■今日のポテトサラダ80点

• 前回70点での所感を書いたとき、「ミルクやバターを入れてみてはどうか」と提案してくる輩がいた。
  • 最初、目が点になったが、どうやらそういうのもあるらしい。
    • 今後の調理方針を定めるためにも、試してから批判することにした。

• ミルクやバターを加えるとベチョベチョになる可能性が上がると考え、とにかく水分を如何に抜くか、与えないかを意識してみる。
  • 今までジャガイモ選びはあまり気にしていなかったが、とりあえず水分が多いとされる新ジャガは使わないことに。
    • おかげで自宅にまだ残ってるのに、わざわざ買ってこなければならなかった。しかも近所のスーパーで売ってるのは割高とくる。
  • ミルクとバターは濃厚そうな、水分の少なそうなものを購入。ポテトサラダのために買う羽目になるとは。もし不味かったら、提案してきた増田には地獄に堕ちてもらおう。
    • ミルクは無脂乳固形分と乳脂肪分を除けば水分らしいので、記載を見てよさげなものを買った。こんなの参考にして買ったの初めてだ。
    • バターは低水分を謳うものが悉く業務用だった。さすがに躊躇って、ここは妥協。一応、他の調味料を入れることも考慮して無塩のものを選んだ。

• ジャガイモの調理はほぼ更新の余地はない。安定のレンジ調理。皮を剥き、同じくらいの大きさにカット。皿に並べ、ラップをかけてチン。
  • これまでは潰す作業のことを考えて深めの器で加熱していたが、速さと均等性を重視して浅い皿で。結局、潰す時は深めの器に入れなおすが。
    • 別の器に移す作業をはさむことで結果として水分が少し抜けたのは嬉しい誤算。洗い物が一つ増えてしまうことの慰めにはならないが。
  • ミルクとバターを入れる都合上ベチョベチョになる可能性が上がるので、いつも以上に粗めに潰し、絡めるマヨネーズを少なくすむようにして無理やり帳尻を合わせた。
    • ミルクとバターを入れたポテトサラダは色々やり方があり、マヨネーズを入れないものもあったが、自分の中のポテトサラダ軸がブレるのでマヨネーズは外せない。

• ミルクとバターはジャガイモが熱いうち、つまり潰す段階で入れるらしいのでそれに従った。
  • マヨネーズはソースとして絡めるから、融解させないために粗熱をとって後に入れるが、ミルクとバターは味を染み込ませるために初めに入れるわけか。なるほど、考えた人は理系に違いない。
    • 入れたかどうか分からない味わいになるってパターンが一番イヤなので、バターとミルクは気持ち多めに入れた。
  • その他に入れる具材は、自分の中での定番であるタマネギとハム。前回の反省を踏まえ、タマネギもレンジで軽く加熱。
    • タマネギの甘さに加え、バターとミルクもあるのを踏まえると味がまろやかになりすぎると思って、塩コショウを多めに振った。

• 結果としては自己ベストの80点。少々しっとり感が増しているが、失敗したときのベチョりとした不快感はなく、ほぼ成功と言っていいだろう。色々と試し試しな部分はあったが、味付けの按配も悪くない。
  • ミルクとバターのおかげで今までにないコクが生まれ、味わい深くなった。あの増田には良いことを教えてもらった。感謝せざるを得ない。
  • 難点は味の存在感が増し、ひとり立ちしそうなレベルになってしまったこと。何かと合わせて食べる場合の難度は上がる。
    • 今回は作ってからすぐに食べたが、冷やして食べた場合も気になる。バターの風味が落ちてしまわないだろうか。
  • 結論としては「選択肢が増えたな」といった感じ。この調理を定番にするのは俺の価値観からは外れている。
    • とりあえず、当面は余ったミルクとバターをどう消費していくかに注力しよう。

Permalink | 記事への反応(2) | 19:13

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