2020-01-18

戦場のメリークリスマス」は誤解されている

CSムービープラス放送されてるので。

戦場タブー同性愛の話」と短絡しては、話になりません。

歴史から見ても、中国日本同性愛普通でした。

戦国時代武将が、女性を戦に連れてくわけに行かないか美少年をとか、

新選組衆道とか。

から太平洋戦争軍隊内にホモがいてもなんにもなのです。

これは作中の登場人物台詞からもわかります

ハラは「規律問題だ」と言っていますし。

ネモトが処罰を受けたのは「捕虜に手を出したから」です。

ちなみに、掘られたオランダ人捕虜ノンケで、

ネモトの処刑ときは、目の前で切腹首切り見せられて、

異常な状況相まって、てんかん起こしたのです。

相思相愛で舌噛んで自殺なわけないじゃないですか

それにヨノイ大尉がどう見てもホモほもなんだから

タブーなわけないし、タブーなら、ホモ上官を気遣って部下がセリアス殺そうとするわけない。

ついでに書くと、僕の子時代ホモはなんにもだった。

問題無かった」と書くと、問題かのようで、そもそも問題でなかった。

学年に何人かはくねくねした男子がいたし、保毛尾田保毛男テレビで流れてた。

僕は当事者じゃないけど、昨今のLGBTとかって、欧米文化を背負いすぎだと思う。

キリスト教イスラム教では同性愛異端だけど、

僕らは同性愛について何も言われなくて育ってきたし。

閑話休題ラストの「メーリークリスマスミスターローレンス」もハラの命乞いなんかでは、決してない。

日本が負けて、立場が変わって囚われの身のハラにローレンスは会いもきたのです。

ハラは頭も丸め死装束です。死ぬことを恐れているわけでなく、

あなた方がつけた理由で死ななければならないのか」が問題なのです。

ここでローレンスの「私にできるなら、あなたを助けたい(反語表現)」を聞いて、

ハラは逆の立場だったローレンスから答えと許し得られたのです。

戦時中ラジオの持ち込みの懲戒処分クリスマスサンタクロースになぞらえて不問にしたことを楽しく思い出し、

ローレンスが来て自分に「素晴らしい言葉」のプレゼントをくれたことに感謝して、

心が乱れそうに出口に向かうローレンスに、ハラは陽気に愉快に言うのです。

「めりぃーくりすます、ろーれんすさん!」

白い巨塔も誤解されてるから

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