2014-12-26

忘年会上司に殴られた話

今日仕事納め忘年会だった人たちは多かったと思う。

俺も2年前まではご多忙漏れず同じ流れだった人間だ。

今年はあまり仕事をしなかったけれども、もう12月も終わりなのか、1年が経過した実感がほとんどない。

で、タイトルの話なのだが、2年前のちょうどこの時間上司に殴られた。厳密に言えばミドルキック1発と、投げ飛ばされたギャボーってな勢いで吹っ飛ばされた。

事の発端は俺にある。体調も悪く死ぬほど機嫌が悪かったので、忘年会に参加したくなかったのだが、どうしても直属の上司の許可が降りずに欠席ができなかった。

元々酒を飲むことが苦手だし、酒を飲んで盛り上がることが嫌いなのに、ただでさえ嫌な気分で酔っぱらいの相手をすることに対してもイライラしていた。

おとなしくしていてくれればいいのに、毎度毎度ハメを外しその時も飲み物は何回もこぼすは、グラスは割るはで非常にめんどうだった。

それでもなるべく遠くで眺めているだけだったのが、なぜかひな壇で胴上げが始まり、クソ面倒くさいことに自分も引っ張り出されかかった。当時腰痛がとても醜くてイスに10分ぐらいしか座ってられないレベルで、胴上げなんてされたらマジで腰が崩壊すると思ったので、丁重にお断りした。

だが、酔っぱらいの他部署上司(その時は降格しており俺と同じ平社員)が俺を引きずっていこうとしたので、最初は手を振り放ったのが、それでも引っ張ろうとしてきたので、思いっきり手を押しのけてしまった。案の定逆上した彼は俺の胸ぐらを掴んできたタイミングで、他の社員が間に入り一旦お開き。

そして俺が帰ろうとしていたら、再び彼がやってきて「調子に乗るな!」的な感じでまた絡んできた。幸い同僚がいたのだが、同僚を振りきって俺にミドルキックを見舞ってきた。不意打ちもあり、思いっきりミドルキック人生で初めて受けて、仲裁に入った同僚ごと俺をふっ飛ばした。この時、ギャボーという効果音のように見事に吹っ飛び完全に腰が崩壊し、そのまま動けなかった。マジでダメージがでかくて頭のなか真っ白け状態だった。

その間同僚は必死に俺を守ってくれていたのだが、その同僚も殴る勢いだったので、タックルしてすぐに横四方固めをした。この時初めて高校の体育の柔道が役に立ったと実感したのは置いといて、最悪なことに俺が上になっている状態で、他の社員に見つかり、喧嘩両成敗的な感じになった。

元々、彼が俺を殴ってきたのは俺の仕事ぶりが気に食わなかっただけで、前から殴りたかったんだと思う。冷静に見れば三ヶ月も休職していた俺も悪いのだが、毎日来なくても遅刻してもいいという社長了解があったので、無理して会社に戻っただけで、仕事に対してのモチベーションなんて全くなかった。だから、俺のことを気に食わなくても当然だったとは思う。

結局それ以来正月休みが明けても一度も出社しないで退職をした。今でも腰が治っていないのは、その時の影響もあるんだろうな。腑に落ちないのは会社姿勢にもある。治療費なし、本人の謝罪なし、だから俺も社会人としての最低の対応をしてしまった。

仕事のことで殴り合いは歓迎するが、気に食わないとかで殴って何か解決するのかな?彼は今年から正社員ではなく、契約社員になったらしい。本人の希望会社意向かはわからん部長から降格して平社員になっても何の成果が出なかったので必然的にそうなったのではないかと思う。

俺の器が小さいところは、2年前のことでも根に持っていることだ。

今年は少ししか働かなかったので、収入も本当に最低だった。来年は、今年の彼の年収を超えることが数字目標で、法人化のメドをつけたいと思う。

来年は笑い話にして済ませられるほど、充実した1年にしたい。

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