はてなキーワード: 通貨とは
なにこの円高。円全面高。
たったの一ヶ月でドル円10円動くとか。AUD/YENなんかここ3日で10円とか動いてる。
いやわかってるよ住宅サブプライムローンが焦げ付いたのが原因だってことは。
少しは対策してたのに資産の評価額が1割吹っ飛んだよ…
してなかったらもっと吹っ飛んでたんだけどさ。だけどさ。
一番危険と思って宝くじ感覚で買っていたインド株ファンドが最も損が少ないどころか利益でてるとか、もうね。
もう何が安全で何が危険なんだかわかんねーよー。分散投資も日本とアメリカじゃあさほど意味ないってわかったし。経済の一蓮托生度が高すぎらあ。日本とアメリカ、ヨーロッパ、インド・アジア・オセアニアに適宜分散しなくちゃいかんのねえ。しかも債権/株/通貨ペアそれぞれに。
いやーやっぱ投資は博打だわ。怖い怖い。
定額小為替ってなんだろうとか思ってしまった。
存在を知らなかったよ。
いや、存在は知ってたかもしらないが使われてる現状をしらなかった。
10円ってやすかったんだねー。
でも、このご時世なら普通にイーバンクとかネットバンク使えよとか思ってしまう。
個人名がばれるのが嫌なのかな??ちゃんと事業者登録して商売しようぜ。
がっかりしたといえばこれ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/06/news016.html
Amazon Flexible Payment Serviceでは、開発者がAmazonのAPIを使って決済サービスを構築できる。
アマゾンぐらいのシェアどころがAPI提供してくれれば即効ネットショップとかに取り入れることができるので、
アマゾンに問い合わせてみたら、それは米国のサービスですよ!って。
ただ、現在の流れを見る限り、多分1年後ぐらいに「suicaついにネット決済対応!」とか、
結局のところ通貨が日本円以外にあるっていうのが気に入らないお役所が邪魔してるだけだから、
その外圧を突破できる別のしがらみ勢力に崩してもらうより無い。
数百円の決済で5%とかとりやがって。
http://anond.hatelabo.jp/20070708195432
いつかは返済しなければならない借金を増やし続けるのが問題ないと言われると「借金なんか返さなくても平気」って聞こえるんだよな(増え続ければいづれ返済不能になるのは目に見えてるでしょうに)。
だから全部返済する必要ないんだって。社会全体では常にプラスマイナス0。買う額と売る額、貸す額と借りる額は常につりあう。片方だけ増えることはない。社会全体で借金を減らし続けるって事は資産も減らし続けるって事。国債残高なんか管理通貨制になったここ数十年増加傾向。ほかの先進国だって残高は増え続けてる。ずっと借り換えが続くだけ。預金をなくす気がないなら銀行が誰かに貸し続ける状態を続けないとだめでしょ。預金というのは銀行にカネかしてるんだよ。
だから増える事自体は問題ないんだって。そもそも紙幣だって中央銀行の債務なんだし。
預金は銀行にとって負の債務だから禁止すべきと思う?
やっぱりどうしてもこういう「国債は増えても問題ない」と言う言説は「借金なんか返さなくても平気」って言っているようにしか思えない。借金踏み倒す気なのかな?
ずっと借り換えが続くだけで踏倒す必要ないんだよ。銀行の預金だってずっと貸しっぱなしだけど問題ないでしょ。
http://anond.hatelabo.jp/20070708200513
それが永久機関だっていってるのさ。
これが何がいいたいのかわからない。別に借金したからといって物理法則が乱れるわけでもないし永久に続くのが悪いことってわけでもないはず。
国はお金が足りなくなると債権を発行する。債権は何度でも発行ができる。
国は恒久的に債権を発行するだけで財政をまかなえるか?
やろうと思えばできるけど、後はインフレ率の問題。無制限に発行しないのは高インフレにしないため。今の日本はデフレだからもうちょっと増やすぐらいでちょうどいい。
借入を資産として捕らえるのもいいけど……、
ただ借入を資産として捕らえるのなら、その借入をするのに相対するものはなんなんだい?
お金ではないんだろう?
