「テルアビブ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: テルアビブとは

2013-02-16

隕石落下と偶発戦争

http://anond.hatelabo.jp/20130216225538

例えば今回の隕石落下が、ロシア中部とかじゃなく、

例えばテルアビブに落下した場合イスラエルは「冷静に」対応できるか?

今はまだ極度の緊張状態じゃないが、極度の緊張状態が強いられている最中

隕石落下という「極めて不幸な、極めて天文学的確率アクシデント」が発生した場合に、

イスラエル軍部が、「イランヒスボラによる攻撃だ」と誤認して、そのまま衝突が拡大、というケースだって

ありえなくはない。

あるいは、今後尖閣諸島が更に緊張して、そういうさなかにこの海域に隕石落下した場合

(恐らく津波?みたいのが発生するだろうが)、それを何らかの軍事活動と誤認して、

それで応戦する、というケースも、考えられなくはない。

今回の隕石人口密集地に落なかったのはラッキーだったが、それ以上に、

極度の軍事緊張地域に落なかったのも、ラッキーと言わざるを得ない。

2009-05-05

骸と生者

2009年2月14日村上春樹イスラエルの団体が主宰する文学賞であるエルサレム賞を受賞した。その時の顛末が文藝春秋2009年4月号に村上自らの手で記されている。

当時、イスラエル軍によるパレスチナ自治地域たるガザ地区への攻撃が進行していた事もあり、村上には少なからず受賞への批判があったようだ。しかし村上は「黙って出かけていって、やるべきことをやって帰ってこよう」と決意し、自らのイスラエルの政策に対する意見を受賞スピーチで述べた。

村上は無条件に批判すべき対象として「壁」なる比喩をかかげ、「爆撃機戦車ロケット弾白燐弾機関銃」を具体例として挙げた。イスラエルに対する明らかな批判に同席していたシモンペレスの表情はスピーチの途中からこわばり、「イスラエルについて批判的なメッセージを発しなくてはならなかったことに対して、つらい思いがありました」と述懐する。村上はスピーチで明らかに強大たる「システム」に対する不支持を表明し、「卵」である人間の側への立ち位置を強調した。

一方、村上イスラエル訪問は批判の対象となったイスラエルを知る事に捧げられている。受賞スピーチの場にて表情をこわばらせたシモンペレスが「ノルウェイの森」の愛読者であり、エルサレム市長ニール・バラカットマラソンの話題を交わしたと語る。村上は受賞の機会を活かしてエルサレムテルアビブを回る。「普通イスラエル人が何を考えて」いるのかを知りたかったそうである。街の人と対話し、イスラエルの戦う理由をたずねる。

ここでイスラエル人は表情豊かに描かれている。一方のパレスチナ人はほとんど姿を見せない。この文章に登場するパレスチナ人は唯一、検問所で若いイスラエル軍兵士に殴打される一家の長たる男だけである。今回の訪問では敢えてガザウエストバンクを訪問しなかったそうだが、受賞の舞台となったエルサレムには3割を超えるパレスチナ人が住んでいるという事実は決して語られない。

村上も言及したホロコーストに必要とされたのは個々のユダヤ人の名称ではなく、IBM製のパンチカード・マシーンだったのは皮肉である。物語でなく、統計が優先されたのだ。そして2009年パレスチナ人存在日本人作家の目には留まる事がない。彼らはその生の過程いかんを問わず、死んだ人と死にゆく人々として記憶される。「千人を超える命を落とした人々」や「焼かれ、貫かれる非武装市民」に対する哀悼はあっても、「生と死の物語」「愛の物語」「人を泣かせ、人を怯えさせ、人を笑わせること」は存在しない。そこには燃え尽きた納屋があるだけだ。

ニュースヘッドラインを飾り、世論を喚起するには死者の数がものをいう。だからサラエボ青空市場には迫撃弾が落下しなければならなかったし、PLOハイジャックに走り、ハマス人間爆弾通勤客で混雑するバスに送り込む。エチオピアはその飢餓によってロックミュージシャンを一カ所に結集せしめた。

この地上に生きる誰もが忙しい。私はパレスチナの惨状をテレビネットでしばし目にした後、これから控える仕事をどう乗り切るか、週末を誰と過ごすか考える。村上は「4200枚の原稿」を抱えている。他人の人生にまで関心を寄せる時間はないのだ。かくして悲劇は一過性の報せとして消費される。私にとってのパレスチナ問題とはそういうものだ。

にも関わらず、私はある種の誠実さを望む。彼らが無慈悲に消費されるだけの存在とは考えたくない自分がいる。これは力の不均衡でなく、物語の不均衡だ。氷漬けにされた彼らの生を取り戻さなくてはならない。公正さなどは裁判官に食わせればいいのだ。私たちに本当に必要なのは物語である。クソまみれの人生を送るクソまみれの人間を描写する物語が。

2009-03-04

去りゆく米軍、増加されるロシア空軍 キルギスタンは誰の国?

