かなり大きな荒れ方をするものと考えられる。
理事は責任をとることを固辞して、どうにも明るい話題に目を向けたがっている。
署名人の名前を読み上げてまで議事を妨害するのは、新しい連盟の下での自らの立場を想像して怯えているからだ。
私たちの敷地はとても狭い。一つの村だ。その中での不始末は、これまで村が決めてきた。
村での行いは、一連の事件で明るみに出た。(もっとも、不祥事は昔からあったが。。)これまでの村では居られなくなる。
まさしく村八分というのは非常に怖い。少ない人数の職場でのけ者にされるのを想像すればお分かりになるだろう。
ましてこの狭い柵の中でしか生きられない。羊みたいなものだ。生殺与奪が明日、誰の手に渡るかが決まる。
体制が代われば、仕事の振り方も変わってくる。連盟は各種イベントや対局解説などへの棋士の派遣を一手に引き受ける。
若手の場合、1万円から手当が付く。こうした副収入は、偏差値で言えば55くらいを下回る棋士にとっては割合大きい。
村八分となれば、まずもってこうした仕事はなくなる。その他、様々なところで弊害が出る。誰も関わりたがらないことで、それは起こる。
記者と棋士の関係については、一応の説明がある。誤解がなくなることを祈るが、それも無理な相談だろう。
あまりこの話題に明るくない一般の人々は、ある時期の報道のイメージをずっと引きずることになる。連盟は現状の深刻さを、
今一度しっかりと認識し、最大限の償いをしながら抜本的に体質を改善し、悪印象を継続的に払拭して行かなければならない。
テレビだけではなく、一部のまとめサイト等での憶測に基づく加害者側の悪評も広まっている。
今日の弁護士による記事を受けて、事実関係を調査しているが(意見申し入れ後、記事は削除)、弁護依頼者当人とは連絡がつかず、一大事になりつつある。
明日の総会では、この記事に関して、まともに答えられることがほとんどない。より風当たりが強まることが懸念される。
私の願いは、一刻も早い名誉回復と、憶測に基づく中傷の拡散がなくなることである。
前者はもちろんだが、後者の動きはかなり脅威に感じている。みなさん信じたいものを信じて、それを語るので、それを信じる人の間では、だんだんと
強化されていって、それが事実と化していく。流行り言葉で言えばオルタナ・ファクトだ。これではまともな説明であろうとも、一切受け取ってもらえなく
なってしまうのではないか、と不安に感じている。こうした場合、一定の権威者に語ってもらう必要があるが、そのような申し出もまた、