国債というのは政府にとって債務、国債保有者にとっては資産、預金というのは銀行にとっては債務、預金者にとっては資産。
貨幣制度は日本も欧米もそれほど差はないと思うけど。変動相場の管理通貨制でしょ。
多分ここが君の反論ポイントなのかもしれないね。
でも債権で増えた資産価値なんて実質を反映していないよ。
貨幣の価値を希釈しないのがいいこととはいえない。ほかの国みたいに緩やかに希釈し続ければいいだけ。インフレ=悪という発想を続けてる限りずっと不況で苦しむことになる。実質が伴わないのに無理やり貨幣価値上げてどうするのよ。
だからといって濃度を濃くすれば、実質負担が増えて借金してる企業とかがばたばたつぶれるし、円高で輸出もだめになる。それに売れなくなったら、失業倒産ラッシュでしょ。
先日、自動販売機に見慣れない機械が付いているので近寄ると電子マネー決済の端末がそこにあった。ほう、EdyかSUICAかと良く見ると「Cmode」と書いてある。端末は液晶画面なども付いて立派なものだったが、キャラクターや表示されるもののデザインは安くてあまりやる気を感じない。のちほど調べてみるとコカコーラ独自の電子マネーらしい。コカコーラまでが電子マネーに参入する意味があるのか?と訝しかったが、サイトを眺めてみると現金との(チャージ)窓口として膨大な自販機網を活用したいように見えた。
しかし自販機網が活用できるとはいえCmodeなんて泡沫規格なんぞでは決済手段が増えて負担が増すだけでコカコーラ社だけでは大して面白いはずがない。つまり、そこにはもう少し大きな絵図が控えているはずだ。それはコカコーラ社にソリューションを提供したどこかが描いているのだろう。
Edy、SUICA、PASMO、nanaco、WAON…ここ最近も参入相次ぐ電子マネー。規格が複数あってもエンドユーザーには嬉しくないなんて誰だってわかっていたはず。それでも我先に参入するのはきっとマネーというからにはシニョリッジ(通貨発行益)があってその旨味に参入が相次ぐのだろう、と私は素人らしく思ってた。
しかしこれらの実態はプリペイドカードである。通貨としてはあくまでも円であって電子的に出し入れを管理するだけの財布でしかない。他にも色々調べつつ考えていくと、分からないなりにロンダリングや海外送金のような黒い例外を除けば金融的な損得はあまり無いのだろうと思い至った。テレビで見た解説でも決済手数料を誰が握るのかが問題であるとしていた。
話をまとめると、まず10年ぐらいすったもんだしてもユーザーに馴染む物理的カードによる運用方法と汎用性のある(なのか?)技術背景で現実味のある電子決済はFeliCaぐらいしかないという前提があって
というゲームの設定があり、当然の今後として
のだろう。
その統合される中で影響力と設備負担によって手数料配分が決まり、無秩序に参入して見えた各プレイヤーが市場のパワーに準じて行儀良く並んだ単一電子決済の世界が出現するのではないだろうか。だから最初のコカコーラの自動販売機も、電子決済で“脱落”することは決まっていても現時点で参入しておくことで譜代になれるという打算があるのではないか。
と、まあ憶測ながらすでにFeliCaの手の平の上の物語となっているのだが、そうすると半年前にFACTAが出した与太記事は誰かの断末魔だったのだろうかという妄想も広がりングである。
信じられん
SecondLifeの仮想通貨流通量、2008年に1.25兆円--総加入者は2億5000万人に
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20349764,00.htm?ref=rss
今本気で驚いた
http://anond.hatelabo.jp/20070516011411
マイミクからの反応があまりにも薄くてつまんなかったため、増田に投下。
そして反応が良すぎて戸惑う。
2日して沈静化してきたので、いくつかの補足と、書いた意図をちらほらと。
『宣伝会議』5/15号p66に、少しだけ載っていた。
2/28にポイント付与型モバイルCMの効果検証を行ったとの事。
広告を見たことに対するポイントの低さなどを指摘されましたが、それが低いことは確実です。
懸賞法(景品表示法っていうんですか?)あたりで、確かそういうのが決まっているはず。
それともう一つ御指摘頂いたのが、「ポイントのためにクリックされても広告として意味なくね?」という話。
これは、その通りだと思います。
何故その点を指摘する人が出てこないのかが、今まで非常に不思議でした。
みんな気付かないのかなーと思ったんですが、そういうわけでもないんですな。
まあ、一応「広告を見ている」ということには変わり無いから、全く効果が無いというわけでもないんだけど。
とりあえず、電通がこれを始めてもクライアントさんは騙されないでほしい。
(と増田で書いたところで、ナショクラのオジサマ方に届くはずもないんだけど)
記事に書いた「PeXによるポイント交換」は、できるということが確定したわけではありません。
ここは予想の範囲です。
でも、出来たら電子マネーにも換えられて、便利だけど怖いよね。というお話。
信じちゃった人、ゴメンナサイ。
でも、電子マネー・仮想通貨・ポイントあたりの市場が今後活性化してくることは間違いないと思う。
そしてそこを電・リクが持っていこうとしていることも。
正直すげー悔しい。
一番言いたかったのがこれ。
「AdSenseは他の広告配信システムに取って代わられる恐れがある」ということ。
特に日本では、まだまだ一般の人のネットリテラシーは低く、企業のお偉いさんなんかは、昔から馴染みのある電通社員が
「こっちの方がクリック率がいいんですよ、ユーザーとwin-winなんですよ」とか適当なこと言えば、
個人サイト運営者だって、AdSenseより多く自分の懐に入ってくるモデルがあればそちらに切り替えるだろうし。
電通は、日本ではAdSense代替の最有力候補ではあるけれど、そこを狙ってくるのは電通だけではないかもしれない。
ちょうど同じような話が、AdInnovatorに出ていた。
但しこれは電通ではなくてオープンソース広告ネットワークの話。
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2007/05/google100.html
自分はグーグル大好きで既得権益大嫌いなので、どちらかといえばグーグルを応援したいのです。
電通がグーグルを意識しても、グーグルという会社は多分電通を意識しない。
でも、そこが危険だと思った。
グーグルは、収益構造から見れば広告会社なんだから(「いやそれは違う」という批判もあるんだろうけど)
対抗勢力がいつ出るのか分からない、という危惧はしておくべきだ。
まあ、あの記事は、ただのグーグル好きな学生が、グーグルの中の人に対して警鐘を鳴らしてみたかったんだと思ってください。
グーグルの人、見てくれたかな。
見てくれたらいいな。
元々グーグルの人ってはてな好きな人とか居るんじゃないかと思って投下したんですが、
もしかしたら海外のサービス使ってる方のほうが多いかもしれないですね。
増田にちょろっと書いた記事を多くの方に読んでもらえ、リアクションが返ってくるのがとても嬉しかった。
読んでくれた方、批判して頂いた方、有難うございました。勉強になりました。
こんな短期間にいろんな人に思ってることを伝えられるインターネットはやっぱりすごい!