マナスの基地代替はトルコのトラブゾン基地移転

米軍は2010年8月までに、中央アジアキルギスから去る。

アフガニスタンへの最大兵站拠点を失う。

米国退役統幕幹部のリチャード・マイヤーズはAFP(2月20日付け)のインタビューで、キルギスマナ空港米軍使用しているのは主として燃料補給であり、代替はいくらも可能という「強がり」の見解を示した。

米軍マナ基地を撤収することになる18ヶ月後にそなえ、ひそかにカザフスタンタジキスタン基地使用交渉をしてきた(ユーラシア・ディリー・モニター、2月23日)。

またウズベキスタンとも基地使用再開の交渉秘密に開始したという噂も飛び交った。

 

俄然トルコのトラブゾン基地が有力視される。

理由はトルコNATOの一員でもあって米軍との共同作戦が多いうえ、トルコ地政学的にもカフカス中東、そして中央アジアに近く、恒久的な戦略ポイントであるからだ。

ましてキルギストルコ系の民族トルコ系のコトバを喋る。

オバマ政権によるアフガニスタンへの増派が決定した以上、2010年8月までに代替基地建設するか、外国の既存の基地借用を決める必要がある。

それも早急に代替基地を見つけなければならない。

一方、受け入れに熱心に見えるトルコだが、この世俗イスラム国家の国内にはイスラム原理主義が猖獗を極めており、アルカィーダがトルコ国内に多数が潜伏、とくにユダヤ人を標的にテロを再開する動きがある。

 08年12月にもトルコ警察はアルカィーダのメンバーと見られる二十数人を拘束している。

テロリストの攻撃目標は国際都市イスランブールのほか、NATO海軍基地があるイズミール、加えて首都アンカラだ。ユダヤ人観光客を狙うという情報もある。

こうしたテロ情報により、これまでテルアビブトルコを結んでいた航空機フライト中断に追い込まれた。

ユダヤ人観光客への攻撃を恐れたこともあるが、トルコ飛行機は、イスラエル警備員を登場させないため、安全保障上問題があり、同時にイスラエルの「サンドル航空」も、トルコ乗り入れ便を休便とした。

不気味に高まるロシア軍存在

他方、キルギスではロシア軍の動きが活発化している。

ビシュケク国際空港マナスに米軍は2000人規模で駐留しているが、そこから30キロだけ離れた場所がロシア軍の駐留するカント空軍基地だ。

イシククル湖はソ連時代、秘密ベールに包まれた保養地だった。このイシククル湖を囲むようにキルギスという国家は地形的になりたつが、湖にロシア軍海軍施設が残っている。

沿岸警備というより湖沼警備隊で、主たる任務は武器密輸の取り締まりである。

ロシアにはCSTO(緊急展開部隊)があり、キルギスカント基地に駐留している700名は、このCSTO所属。

キルギス政府米軍撤退をきめた直後から動きが出た。

第一にビシュケクカザフスタンを繋ぐ鉄道計画の着手と見られる初期工事を始めた。モスクワから鉄道工作兵30名がキルギス入りしたのが2月20日に確認されている。

第二にキルギス南部オシにある飛行場も軍事利用する可能性を探っている。これは近未来タジキスタンのアンイ空港を本格化させて、カントーオシーアンイを結ぶ空のルートを確定する動きと見られる。

第三にロシアカント基地にはミグ21が、48機配備されているほか、スホイ25,スホイ27,アントノフ輸送機(AN26)、武装ヘリにくわえて、L39訓練機などが駐機している。

オバマ政権アフガニスタン増派に対して、米軍の有力な兵站基地キルギスマナ空港。背後から政治的に圧力をかけてバキエフ政権を動かし、米軍を撤退させる一方で、ロシア軍は着実に増加させる。

これがロシアの対応である。

2009-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20090218205723 に続いてハアレツのコメント

http://anond.hatelabo.jp/20090218205723翻訳をなさった方とは別の者ですが、そのあとに投稿されたコメントからひとつ。粗訳ですが、イスラエル国内からの反応です。非常に「ハアレツ」らしい反応だと個人的には思います。

 

 

http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html#resp の8件目のコメント

http://www.haaretz.com/hasen/objects/pages/ResponseDetails.jhtml?resNo=4543383&itemno=1064909&cont=2

