ここに書くのは、特に面白い話はなく、ただただ自分に起こったことを何処かに吐き出したいだけの内容しか書いてない。
本当はTwitterとかに書きたいは書きたかったんだけど、内容的に知り合いに言いたいけど、
でもそれを言ってしまうと気を使わせてしまうし、使われてしまうのも嫌だけど、
でも誰かに聞いてほしい。聞いてほしいけど、何か返答をしてほしいわけじゃない。
ただただ吐き出しておきたいだけの話。
ここに書いてあるのは、そんな面白くも、楽しくも、何もない話。
ただのある日の日記なだけ。
これを読んでも何もいいことは起きないし、もしかしたら琴線に触れてしまうかもしれない。
そんなことしか書いてない。
構成もなにも考えてないし、ただただ手の動くままにしか書かれていない。
そんなある日の日記をここに書いておく。
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先日の話。
次の日の12時くらいに、家が少しだけ広くなった。
自分の家は5人で住んでいた。
本当ならこの表記は違うのだけれど、もしかしたら心当たりがある人もいるのかもしれないけど、それは別の話。
そんな状態で、なんだかんだあって、籍を入れることになったのだが、
籍を入れる前からお互いコブ付きというなかなかに、なかなかな状態だった。
自分と、相手と、男の子と女の子と女の子の5人で、一緒に暮らすことになった。
最初は心配していたのだけれど、案外お互い合わせてみたら、いい感じの距離を保ちながら生活していた。
たまにどったんばったん騒ぐことはあったけれども。
いやむしろもうちょっと警戒とかしたほうがいいんじゃないかって心配になるほどにすぐ慣れていた。
相手の女の子は、ちょっと気難しい子で、最初はちょっと近寄ると走って逃げられてしまうような感じだった。
男の子はまた少し違った感じで、初めて会ったときも、向こうから挨拶してくるような子だった。
でも、ちょっと怒りっぽくて、何か気に食わないとすぐ起こるし、噛み付いてくるような子だった。
きっと宇宙一好きだった。他人に推し量れるものでは無いかもしれないが、そうだろう。
そりゃあ男の子が生まれてから10年間ずっと一緒にいるような二人だ。
二人で一緒の布団に入ってうとうとしてると、必ずと言っていいほど布団に潜り込んでくる。
しかも間にだ。隙間なんか無いのに、むりやり頭を突っ込んできて、
間を開けないと不満そうな声を出して抗議してくるようなやつだった。
でもそのくせ、腕枕にする腕は自分の腕をつかったりする。
この子はすごい寂しがり屋だった。
家にいると、いつも近くにいるか、
それは、10年間ずっと一緒に寝ていたらしい。
たまに相手が家にいない時があり、
自分と3人で夜を明かすことがあったのだが、
その時は、自分の布団に潜って肩に頭を乗っけて寝ていた。とりあえず誰かにひっついて寝たいらしい。
そろりそろりと近くに居座ってたりもした。
どちらかというと膝の上に乗っかることのほうが多かったが。
自分から膝の上に来ておいて、せっかくなので頭をなでてやったりすると、
最初はいいのだが、あまり長く撫でてると怒られるというなんとも理不尽なやつだった。
そんな感じで相手がいないと近くに寄ってくるのだが、相手が帰ってくれば走って出迎えていた。
自分とその子だけだと、寂しいからか近くにはいるけども、すごくおとなしかった。
謎。
そんなお互い大好きな二人だったけど、爪を来られるのがすごい嫌いらしく、
自分も手伝うのだけれど、それでも大暴れだった。
そんな我儘で、寂しがり屋で、怒りっぽくて、
家にいるのが当たり前になっていた。
布団に潜り込んでくるのが当たり前だった。
機嫌を損ねれば噛みつかれるのが当然だった。
正直、原因自体ははっきりしているのだけれど、
それを回避できたのかどうかとか、こうすればよかったのかとかは、
考えれば考えるほど、ただただ辛い。
彼と最後に会うときに、まさかこんなに涙が出てくるとは思わなかった。
ただただ咽び泣くだけだった。
結局、自分も彼のことが大好きだった。
そんな彼とは、もう会うことはできなくなってしまった。
ただただゲームをしたり、海外ドラマをみたりして現実逃避をすることが精一杯だった。
ここに書くことで自分の中で整理ができるとは思っていないけれども、
面白くもないし、楽しくはないし、何もないけれど、
それでも何かしらをしたかった。
何かをしてあげたかった。
花を添えてあげることはしたけれど、それとは他に。
これだけ書いて思ったことが、やっぱりすごい大事な存在だったのだなと、改めて思った。
黒くて毛がもっさもさしてて、日に当たるとちょっと茶色くみえて、
そんな彼。
自分にできることはただこうやって文を重ねることしかできないけれど。
ただどうか、安らかに。