そう実感した2日間でした。おわり。
ネット・広告周りで話題の日経ビジネス第2特集「電通が挑むメディア総力戦」を読んだ。
「グーグルに負けない」という挑戦的なタイトルで、グーグルのAdSenseに対抗するサイト配信型広告モデルを自社で始めるという内容。
グーグルがアメリカでテレビ・ラジオ・新聞・雑誌といったマスメディアを取り込んでいることも意識している。
電通が動き出した今、日本という市場でグーグルに勝ち目はあるのか。
15日の日経新聞15面に、電通がPeX(http://pex.jp/)に資本参画したという記事が出ている。
PeXは、ネットを介してポイント交換サービスを提供する会社だ。
その意図を推察するに、これはどうやら上記のグーグル対抗広告モデルに深く関連している模様。
以下の電通のプレスリリースで、「オファー型広告」なるものが発表されている。
http://www.dentsu.co.jp/business/teritory02/media/offer.pdf
これは平たく言えば、広告を見た人にポイントをあげるという仕組みで、更に人によって貰えるポイントを変えることができますよ、ということらしい。
広告を見た人にポイントをあげるという仕組みは、モバゲータウン(http://www.mbga.jp/)や、
無料着うたサイトのゴルゴンゾーラ(http://pc.zola.jp/)等、主要ケータイサイトが成功を収めている。
ケータイサイトのポイントが自社が提供するコンテンツとの交換しか出来ないのに対し、
電通の「オファー型広告」ではPeXのポイント交換の仕組みを利用して他各社のポイントとの交換が可能になる可能性が高い。
昨今ポイントや仮想通貨市場が交換システムにより通貨化していることを考えると、
事実上、電通がこれをすることによって「広告を見れば金がもらえる」という仕組みが成り立つことになる。
広告を見れば、ポイントで様々な商品を買うことも、色々なサービスも受けられる。
電通は、貨幣をつくろうとしているわけだ。
電通がこの仕組みを完成させた時、グーグルはどうなるだろうか。
テレビ局、新聞社、出版社等の媒体社、それと電通が作るナショナルクライアントのサイトにはAdSenseの代わりに電通の広告モデルが採用される。
グーグルはAdSense分の収入(ほぼ半分)を失うことになるだろう。
AdWordsの検索連動型広告は、検索サービスを持っているグーグルの強みで、電通にはなかなか真似できそうにない。
日経ビジネスで電通は「最終的にはグーグルの取り扱いも電通が行いたい」というようなことを言っていた。
恐らくこれは、この部分を意識してのことだろう。
この部分をどうするかが、グーグルでの課題になるかもしれない。
もし電通がグーグルと提携できなかった場合、次はYahooと提携かなーという気もする。
追記:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2007/pdf/2007019-0307.pdf
この辺りを見るに、電子マネー・仮想通貨・ポイントあたりをまとめて、電通とリクルートが全部持っていくつもりらしい。
リクルートが関与することで、リアル店舗で電通のポイントを貨幣と同じように使うことが出来る。
リクルートがポイント事業に絡むべきだとは常々思っていたが、こういう形で来たか。
自分で書いて本当に怖くなってきた。
http://anond.hatelabo.jp/20070513151015
フシャー!
通貨の話し。
通貨は金本位制とか銀本位制とか国家の信用とか寄って立つものがある。
擬似通貨の話し。
日本銀行などが発行する法定貨幣とは兌換できないのが前提。
あれは積み立て保障のある銀行業務ににたやつじゃないのか?
有価商品券も換金は認めてないはず。
また、そのように発行した商品券は「今日で辞めますー」「つぶれちゃいました。テヘ」みたいなことがないように、1/2委託金とかがあるはず。かなり厳格な条件をクリアしないと発行そのものができない。
サービス券とかはまたちょっと別。
そこらへんはあんま、よくわからない。
だから何年何月何日まで有効とか有効期限をつけることができない。
保証金とかがすごい必要なはず。
地域通貨って例外もあるけど、あれは法定貨幣とは交換はできない。
ヨドバシとかのポイントは……。なんだろう。割引用のポイントなので流通するのが前提ではない。
よくわからないが、
はてなポイントが当初換金を認めてたのはあれはちょっと脱法状態だと思う。
どういう扱いにしていたのかわからないけど、多分、詰め寄られたらヤバイはず。
だからそっとしておいてあげてw
ちょと前提が必要だったので話しはそれたけど、ここからはてなポイントを高める話し。
例えば人力のような場所で人々が共通の認識の元、地域通貨のようにポイントを流通させる。
流通の過程でなされたことを考えれば、例え100はてなポイントでも1000円相当の価値がある。
だから帳尻だけみれば当初から85%に下落となっているが、他のポイントへの付け替えのタイミングで10:1ぐらいのレートで交換していると考えるのがよろしかろうと思う。
そういえば地域通貨のような活用ができないだろうか、みたいな議論も人力でその昔しあった。
興味があれば探してみるのがいいかもね。
はてなポイントの有用性は多くの人達が具体的な提案とともに言ってきたが、結論から言えばはてなはその方向を考えていないみたい。むしろ君の提案がはてなを動かせるならたいしたものだと思う。
っと、あともうひとつ。
人力検索でポイントが流通することにより得られるはてなの収益。
ちょっとでいいから電卓たたいてみ。
一日何件ぐらい質問があって、何ポイント流通してて、一ヶ月にどれくらいの件数になるのか。
手数料を計算してみればいい。
10万円いった?
20万円は?
よし競合入札だw
ストックオプションの権利くれれば非常勤の年収66万でも我慢します。
増田ゴーレムねこもストックオプション欲しいよ。ちゃんと買うし、キャピタルゲインは狙わないからさ、売って。
別に金なんていらんのじゃ。
http://anond.hatelabo.jp/20070512141856の補足。
10000ハテナpt.を購入するのに10250円、買った10000ハテナpt.をamazonギフト券に交換するのには5%手数料。千円単位なので本来は全部交換できないが、できたとして9523アマゾンpt.。アマゾンでは1%還元してるが、ギフト券は還元されない。これを機会損失として-1%すると9427円分
何もしない流れでも10250円→9427円 最終的におよそ92%にまで落ちる。
それなら3250円→3000pt.→2800amazonPt.ー28amazonPt.(機会損失分)=2772円分 当初から85%に下落。
コレは全てお金の話。すこしずつ磨り減っていくのはどうしようもない話。
ところで「日本国の日本円」に対して「ハテナ国のはてなpt.」の価値が上昇する可能性、なんて考えたことあるだろか?