Title: im with #7

Name: MMS

City: Telaviv State:

 

I agree with #7. I think Murakami is simply saying eggs=individuals and wall=system. He is saying that all including both people from Gaza and Israel are all eggs and that they are fighting against each other because of the system they've created and are involved in, in a long history behind them. He is saying that he wants to believe in individual consciousness rather than putting his energy thinking who is right and who is wrong. There are people(eggs) in both sides who want peace but most of the time, only the extremists from both sides are acting out to make the situation worse and it looks as if they are protecting their own people. Yep...the system is stronger and it is so far protecting people in Israel. But it`s not getting any better neither. Grrrr...sorry, I don`t know what the hell is going to solve this situation...maybe generation after generation, people will stop brainwashing each other? Maybe all the eggs will stand up instead of only extremists?

 

 

タイトル: 7番のコメント(前の投稿 http://anond.hatelabo.jp/20090218205723 の「『ドンキホーテ』のコメント主へ」)に同意します

投稿者: MMS

所在地: テルアビブ

 

 

7番のコメントに同意します。村上さんは単に、「卵」=「個人」、「壁」=「システム」と言っているだけだと思います。彼が言っているのは、ガザの人々もイスラエルの人々も含め、すべての人々がみな「卵」であり、彼らが互いに戦っているのは、その背景にある長い歴史において彼らがつくり出し、彼らが深く関わっている (involved in) システムが原因である、ということです。彼は、誰が正しくて誰が間違っているかを考えることに注力するよりも、個々人の良心を信じたい、と言っています。両方の側に平和を望んでいる人々(「卵」)がいますが、たいていは両方の側の過激主義者たちだけが目立った行動をとり、状況をより悪くしておいて、まるで自分たちの側の人々を守っているかのような態度をとる。そう……システムは頑強で、そして今のところはイスラエルの人々を守っています。けれども、それがよくなっているかというとそうではありません。うーーーむ……すみません、私には一体何がこの状況を解決することになるのか、わかりません……世代を経ていくうちに、人々が互いに洗脳しあうことをやめれば、ということかもしれませんし、過激主義者だけでなくすべての「卵たち」が立ち上がれば、ということかもしれません。

2008-10-10

Depeche Mode:Tour Of The Universe 2009

■TOUR OF THE UNIVERSE 2009/ヨーロッパツアー全日

May/5月

Sun 10th テルアビブ, Ramat Gan Stadium / イスラエル

Tue 12th アテネ, Terra Vibe Park / ギリシャ

Thu 14th イスタンブール, Santral Istanbul / トルコ

Sat 16th ブカレスト, Park Izvor / ルーマニア

Mon 18th ソフィア, Vasil Levski Stadium, Tuborg Greenfest / ブルガリア

Wed 20th ベオグラード, USCE Parc, Tuborg Greenfest / セルビア

Thu 21st ザグレブ, Arena, Tuborg Greenfest / クロアチア

Sat 23rd ワルシャワ, Gwardia Stadium / ポーランド

Mon 25th リガ, Skonto Stadium / ラトビア

Wed 27th ヴィルニアス, Zalgirio Stadionas / リトアニア

Sat 30th ロンドン, O2 Arena / イギリス

June/6月

Tue 2nd ハンブルグ, HSH Nordbank Arena / ドイツ

Thu 4th デュッセルドルフ, LTU Arena / ドイツ

Sun 7th LEIPZIG, Zentralstadion / ドイツ

Wed 10th ベルリン, Olympiastadion / ドイツ

Fri 12th フランクフルト, Commerzbank Arena / ドイツ

Sat 13th ミュンヘン, Olympiastadion / ドイツ

Tue 16th ローマ, Stadio Olimpico / イタリア

Thu 18th ミラノ, Stadio San Siro / イタリア

Sat 20th WERCHTER, TW Classic Festival / ベルギー

Mon 22nd ブラティスラバ, Inter Stadium / スロバキア

Tue 23rd ブダペスト, Puskas Ferenc Stadium / ハンガリー

Thu 25th プラハ, Slavia Stadium / チェコ

Sat 27th パリ, Venue TBC / フランス

Tue 30th コペンハーゲン, Parken Stadium / デンマーク

July/7月

Thu 2nd ベルゲン, Koengen / ノルウェー

Fri 3rd アルヴィーカ, Arvika Festival / スウェーデン

Sat 11th ポルト, Superbock Super Rock Festival / ポルトガル

http://www.emimusic.jp/intl/news/?id=intl_news&no=100?rssno=941

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん