自分は障害者手帳を最近もらった後天的障害者。大学を出て、働いて数年して病気になって仕事をやめた。具合が悪くなければ日常生活で困ることはない。
再就職のために就労移行支援に入って、様々な障害のある方と関わるようになった。(就労移行支援とは障害者の就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行う施設。ビジネスマナーやエクセル等のPC訓練や面接練習等色々。)
車椅子や義足の人等見た目にわかりやすい障害の人でなければ誰が何の障害を持っているかは知らない。知るべきなのかもわからない。他の通所者で動きや話し方や態度等で障害名を推測することはある。人によっては教えてくれることも。
数ヶ月通って通所者の一部の人とはそれなりに仲良くなったし、トラブルなく過ごしている。
他の通所者の障害のせいで不快に感じてしまうこともある。(口の障害でクチャラーな人やコミュニケーション等色々)
この間就労移行支援の入っているビルで避難訓練があった。ビルに入っている会社等の人達が全員集まり消防士の説明を聞いた。
自分は他の会社の人達に自分達就労移行支援の通所者を見られるのが恥ずかしかった。障害者のグループの一員だと思われるのが嫌だったのだ。自分そのものが障害者なのに。
正直言って自分は障害者と言われるものに差別意識を持っている。
誰かに自分と一緒にいることが恥ずかしいと思われる可能性があるのも承知している。
自分は自分の病名はなるべく伏せたいと思っている。偏見のある病気だから。具合が悪い時の自分の様子は知人に見せたくない。具合が悪い時に介助してもらう人はありがたいし、申し訳ないと思っている。
バニラエアの報道を見て、ネットで様々な意見を見聞きした。今まで自分は車椅子の人の飛行機への搭乗なんて考えたこともなかった。
腕だけで這って移動する、というのも自分にとってはショッキングだった。
障害者になって障害者と関わるようになったが自分は障害者のことを知らない。そもそも車椅子ユーザーと自分とを同じ枠でくくっていいのかもわからない。
障害者って何なんだろうか。
胃腸が弱くて朝遅刻がちな人は?お年寄りは?性格が悪いと噂される人は?迷惑をかけるとは?手帳も年金ももらえないが困難を持った人もいる。
ちっともまとまらない。ここまで読んでくれた人、ありがとうございました。
何かしら意見をくれると嬉しいです。