2020-03-02

人気ジャンルフォロワー寝取られた話

別によくある話だろうと思ったけれど、もやもやは治らないので書き記しておく。

私はオタクである推しのいる二次元オタクである

ある一人の推しを至高とし、別ジャンルでも一応推しを見つけたりするけど結局その最上推しに戻ってきてしまう、自ジャンルから離れられない、そういう人間である

推しジャンルは既に終了したジャンルである。そしてマイナーである

旬が過ぎたこからたくさんいたはずの同ジャンル仲間はほぼ皆無となっていたし、私は拗らせすぎて自分以外の解釈を受け入れられなくなっていたので、そもそも同担拒否をしている孤独オタクだった。(私の解釈を受けて語ってくれるフォロワーツイートは喜んで食べていた)

かつてジャンルで繋がっていたフォロワーはそのほとんどがジャンル移動し、私は新規で繋がるときジャンル関係なく「信頼できるフォロワーフォロワー」という観点で繋がるようになった。

名前も知らないジャンルごった煮なのは私のTLでは普通だし、知らないジャンルでもフォロワーが楽しく創作しているのを見るのはほっこりした。

けれど私がそういうジャンル違いの人達と絡むことはあまりなかった。

結局みんな自ジャンル同士で語り合うのが一番楽しいのだ。

そうした中で、ジャンルは違えど馬合い、特に仲のいいフォロワーが数人できた。彼女ら同士も繋がっており、グループのようなものができた。

いわゆる、身内というやつである

全員が全員ジャンルが違うというわけではなく、共通の自ジャンルを持つ人達もいたが、まあ、バラバラではあった。

最近アニメ化などで爆発的に人気が出た巨大ジャンル」みたいなのに属している人は一人もいなかった。雑食ゆえサブでそこにも手を出してる人はいたが。

同じジャンルにいる者同士ならそこで盛り上がることもあったが、基本的に何かを話すときは身内みんなでわいわいとやっていた。

こういうネタを私の推しでやったら、○○さんの推しなら、といった感じであったり、他愛無い日常ツイートであったり。

とにかく、私のTwitter人生で一番楽しい時間であった。

ジャンル関係なく仲良くしてくれるフォロワーは貴重だし、向こうもそう言ってくれていた。

転機は一人が某人気ジャンルにハマったことで訪れる。

元々自身フォロワーが多く人望もあった彼女は、次々にフォロワーに新しい自ジャンル布教していった。

私も熱心に布教されるも、当初そのジャンルに刺さるキャラがおらず、TLの名も知らぬジャンルと同じように「ふーん? よくわかんないけど沼で暴れてるフォロワーは好きよ」みたいな感じで眺めていた。

作品自体面白かったし、あとから顔がいいな〜声もいいな〜という程度の推しもできたので、履修そのものはしておいたけれど、二次創作に手を出すほどではなかった。

布教の手が身内にまで伸びたことで状況は変わった。

ジャンルバラバラで、だからこそお互いを尊重し仲良くできていたところもある私たちだったが、身内の大半がそのジャンルに染まったのだ。

私は「そこまででは…」というレベルだったが、そのジャンルが好きになれなかったフォロワーが一人いて、身内グループから離れた。

創作ネタを語る時も、枕にそのジャンル名がつくようになった。

居心地は確実に悪くなった。

布教主による布教はまだ続いていた。今度は別の人気ジャンルだ。

今度は私も作品を触ろうという気にもならなかった。そんな余裕はなかったし、先のジャンルと違いいいと思えるキャラクターが一人もいなかった。

身内グループガッツリ次の人気ジャンルにもハマった。

日常ツイもほとんどなくなり、ツイートするのはそのジャンルのことばかり。身内と絡むことはほとんどなくなり、ジャンルに苦手意識すら抱くようになった。

私の男趣味はみんな知るところだし、あまり反応せずにいたらそれで察したのか、彼女から私への布教はなかった。されても困ったが。

ジャンル違いといえど身内内でお互いの原作は把握していたので、○○さんの推しってこういう話似合いそうだよねだとか、そういうのもあったりしたのだが、私に対してだけ完全になくなった。

身内グループは、完全に共通の人気ジャンル民だけで固まっていた。というかそれでハブられるのは私だけだった。

ジャンルが違っても仲良くしてくれたフォロワーは、既にいなくなっていた。

ジャンルの切れ目は縁の切れ目という言葉がある。今回のことはそれに近いのかもしれない。

しかそもそも私達はジャンルいである。切れ目というか元々切れていたのだ。

まり、私と彼女らに元から縁などなかったのだろう。

笑ってくれ。

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