■自己肯定感の低さは性癖に直結する

ということを最近とみに感じるようになった。

少なくとも、本当に最初に成人向けコンテンツに触れたあたりでは

まだそこまでこじれた性的指向はなかったと思う。

当時から触手やオークに女の子が襲われるシチュエーションは好きだったけど、

でも基本的にモンスターであまり意思がないので、単純にぬるぬるしてて

割と女の子も(手段はどうあれ)気持ちよさそうになるやつが好きだった。

けど歳を重ねるにつれて、どうやら自分は社会の底辺なんだということに

薄々気が付きはじめた。何をしてもどんくさくて笑われるし疎外される。

みんな愛想笑いしてるが、本心ではこんなゴミと一緒に居たくないと思ってるのだろうなと

そういうことがようやくわかるようになったあたりで、

攻め役が人権を剥奪して罵倒し暴行まがいの行為をする話に興奮するようになった。

変な話だが、安心するし気持ちが良いのだ。

あれこれ作中で顔なし主人公が褒めそやされてもまったく感情移入できない。

たんなるフィクションだとはっきりわかる。

もちろん、それはそれで良いのだ。だってフィクションだから。

ラブラブなイケメンと美女がエッチしてるのはそれはそれでいいなと感じられるし、

ある程度は興奮もする。まあ普通に絵がよければヌける。

でも罵倒されて豚以下の扱いになる話の方が十倍くらい興奮する。

肯定された気分になるのだ。人間捨てて獣みたいに這いつくばって

ゴミみたいな生き方になってもそれをそのまま認めてくれる。

ゴミを人間扱いしない。ゴミはゴミだと肯定する。

喋んな動物らしく鳴いてろみたいな話も、

もう一生懸命考えて口に出した言葉でみんなが変な空気になることもないと思えば

まったく苦痛ではない。むしろ救済ですらある。

嘲笑はされるけど、それは頑張った結果嘲笑されてるわけじゃない。

バカの自分がバカなことをやれと言われて

そのままバカをやってバカだと笑われるだけだ。裏切りはそこにない。

頑張れやればできるなんてまったく思ってもいない言葉を吐かれて

結果できないやつだと笑われるよりよほど単純明快、わかりやすくていい。

努力なんてしなくてもいい。どうせあとは捨てるだけのクズに

周りは何も求めてない。クズがみじめに踊ってれば笑える。それで十分だ。

もちろん、実際にそういう行為をやりたいわけではないし、

そういう犯罪行為を認めたいとは微塵も思わない。

当たり前だが痴漢も拉致監禁強姦も違法薬物も全部犯罪だしやる奴が100%悪い。

所詮はフィクションでファンタジー、夢の世界のおとぎ話だ。

うんこしか食えなくてもケツからアルコール注がれても死なないしね。

でも、そこでは自己評価が最底辺でもそのままでいられる。

人間やめろクズと罵られノロマは死ねと殺してもらえるわけだ。

頑張れ前向きに生きろ努力して偉くなれなんて誰も言わない。

頭バカになってさっさと死ぬ方がずっとラクで幸福だと思う自分にとっては

たまたまそこが夢の国だという、それだけの話。

Permalink | 記事への反応(0) | 15:16

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