最初は日本円でのポイント購入するしかないんだから固定されてる。買うときは固定相場。
売るとき(楽天などへのポイント交換)も現時点では固定相場。(売るときについては考察の余地があるけれど考察省略)
はてなpt.はひとつの「企業通貨」でしかない。スイカはポイントを買って、コンビニでおにぎりも買える。マイルは飛行機乗ればポイントもらえて、タダ航空券をもらえる。はてなと同じ「企業通貨」だ。
ちがうよ。はてなポイントはありがちな「企業通貨」じゃあない。全然ちがうよ。
スイカやマイルはは貯まってもなにか遊べるわけじゃない。でもはてなポイントはポイント自体を「遊ぶ」ことができる。この違いは大きい。ものすごい可能性を秘めてる。
では、はてなポイント自体に高い価値を持たせることができたら?
みんな日本円からはてなポイントにしたまま留保する人が増えてくのでは?
入り口は固定だけど、みんな出て行かない。これができたらすごくないか?
それができるには「はてなポイントに独自の価値をもたせること」だけど、どうすれば、、、なんてのは書きません。一私企業にボランテxアめいたことするのはばかげてるので。(心の中:ストックオプションの権利くれれば年収659万でも我慢しますので履歴書送付先教えて下さいませ。)
ポイントゲッターさん達はマイラーと同じ心理で動いている。数年前から流行のマイラー、熱狂的なマイラーはいろんな努力をしてこまめにマイルを貯めている、そんなマイラーが周囲に何人もいるし金持ちなのにはまってる人も多い。つまりポイントを貯めること自体に面白みを感じてる。費やす時間と結果を考えれば損してるのに気付かない。ポイントゲッターさんたちにこの行動パターンを当てはめれば、回答の質を下げてることなんぞ無頓着になるのも無理は無い。
では、良心的な回答者はどう位置づける?どこにあてはまる?
さて、ここであたらしい位置づけができる可能性は無いかい?
「はてなポイントに独自の価値を持たせること」のヒントはここに無いかい?
結論は書くつもりは無い。うまい具合にこのことを考えてもらって、その結果、人力検索をどんどん魅力的にしてほしい。そう思ってるだけだ。
格さん助さんはあっていい。
いや、いってみたくなっただけです。
金持ちは貧乏人が暴動を起こさない程度、通貨が流通する程度に生活をしていくれていないと金持ちという基盤を維持できないわけで、キムジョンイル体制下での自称金持ちみたいなものさー。
http://anond.hatelabo.jp/20070501005411
貧富格差がどんどん拡大していくと、経済活動が衰え(鈍化し)やしませんか?
経済活動が衰えても良いのです。
収入になる通貨の絶対量が多ければ。利潤の絶対量が多ければ。
貧しい人が大半になっても、その人たちを相手にマーケティングしても、利益は高が知れています。
一部富裕層ですよ。この人たちの存在比率は少ないものだとしても、単価が大きいのです。
そして富裕層の割合も増えている。(二極化の影響でもあのでしょうか?)
より多い利益の絶対量を狙うなら、同じ確率でひっかかるなら、単価の高い方・利益率の大きい方を選ぶのが効率的でしょう。
と思っている増田でした。どうでしょうか。
後からきて名前をとっちゃうなんて、はてなのなかの子が可哀想じゃないか。
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=2281
金を払うのはふつうのひとでしょ?
それともIT技術者にはユーザーとして以外の立ち回り方があるのかな?
できるとしたら商品券の扱いでしょ?
保証金ばかみたいな額を積まなきゃいけないし、期限の問題もあるし、補償もしなきゃいけない。
それに、その流通過程にゲーム性なんか持たせたら下手したら賭博開帳になっちゃうんじゃないの??
オンラインカジノすら認められていない国でどうやって展開するというのかな??
