理

電通が丸投げで儲けすぎであること?

20億の中抜きだ!

⇒内訳が出ており、ほとんどみずほ銀行手数料。後述のように精算払いなので不当な利益は取れない。

・振込手数料が770円は高い

みずほだけではなく少なくともメガバンクは他行も同水準。ここを入札で安くできるのかは知らない。

・再委託を繰り返して全体で何重にも利益を取っているのでは

管理費は全体で10%で、再委託して何重にも利益を乗せるのは禁止されているらしいので何回も10%は抜けない。

管理費別に見積もり利益載せてるのでは?

⇒確定検査の際に人数や勤務実態まで含めて検査されてから事後精算。不当に利益を載せていれば確定検査でバレる。

利益を乗せるのはおかし

営利企業が適正な利潤を追求するのは普通なのでは。。。

■一次請けがいたことのない法人であること?

サービスデザイン推進協議会が一次請けの理由

⇒1社でできる話ではないのでジョイントベンチャーJV)で請けている。

 また、巨大な給付金BSの預り金に載ると監査対象になり工数が増え、国際会計基準だとROA悪化する(上場企業は四半期に一度の開示義務

 加えて、振込名義は変えられるが、振込審査後の結果通知書類の送り主が電通になると事業者からの問い合わせが増える。

決算していない幽霊法人発注するのはおかし

決算はしている。公告はしてないが、している企業は数パーセント罰金もあるが適用例はない。この法人けが特別おかしいわけではない。

 だからと言って許されるわけではないが、疑惑証拠としては弱い。

 https://www.sankei.com/west/amp/180511/wst1805110002-a.html

等級がC評価なのにA評価のデロイトより優先されている

提案内容への評価でなく、あくま法人への評価過去からの実績でランクが上がるだけ。

 JVなので歴史が短く評価が低いのは仕方ない。内容が良ければAでなくCの方が選ばれるのは普通

 等級だけで選ぶのは、面接の出来が良かったFランより面接がクソだった東大を選ぶべき、みたいな話。

プロセス不透明性?

・入札に参加する前に事前に情報を渡していたのは談合

⇒デロイトにも渡している。かつ、前例のない案件オリエンをするのは当然のこと。

電通説明が遅い

受託者は守秘義務があるので勝手情報を出せない。調整に時間がかかっていたのでは。

・定款のプロパティ作者名経産省情報システム厚生課

⇒ひな形を使いまわすと良く起きることなのでこれだけではなんとも。

 ただこの答弁は良く分からなかった。

 https://www.meti.go.jp/speeches/kaiken/2020/20200602001.html

  • 桜を見る会とか検察庁とか見てれば書類ほど充てにならないものはない

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん