でも著作権にてらしてみると、歌詞ってけっこう気を配らないといけないもので。引用とか権利者の明記とか掲載場所とか、色々なことを考えつつ載せないといけないものなんだよね。
自分は歌詞にも著作権があることを知っていて、更にインターネット掲載のときの引用等の条件を調べたことがあるから↑のことを知ってた。
だけど、ある会社がさ、ある商品の宣伝のために、ある曲の歌詞(商品とは関わりのない曲の歌詞)を文字部分のメインにした記事を作成してたんだわ。
その記事に、歌詞に発生する著作権の解説ブログをリンクして『そんな記事で大丈夫か?』コメントをしたんですよ。
で。
サイレント削除かーい笑とは思ったけど、でもこれでモヤモヤはなくなったわけです。
件の会社はグッズ企画・販売をする会社なので、権利関係に気を付けている社風なんじゃないかと思っていた。
でも、担当さんの個人レベルになると1メロ全部の歌詞を記事に載せちゃうし、それをしばらく放置するくらいには上もなんにも思ってなかったってこと。
…いや、問題あるでしょ!
個人が公式コンテンツの画像をダウンロードし、公式コンテンツの文言をコピペし、勝手にインターネット上に再アップロードをすることには目を瞑れる(不本意だけど)。
でもこれは会社レベルで勝手に歌詞をコピペして再アップロードした件だったので、義憤…じゃないな。私憤に駆られて指摘してしまったんだよなあ…。
その宣伝記事のメインは、あくまでも記事内で同時にアップロードされていた商品画像。画像に絡めた歌詞(文字)部分には記事としての重きは置かれていなかった。(文字のうち9割が歌詞だったけど。それだけ画像にぴったりの歌詞抜き出しだった、おもしろくはあったよ)
該当記事の著作権違反を指摘された後、中の人は一時自粛したらしい。
記事消しの前か後か、反省の意を含んだ記事も書き、その反省記事を見た受け手達(いっぱいいる)からも「何かあったんですか?」「毎日の商品宣伝が急になくなって心配しました」「記事消さなくてもよかったのに…」などなど、あたたかい声援が続々と。
(その「消さなくても」コメントのおかげで記事を消されたことに気付けたので、ありがとう、無断転載アイコンのコメンテーターさん)
個人的には、歌詞転載の記事自体を消すのはありがたいんだけど、別記事内でぼかした反省文を書くくらいなら『消した記事はこういう理由で消しました』まで伝えてほしいな、そう思った一件だった。
会社ってそういう後処理までしっかりできるところであるべきなのではないだろうか。違うかな。