人の時間には限りがある。
公益目的でなければ、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな
Amazon.co.jp: TQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究: 本: ハイラム・W. スミス,Hyrum W. Smith,黄木 信,ジェームス スキナー
三年に進級してすぐ、父が亡くなった。我が家には借金があり、そしてまだ小学六年生の弟がいたこともあって進学を希望していた進路については変更を余儀なくされた。母親は進学しても構わないと言ってくれたが、経済状態を冷静に考えれば現実的な選択ではないのは明らかで、それがわかってしまうと、勉強は落ちついたらできるさと、自分にはそう嘯くよりなかった。
当時、高卒の就職率はあまりいい状態ではなかったが、自分は運よく警備関係の仕事に就くことができた。そこではほとんど休みなく働いた。日勤、夜勤、限界まで仕事をいれた。それだけでは飽き足らず、時間が空いたときは知人の伝でスケジュールの融通がきくアルバイトをしていた。この時期から、自分は空疎になっていった。辛いことも楽しいこともなく、好きだった天体観測もやめていた。ときおり、実家で埃をかぶっているであろう父の形見の天体望遠鏡のことを思い出したが、それ以外は何も考えず口を半開きにして喘ぎながらひたすら働き、仕送りをしていた。
ある日、そんな生活を見かねた友人が女性を紹介してくれた。彼女でもつくれば気が紛れると考えたのだろう。その女性は一般的にみて、それなり以上に可愛いらしい容姿をしていたと思う。性格についてはよくわからない。なにせ自分ときたらろくに興味もわかず生返事ばかりしていたのだから。結局、交際ははじまらなかった。つまらない男だと憤激されても仕方のない態度を自分はとっていた。友人が苦笑いで済ましてくれたのは奇跡的だったが、それとは別に気がかりなこともあった。彼女と付き合いたい、いや、女性と関係したいと思えなかったことだ。欲望がわかなくなっていた。
自分に交際相手がいないと、うっかり口を滑らせてしまったことがあって、それを知った職場の先輩から風俗へ一緒に行こうと誘われた。自分はそういう行為に嫌悪感があったが、とても断りきれる雰囲気ではなく行かざるを得なくなってしまった。繁華街の路地裏にあるその店で、何か靄の中にいるようなぼんやりとした心持ちで先輩のくゆらす紫煙に誘われるがまま女性を指名してから、惚けたように硬直していた。いくつか場面が途切れ、次の瞬間、気がつけばあられもない姿の女性が目の前にいて、自分も服を脱いでいた。厚ぼったい唇が印象的な女性だった。彼女にサービスしてもらったが、何をどうしようと自分のものは反応しなかった。次第に吐き気がこみ上げてきた。たまらなくなって、なぜか申し訳なさそうな顔をしている女性を置き去りにして逃げるように店から出た。その日から勃起しなくなった。
それ以降、性について考えるようになったが、すると決まって父のことを思い出す。星の見方を教えてくれた父。大きな背中の頼れる父。いいことばかり反芻している。彼は父ではあったが、男ではなかったなどと呟いてみた。父から性の匂いを感じたことがないのだ。両親がセックスしているさまを想像することができない。次いで不意に弟の顔が想起され、呆然と呟いた。
童貞を捨てる前に父親になった。
働き詰めの日々は三年ほどで終わりを告げた。突然、布団からでるのがいやになった。聞きたくもない叫びが耳朶にこびりついてはなれない。満員電車に押し込められるのがおそろしくなった。ひとと視線をあわせられなくなった。外出すればアスファルトは液状化し、足下から自分の身体を呑みこんでいく。精神の平衡を失っていた。
医者にかかり薬をもらった。それを摂取し部屋で惰眠を貪っていた。そうでない、やる気にあふれたときは横になって部屋の白い壁にできたシミの数を一日中勘定していた。それよりも少し調子のいいときは、友人の手を借りて自作したパソコンを起動してネットの世界に耽溺していた。ネットは身体にいい、刺激的で煌びやかな負け犬の牢獄だった。屑であること、それこそが通貨だった。すべてが反転している。頭の悪いやつ、虐げられて死にかけのやつ、女に黙殺された間抜け、男を殺したいのろま、醜悪なオタク、そういうやつらが屯していた。ここには持つものなど誰もいない。そう思った。しかし、それが誤りだと気がつくのにそれほど時間は要らなかった。
ネット上をしばらく観察していると、それぞれの不能者集団を代表するようなヒーローが存在することが見て取れた。英雄たちは狂気の論理を組み上げて理不尽な現実を切り刻もうと躍起になっていた。すっかり不能になっていた自分もその熱に冒されフィーバーしながら奇声をあげていたが、それも長くは続かなかった。自分と彼らの違いを痛感させられたからだ。彼らは何よりも己を大切にしていた。傷つかないように牙を剥き他人を八つ裂きにし、あるいは通り魔にあいながら自己を確認している。彼らには何かがあった。守らなければならない何かが。自分には何もなかった。すべてがどうでもよくなった一番の不能者だった。彼らへの興味は急速に萎え、そこから離れた。
部屋に閉じこもり、ずっと泣いて暮らした。このあたりのことはあまり憶えていない。
時間の感覚がなくなるまで悲嘆に暮れ、いよいよ金銭的に逼迫してきたので仕事に復帰した。頭蓋に詰まった空白がひどく重くなることがあったがどうにかそれを誤魔化しながら現在に至るまで騙し騙し生きてきた。ああ。実感というものがまるでない。あれからどれくらい経ったのだろう。体調を崩してから記憶力が悪くなった。呂律がまわらないこともある。いやなことはとくに忘れやすい。しかし、そのおかげで生きていられるのかもしれない。強調された現在だけが自分の中にある。来月、弟が高校を卒業するという連絡があった。卒業式には休暇を取って出席するつもりだ。弟は自分の母校に通っている。ならばあのホールで式をするのだろう。
自分の高校時代のことを思い出そうとして失敗した。当時の記憶の大半が彼方へとんでいた。唯一憶えているのは自分の卒業式の最中、一瞬ホールの照明が落ちて天井を見上げたときのことだ。一面に星空が広がればいいのにと切望し、空想した。でもあたりは真っ暗で、それはまるで自分の先行きを暗示しているようだった。
だって、政策が失敗したか成功だったかとかって時間が経ってから見直してみないとわからないじゃない?
しかも成功していた場合はそもそも問題が顕在化しないので検証もされない。
間違って初めて評価される世界とかってやだな。
http://anond.hatelabo.jp/20070131125317
bewaadっていうページみてきたよ!
見たことあるレイアウトだった。まともに読んだことなかったので1月分だけみてきたよ。
なんかwebmasterさんは頭がよさそうで心配事も多くて大変そうだなと思った。
http://bewaad.com/20070120.html#p02
と、上からの流れで関西文化圏の人々に喧嘩を売ってみました(笑)。なぜそうかって、マクドナルド自身が「メガマック」と名付けはしても、「メガマクド」とは絶対にならないでしょうから。
この記事だけ話題についていけたっす。
簡単に言っちゃうと、不条理なまでの歳出削減なんてしなくてもマイルドインフレ(インフレ率2から3%)で120年程過ごせれば借金返せますよってお話。これに関連して人は自分の寿命以上のスパンの話にはリアリティを感じられないのではないかみたいな話も出てた。
毎年インフレ2、3%って大変そう。
120年経つと・・・えっと、100円のジュースが2%で1055円、3%なら3370円になるのかな?
