2018-11-27

うんこ漏らしの増田実家の一人暮しの母が心臓動脈解離で倒れた

この日曜日に夜中の3時頃に実家(私は東京都内実家大阪)で一人暮らしをしている高齢母親が倒れました。その顛末を書いておくので、同じような状況の方々の参考になればと思います

なお私は過去に4回うんこを漏らした増田です。2年ぶり5回目の登場にしてシリアスです。

http://anond.hatelabo.jp/20111212011721

http://anond.hatelabo.jp/20111227010115

http://anond.hatelabo.jp/20140309231305

https://anond.hatelabo.jp/20160825223839

タイトルうんこ漏らしを入れたのは、みんな大好きうんこ話題なら読んでくれるかと思いまして。

ここ2年間は漏糞増田から漏れていました。申し訳ございません。

 

まだ母はICU生存をかけて闘っている最中です。

そんな状況で増田というのも不謹慎という声があるかもしれませんがひとり実家にいるだけでは不安もあり、今私自身が置かれている状況の整理と、今後のことについて皆様からアドバイスも頂きたく、昨日の今日のことですが増田に書かせていただきます

 

 

まず、前提状況からお話しますと母は膠原病(こうげんびょう)を3年ほど前から患っており、日頃からプレドニンステロイド系抗炎症薬)を服用しています。それの副作用で血管がもろくなると言われているのでそれも一因かもしれません。リウマチを患っている方は注意したほうがいいかもしれません。

ステロイド動脈解離 や血管系で検索するといくつか事例が出てきます

 

普段大阪の気の強いおばちゃんを地で行く母は、膠原病を患っているためこちらとしても不安なので体力のあるうちに、当方での同居や付近引っ越しなどを提案していたのですが、流石に後期高齢者に近い身としては

 

「そんなとこ行っても知り合いもおらんしあんたも毎日来てくれるわけちゃうねんからええわ!」と、環境を変えるのもストレスになるのでと、拒み続けていました。

 

そんな気丈な母から日曜日の夜中の3時に母から電話が。

 

 

 

第一声がかすれた声で

 

 

母「死にそうや・・・どないしよ・・・

 

 

普段とは異なる様子。死にそうだけではこちらもわからないので意識があるうちに状況を確認する。

 

 

私「どないしたんや?どこが痛いんや!?

 

 

 

母「風呂入っていたら背中が急痛くなって・・・苦しい」

 

 

ピーンと来たのはヒートショック。この土日は急に冷え込んだことと血圧普段から高い母はそのくせ46度設定の熱めの湯に浸かることを好んでいた。

 

 

このまま意識を失われては困る!

 

 

私「ええか!頑張って玄関のドアの鍵をあけにいき!そこで倒れてもいいからとにかく玄関の鍵をあけえ!」

 

 

救急は施錠されている場合は他の手段で入ってくるが、実家分譲マンション。鍵を持っている人間も周囲にいない環境で、この状態でのタイムロスがあると命に関わると判断

とにかく玄関の鍵を開けさせつつ、呼びかけながら妻の携帯拝借119番

携帯を両耳にあてて、片方は母のうめき声、片方は救急要請

 

 

119につながったものの、東京からかけると都内消防につながるため、母の状況を的確に伝える。

この的確というのはシンプル

実家は○○のため、そこの救急につないでほしいもしくは至急番号を確認してほしい。

実家一人暮らしをしている母がおそらくヒートショックで倒れた。

背中がいたいと言っているので血管もしくは心臓に何らか急変が起きたと考えられる。

 

 

そうして実家所在地救急電話番号を伺い、そちらに電話。その間に母のうめき声とともにおそらく嘔吐したような声とともにケータイが床に落ちるようなガコッっという音が。

 

なんとか携帯を拾ったらしいが声にならないよう。

頼む、持ってくれ!

