2014-02-25

日本ダイバーシティ(下見て暮らせ)とは何か?

13歳の息子を福岡に行かせてみた。

自分は30代後半のサラリーマン高卒の両親の家に生まれ、多摩の三流大を出て東京仕事をしている。

方言は苦手。ガチで話せない。

東京ビジネスの第一線になんとかしがみついていると高学歴バイリンガルの人たちがいくらでもいる。

また、ダイバーシティ重要性が叫ばれて久しい。地方人と仕事をすることも多くなってきた。

自分もいつまで稼げるかわからないな、、という危機感を常に感じてはいる。

自分コンプレックスもあり、普通の公立中学に通う息子に

「将来なんとか食えるように勉強なりを頑張るきっかけになれば、、まずは日本の広さを見てきてほしい。」

と、身内から金をかき集めて福岡に短期留学に出した。

高校から、、とも思ったがこういうのは大河ドラマ放送中がいいだろう。

コーディネーターを通じて、同年代少年少女が長期休暇を利用して行くプランを選択した。

留学を終えて帰ってきた息子に、「視野が広がったか?」と聞いたところ。

「うん。同年代でもぜんぜん違う。すごいショックを受けた。」という。

そうだろうそうだろう。日本は広いぞ。と思ったら、

「本当にひどいんだ。博多博多区)の奴ら」

はかた???

LINEが出来ても、視野が狭くてかっこわるくて、駅前遠近法効果ビル街で、マジでヒドイ奴らなんだ。あんな同年代日本にいるなんて。友達にならずによかった。」

といたく感動していた。

「向こうの(福岡の)子たちは?」

「あー、、きしだとかよく歌ってたね。・・・・(以上)」

留学は早い段階に行かせると、日本を縦に(距離的に)広げて感じることもできるが、横(階層)に広がった世界も体験できるらしい。

多摩出身の3流の人生を歩んできた自分が大人になって出会ったすごい人たちとの距離を、息子も13歳で感じとることになっただけだけど、

まぁ他の選択肢を知らずにマイルドヤクザになるより、今後選択して努力するなり、あきらめるなりしてもらった方が本人にとってもよいだろう。

今回の留学有意義だったと思う。

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