10年前に100円だったジュースが120円になってるから・・・うわ!年2%のインフレ達成してるね!!
200円のジャンプも240円になってるし!
でもでも120年で34倍ぐらいだと、なんか日本の国債利回りとぶつけても弁済できないようなきがするんだけど…。
どう計算したらいいんだろう?ちょっちあとで時間あるときにでもbewaad読んでみるね。
5%ぐらいまでもっていけば33,229円になるから原資を減らせてればいけるかな。
その頃には銭が円になったみたいに円が元になってたりして><
毎年7%のインフレで100円のジュースが313,811円にッィィ!
こうなるんだったら借金するが勝ちだね。
でもねでもね、デフレ時にローン組むほど馬鹿なことなんじゃないかと思うんだ。
日本のこととなると日本人にはバイアス掛かっちゃて周りみえなくなるけど・・・。
例えばアメリカなんて今毎年100兆円債務が増えてるんだけど、やつらもインフレ目指してるよね。
必要があればいくらでもお札を刷るってさ。
このインフレ政策があってるか間違ってるかなんて事は言えないけど、ドルの価値は他通貨に比べて下がるよね。
ワタシ資産ドルしかないネ、ドルヤス関係ないアルヨってアメリカンが鼻高々に言ってるのを聞いたらだいじょうぶかいな?という気になる。そんな感じ。
ただ日本はこの10年新卒給与の昇給率は素敵なことになってるからな・・・。
物価だけあがってもね ってのはある。
そもそも物価上昇を一国だけでターゲッティングなんてできないって。
コモディの流れも変わってるのに一国が調整しようとしたらそこの国はスタグフるんじゃないかな。
まだわめく人の絶対数が少ない国債をデフォルトさせたほうが暴動でないかなって。
銀行は潰せば終わりだし金持ちだってお金がなくなったらなんもできん。
格差社会をなくすためです!とかやれば貧乏人票があつまってそういう政策も通ったりすんじゃね?
あ、アメリカがコケタ→日本はアメリカのせいでコケタ!とやれば民意得られやすいとか??
だからアメリカを買ってるのか?だとしたら官僚頭いいね・・・。
いずれにしろそういう話しが出始めたらもう二束三文でしか処分できないよね。
ま、お金がなくなっても日本が飢饉にさえならなければ俺はいいや。
そこだけ心配。後はなんとかなるでしょ。
http://anond.hatelabo.jp/20070131004002
うわ、デファクトとか書いてるね。
そんなレベルなのでそう思って相手してちょ。
日本の金融関係者はプロじゃないんだというかもしれないけど、外資の傘下になったところや外国人投資家に株をたくさん買われてる邦銀だって日本国債買い捲ってるわけで、外人が日本政府が債務不履行になると本気で思ってるなら日本国債を大量に買ってる金融機関の株を買うような事はしないはずでしょ。
2年ぐらいまえまで日本の銀行系はお手頃価格だったしね。商売の足がかりとして顧客チャンネルを評価しても買いだとは思うよ。
デフォルトが起こればどうせ保有している資産が紙切れになっちゃうんだから「ダメになる前提」で商売なんてできないんじゃないかな。
貸し付け先も国内なので外貨建てで貸し付けるわけにもいかないしね。
あとは個人をなんとか誘導して外貨建ての口座を増やすすじでがんばるしかないんじゃないかな。
で、そういう動きもとっていないところはダメで株も人気が無いよね。
国債を発行しないと国がまわらないなら、発行しない事のほうが問題だと思うけど。むしろそれがないと回らなくなると思ってるのに財政赤字を問題視するというのがわからん。
多分根本から考え方がおいらとずれてると思うんだけど、
俺は財政赤字で積み上げたものを処理しようとした場合、数百%のインフレかデフォルトしかないと思ってるのね。あと増税か。(歳出減らせばコツコツ返せるレベルは債権の利払いだけでもうあふれてるのでなしかなっと。)
で、たぶん、自分から自分に貸し付けた借金なんて返さなくても足りなくなったらまた貸し付けられるんだから借金処理しなければいいじゃん。
というのがおまえさまの考えだと思うのさ。
ありだと思うよ。
俺も外から外貨が入ってきてる間はいくらやっても大丈夫だと思うよ。みんなが不安に思ってなくて買ってくれる人がいる間は。
でも、こと日本経済に対しては先行きは暗いと思ってるんだ。(たぶんここも見解が違うのかな)
だから将来に対してはそろそろ回らなくなるんじゃないのー?という、懸念があるんだよね。
いま戦後最長の好景気でコレだからね。
いや、これはタイミングの問題だと思うんだけど、あと5??8年は日本も有望市場だと思うんだ。
むしろ投資対象。でも、そこまでだよね。
だから俺もあと数年はいくら国債を持っているからといっても銀行の株も買うのには抵抗はないよ。
国民の殆どには国は大丈夫!って思ってもらわないと困る。
だけど危機感ももってもらわないと困る。
みんなダメだと思い出したら戦争になるかカオスになっちゃうからね。
ほんとタイミングの問題だと思うんだ。
同じようにドルも価値を保証してるのはアメリカ国債。だから米国債もドル安やインフレはあっても債務不履行はない。自分の国の通貨で借金してる国はどこも似たようなもの。
http://anond.hatelabo.jp/20070130032502
とても財政政策的に10??20年先を見据えた内容じゃないように思うんだけど、これは気のせいなんかな?