 

救急につながった際には上記情報と母の住所と名前と年齢と電話番号、かかりつけの総合病院名、こちらの名前こちらの電話番号を伝え、玄関の鍵もおそらく開いていることを伝える。その電話の間(おそらく1分たっていない)にすでに救急車は出発したとのこと。速い。

 

 

しかしながらもう一方の電話の母からは声が聞こえなくなってきた。これはまずい。呼びかけても反応しない。

 

ここで、私は申し訳ないと思ったが寝ている息子5歳を叩き起こして、「おばあちゃんがんばれ!ってとにかく言え!」と言わせる。

寝ぼけていやいやながらも息子は「おばあちゃん、がんばえぇ~」と電話に向かって話すと電話の先からはよそいきのときの高い声で「ありがとぉ・・おばあちゃんがんばるでぇ・・・」と反応が。さすが孫のパワー!愛こそ力。力こそ愛。力こそパワー。

 

 

しかしながら数回お呼びかけたところで電話が切れてしまう。なぜかはわからないがおそらく母が間違えて切ったか電波が切れてしまったのかもしれない。かけ直しても今度は出ない。

 

 

不安が駆け巡るが仕方ない。その時点で電話がかかってきてから5分程度。

 

 

とにかく救急車が来ることを祈りつつ、こちらも実家に行く準備を至急行う。気が動転していたのか、車で行こうと準備をし、出発してガソリンを入れに行こうとしたところで、

 

 

「いやまてよ、もう3時回ってるし始発の新幹線で行くほうが早くつくぞ」といったん冷静さを取り戻す。

 

 

そのタイミング救急隊員から電話が。助かったか

しかしながらバイタルが低く、意識がほぼないとのこと。あかんやつやん!

 

 

ただ、状況を聞いてもこちらもどうしようもない。ただただ不安が広がるが、ここで焦っても何もできないのでとにかく病院搬送され何らかの処置が行われることを祈るのみ。

 

始発の時間大阪に向かおうというところで今度は病院から電話が。CTを撮ったところ大動脈解離との判断。このままでは朝までもたないので緊急手術が必要だが親族確認をこの電話としてよいか

 

もちろん大承諾。

 

そして搬送されたかかりつけの総合病院にむかう。4時間半ほどで到着。手術は人工血管への置き換えで予定では6時間ほどとのことなのでまだまだかかる。 

 

日曜日なので病院はもちろん閉院しているからか静かな状況でICUの前でまんじりともせず待つ。

 

 

手術が終わり対面。医師からシャワーホースより大動脈の一部を見せられ、剥離した箇所を示される。想像より太い。勝手に長いボールペンくらいの血管を置き換えるもんだと思っていたが、示されたそれは塩ビパイプをつなぐジョイントのような短く太い管だった。そしてうちがが非常になめらかになっているのが印象的。

 

 

剥がれた部分と言われる箇所は見ても剥がれてるかどうかもわからないサイズだがひとまず対応はした。麻酔が覚めるまではまだ状況は油断できない。また脳にも影響がある可能性がある。とのこと。

 

 

ICUには長い時間はいられないので、いったんはその場を離れ実家にもどったものの、夜にまた医師から電話があり、別の場所から出血をしているというので再度の緊急手術が必要とのこと。ううむ、きつい。膠原病で弱っているからだが耐えられるのだろうか。と。

なんかあればまた電話します。無事に進めば連絡はしません、といわれたのだが、そういうのホントやめてほしい。とりあえず連絡くれよ、と。

 

 

 

そして不安的中で電話が。

 

 

 

手術自体成功したが今度は全身に痙攣が起きた。落ち着いたが脳にダメージがあるかもしれないので再度CT明日以降の何処かで撮って検査するとのこと。

 

 

そして今に至りますCTの結果は医師が面会に伺った際に他の手術で不在だったためまだ聞けていない。

 

 

明日行くとき確認できるだろうけれど、脳に障害が起きていたらどうしようか。膠原病持ちとして、今後母を一人暮らしさせておけないとするとどうするか。などかなり考えることがあり、事例を探しながらも相談する相手もいないためこの増田に記しました。

 

 

また状況に進展があればまとめを記したいと思いますが、今回わかったことは以下。

 

意識があるうちに玄関のドアは開けさせておく

・119に電話をしても近郊の消防につながるため、最初に遠地の対応である旨を伝える

ヒートショック怖い

ステロイド系の薬の副作用はいろいろあるが、動脈硬化などもるので要注意

 

 

母が良くなりますように。

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