保育園が足りない理由。住宅地に保育園を建てようとすると、少なからず住民の反対があるという。
保育園の不足は憂慮しているが、お隣にできるのは「まっぴらごめんだ」という甚だ自分本位がいるということ。
行政が保育園を建てようにも建てられない。「地域住民死ね」だね。
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もうひとつ保育所が足りない理由は、行政が保育所を建てないから運営しないから。
建てるにはお金がかかるが、子供のために使う予算は考えていない。
国会の前でデモすればテレビで取り上げられるかもしれない、でもそれが目的ではない。
そもそも国会にいる人たち、行政の長たちを選んだのは国民だね我々だね。「有権者死ね」だね。
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保育士の人たちには頭が下がる。安い給料、長い拘束時間、大きすぎる責任。
大きすぎる責任に耐えられず離職する。その責任を押し付けてくるのが「親」。
保育園受かるまでは悲劇の主人公だが、保育園受かったら暴君に一変する。
子供が心配なのだろう、なんせちょっとした病気で死んでしまう。かといって他人に責任を
いい生活をさせていい教育を受けさせてあげたいのは、どの親も共通した願い、
だから子供に幸せになってもらうために稼ぎに出る。子供が心配だったら会社休んで
保護者も意識を改める必要があるね。「モンスターペアレント死ね」だね。
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「日本の文化を守りたい」とは何の文化なのだろう。伝統工芸や芸能のことかな。
伝統工芸や芸能の後継者を確保しなければ芸は廃る。なぜ後継者がいないのか、その職業に
魅力が無いから、それで食べていけないから。結婚して子供を育てて家を建てるとなると、
子供を保育園に預けて働かなければならない。しかし伝統文化を仕事としていると、共働きでも無理。
我々は伝統工芸や芸能にお金を出しているだろうか。義務教育を卒業して師匠に弟子入りし、
数年、あるいは十数年、修行と称して学びながら無給、あるいは低賃金で働く、
それは巷で言われるブラックではないか。それで大成すればいいのだが、そんな保証はない。
職人にはなりたくない、伝統文化には興味がないからお金は払わない、こういった考えを