はてなキーワード: 宮崎市定とは
【旅行記】
数ヶ月アジアを旅したことがあり、旅の前後に何冊も読んだ。その中から。
深夜特急/沢木耕太郎:ベタだがそれでも外せない。文庫でいうと3巻くらいまでが面白い。
漂蕩の自由/檀一雄:たしか上記の本経由で知った。この人、どうやら人格はかなりアレ。しかし話は味わい深い。メシの描写も良い。
チベット旅行記/河口慧海:読みかけ。坊さん大冒険。RPGかと思うレベルの体験の連続。
いつも旅のなか/角田光代:色んな国での話を少しずつ。次は何が出てくるのかな?とサクマ式ドロップスでも舐めるように気軽に読める。
行かずに死ねるか!/石田ゆうすけ:チャリで何年もかけて世界一周した人の。段々たくましくなっていく。
人生の100のリスト/ロバート・ハリス:好き嫌いが分かれそう。ヒッピー?旅とドラッグとセックスと本が好きなオッサンの旅行記というか半生記というか。
【自己啓発/似非科学/特定の政党の考えを強く押したもの、これら以外】
新書のくくり無し。ここ数年で読んだ比較的カッチリした本の中からおすすめの著者を挙げる。
仏教:魚川祐司
投資:ウィリアム・オニール、マーク・ミネルヴィニ、ジム・ロジャーズ
【エッセイ】
はじめ平坦に見えていた道が、暫く行くと険阻になり、最後には行き詰まる場合がある。
また最初は稔りの多い沃野であったものが、その先は果てしない砂漠に続いている場合もある。
それとは反対に初めは険阻な坂道であったものが峠を越えてみると平坦な大道が無限に前途に開けている場合もある。
もちろんこんな事が初めから分かっていれば誰も迷いはしない。
分からなければこそ迷うのであるが、概して言えばあまり甘い話には誘われないほうがよい。
大勢が行くからと言ってその方角に従ったところでよいとは限らない。
要は細く長く続きうる勉強の方法を選ぶがよい。
そして何処までも自分自身の判断で決定すれば、たとい予期の通りに行かないでも悔いは残らない。
(宮崎市定)
真面目なご指摘有難うございます。こちらも真面目に答えます。
1について。
左右いずれのイデオロギーも否定する立場は自民党翼賛体制に資するものではないかというご指摘ですね。
それは過去においてはそういう側面はありました。無難だから自民党という考え方ですね。
私個人としては、支持政党はなく、その時々の政策が
最適であろうと思われる政党がその時々に政治を行えばよいという立場なのです。こういう考え方はいけませんでしょうか。
私はイデオロギーによってかなり賢明な方でも思考停止に陥ってしまうという現状がいやなのです。
2について。
私は歴史認識の論議が政争の具に堕している現状を憂えています。私も歴史認識は
一時期随分興味があり、右・左どちらの立場のものも随分読みました。
ただ、どちらの説も背後の勢力に随分影響されているように思えてならないのです。
そうではない、中立な立場からの歴史認識は宮崎市定氏がいうように100年後に
ようやくできるものではないか、とやや悲観的に考えています。