国内外のエコノミストとかの論評読むとやっぱりアウトっぽいんだけど。
国債市場の参加者は金融のプロばかりなのに、償還されるのが10年後の長期国債でも高値(低金利)で国債買ってる。10年後の日本の財政がアウトだと思ってるならもっと安値(高金利)で買うはずでは?日本の金融関係者はプロじゃないんだというかもしれないけど、外資の傘下になったところや外国人投資家に株をたくさん買われてる邦銀だって日本国債買い捲ってるわけで、外人が日本政府が債務不履行になると本気で思ってるなら日本国債を大量に買ってる金融機関の株を買うような事はしないはずでしょ。
というか国債を発行しないと国がまわらなくなってるのに財政赤字は問題ないってのがわからん。
なんで国や行政がデファクトしないと思ってるの?
国債を発行しないと国がまわらないなら、発行しない事のほうが問題だと思うけど。むしろそれがないと回らなくなると思ってるのに財政赤字を問題視するというのがわからん。
円(日銀券)も日本国債も日本政府が価値を保証してるようなものなのでデフォルトなんかする必要がない。一万円札とかの紙幣は日本銀行にとって債務。日本銀行の株の過半数は日本国政府が持ってる。つまり日銀券は日本政府の子会社の債務。日本銀行の資産の大部分は金本位制とかのころは金だったけど今では日本国債。円の価値を保証してるのは日本国債ということ。
同じようにドルも価値を保証してるのはアメリカ国債。だから米国債もドル安やインフレはあっても債務不履行はない。自分の国の通貨で借金してる国はどこも似たようなもの。
「デフレ対策」ってのはあると思うけどどちらにしろ1000兆円の日本がこさえた債務を30年ぐらいで気長に処理しようとしても国民の1400兆の資産を溶かして充分なほどお札を刷らないとだめじゃない?というか会社資産も溶かして余りあるよね。
国民の資産が1400兆があるから、国が1000兆も借金できてると思ってるのかもしれないけど、実際は逆。いくら国民ががんばってこつこつためようとしても借りる人がいないと全体の預金は増えない。口座に振り込まれた給料は元をたどれば消費者からもらったもの。消費者の口座から減った分が移ってきてるだけでいくら儲けたところで社会全体での預金は増えない。預金につく利息だって借りた人が集めた金でこれも元をたどれば誰かの口座から移ってきたもの。じゃあいつ増えたのかというと銀行が貸した時。銀行から借りた人の口座の預金が増えるても、他の人の預金が減らされるわけじゃない。このとき銀行は国債という資産と預金という債務の両方が増えて釣り合う。借金が返されるときに相殺され両方が消えて利息分を儲けにする。つまりカネが雲散霧消するのは借りた金が返されるとき。財政再建すればするほど国民の預金は減っていく。ましてやデフレ不況で企業が借金返しまくってるときにやると恐ろしい事になる。
そうなったときに、国民は国をデファクトさせるか個人・会社資産を溶かして国債を買い支えるかしか選択肢がないと思うんだ。
いまのところ後者を選択できているのは日本に外から金が入ってきてるからだよね。
夫婦で金の貸し借りができるのは夫婦で収入があるから。
日本に外から金が入ってるといっても外へ出してる金のほうが多い。外国から借りてる額より外国に貸してる額のほうが多い。ある日突然日本が消え去っても外国とっては借金を踏み倒されるより借金が帳消しになるほうが多いわけだ。前も書いたけど、労働力がいくら減っても自国内で借りてるんだから負担は増えない。夫婦間で貸し借りできるのは収入があるからじゃなくて金があるから。子沢山でも小梨でも夫婦間お菓子借りは子供の負担には影響ない。それに労働力が減るのは財政赤字のせいじゃないから、財政再建したところで子供が増えるわけでも老人がいなくなるわけでもない。歳出削減で医療費を削っていけば老人が早く死ぬし、増税で貧乏人増やせば子沢山になるから少子高齢化しなくなるという人もいるかも知れんけど。
利息収入もエライ事に。
競争は、質の良い物を生み出すためには確かに必要だけど、既存の物に有利で、新しい物には不利。新しい物を認めさせるには膨大なエネルギーが必要なのである。
新しい物をより効率よく生み出すために、いったん競争というものを忘れなければならない。
ブレストと似てるかもしれない。
しかし徹頭徹尾、受け入れを無視するわけでなく、最終的に食べやすくデフォルメ・アレンジをしたものを、つまり入門を用意するのがコツである。
世の市民権を獲得してるか否かは単純に、入門があるか無しかの差である。
メジャーな物ほど、いくつかの入門が用意されているものだ。
狭き門は、ノイズや歪曲者、破壊者などを呼び入れないためには確かに必要であるが、今の情報ネットワーク化時勢では門を開け放すことを選ぶ覚悟がいる。
ただここで重要なのは門を開け放すタイミングであって、それを誤ると、用意した構造物を揺さぶられ、破壊され、無価値な物へと変質させられてしまう。
だから今、最も求められる(俺が重視する)力は、門を開け放したときに入ってくるノイズをいかにして制御するかということである。これは詰まるところリーダーシップを発揮することや、マネジメント力である。
この世界の人材は玉も瓦も一緒くたになっている。ものすごく能力が高い人間もいれば、本当に使いようがない人間もいるわけで、狭き門はこれらをふるいにかけるフィルターの役割をする。
ただ、このフィルターは完全ではなく、有能な人間も多くはじいてしまうし、無能な人間も多く引き入れてしまう。
全くフィルターしないよりかは随分マシという程度、ファイアウォールを有効にしたら少しはウィルスの被害に遭わなくなるだろうといった程度の物である。
かつての時代は、隠れた才能は完全に切り捨て、志願してきたある程度の質を持つ人間だけで聖域(コミュニティ)を作り、そこで自分らの技術・学術を発達・洗練させていけば良かった。そしてそれは必然的に専門性を生成する構造であり、専門外のことについては深く対応できないし、求められることもなかった。だが、時代は変わりつつある。
今現在、人々にはマルチの(複数の)分野での活躍が求められてつつある。それと同時に、今までフィルターされて弾かれてきた隠れた才能に着目・それを発掘することも行われるようになった。どっちが先でどっちが後か分からないが、この2つの兆候は密接に関係しているように思う。
インターネットが専門外の有能な人間を多の分野に引き込むようになってますますこの兆候は加速しているが、インターネットがここまで普及する以前から、この兆候の前兆となるものはあったように思う(というのも、俺が高校生だった90年代頃にすでに専門を問わず複数の分野で深く活動していた人がいたからである)。
情報の分野では、インターネットの普及により、専門外の有能な人間の参加が増えたことにより、ノイズも多く増えたがそれを補ってあまりある有益な情報も引き込まれるようになったのは今更言うまでもないだろう。
全ての分野は情報を持つ。そして情報は価値を持つ。いわば情報は一つの通貨である。そして多くの人がそれらを扱う環境が整えられたため、多くの人により扱いやすくなるように情報はフォーマットされることとなった。こうしてフォーマットされ扱いやすくなった情報は、より多くの人々に普及し、価値が高められていくようになる(ただし、ここで言う価値は有用性であり、希少性ではない。このことは後述する)。
だから、逆に言えば、情報にある程度の魅力(価値)があり、それがフォーマットされていたらそれは流通するのである。
こうして、今まではコミュニティだけで流通していた通貨が、一気に世界へと広がったのである。だがこのことによる弊害もある。
それはコミュニティだけで共有されていた情報が誰でも簡単に入手できることによって、その情報の神聖性(希少性)がなくなることである。
情報の価値には2つのパラメータがあって、一つは有用性、もう一つはレアリティである。これはトレカに喩えると分かり易い。コモンカードだけどめちゃくちゃ使えるカードもあれば、レアカードだが全く役立たずなカードもある。
特に一部の人しか知り得ない情報はいわばプレミアカードと言うことができる。
情報を門戸を広げてネットという大海原に放出することは、情報の有用性を高める代わりに、希少性を失うことを意味する。
かつてはプレミアカードを持っていた人間は賞賛された。それがたとえ使えないくずカードだったとしても。
そしてそのことによってそのカードの持ち主は自身の価値を高めることができた。
人々は、カードのシナジー(組み合わせることで効果が倍増する組み合わせ)やコンボを重視し始めた。
つまり自分のデッキに組み入れられるかどうか、そのカードをどうやって使うか、に価値を置き始めたのである。
こうなるとプレミアカードコレクターの人的価値が下がってしまう。彼らが取る行動は大きく3つ。
一つは何もせず、成り行きに任せる(あるいは問題意識を持たない)。
もう一つ漏洩を徹底防止してカードの希少性を維持すること。
三つめはそのままでは使えないカードを使える形に加工してから、それらを開放すること。つまり誰も考えつかなかった意外なコンボを提示したり、できる限り汎用性の高いカードを何とか発行することである。
お堅いと思っていた団体が急にフランクになった例を最近よく見る気がするが、こういうことが一つの理由だろう。
しかし将来的には遅かれ早かれ、多くの団体が三つめの手段を取らざるを得なくなると思う。
このような情報は流通を制限することで価値が高められているが、本来的な価値は少ない。そして価値の低い情報は駆逐されていく時代の兆候なので、団体には新たな価値を作り出し、社会に発信することが求められてくるからである。
そうなってくると、まやかしの希少性は徐々に意味を失い、経験に基づいた情報や、洗練の要る情報といった、よりその人の血肉となっている(オリジナリティがある)情報こそが希少性ある情報となるだろう。
インターネットというのは価値判断を大衆に委ね、まやかしの希少性を暴くという点でこれから役立っていくと思う。
しかしそうなると、今まで手に入れるのが困難だった情報を収集していた専門家はどうなるのか?
いったい何をもって情報収集をしている一般人と差別化を図ればいいのか?
複数の範囲を渡り歩く人々が増えてきた原因はここにあると思う。
苦労して新しい論や分析を発表しても、少しすると自分と同じ考えを言ったりしたりする素人がいる。
何も発表しないままだと時間とともにその人とその専門家との価値の差異が縮む。
だから専門家は、常に社会の流れを追って新しい論や考察を生み出し続けなければならない。新しい情報を常に発しなければならない。
みんながみんなそんな発想力とバイタリティを持ち合わせているだろうか?
もしそこに不安がある専門家は何をすればよいだろうか?
そこで複数の分野をカバーするわけである。
専門の分野を知ってる人がいる。
αの情報を知ってる人がいる。
でも専門の分野+αの取り合わせの情報を知ってる人はなかなかいない。
こうすることで自分の価値を高めているのではないだろうか。
また、社会現象がより複数の多岐の分野に渡ってきたお陰で、それを一つだけの専門性で切りにくくなってきたというのも考えられる。
「最前線で価値を生み出し続けることはできないけど、その人達と違って私はレパートリーが広いから庶民の要求に幅広く応えることができます」、といったところか。
自分の本来の分野では新しい価値を生むのは難しいけど、違う分野にて本来の分野のやり方で切るという方法で、新しい価値を生み出すというのも考えられる。新たな組み合わせ。シナジーを期待するのである。
あるいは価値観が多様になったため求められそうな情報は何でも漁るドラフト者もいることだろう。
ここは、多分野に渡るといえ、コンセプトを持ってコレクトをしないと情報の海に溺れてしまうだろうから注意が必要だ。
今までは専門がはっきりしない人は浮ついてると見なされ正当な評価をされにくかったが、これからの時代は複数の分野に渡って活動しているマルチ専門家がますます増えていくのではないかと私は考えている。みんながみんな興味関心を一つに絞りきれるとは思わないし、そんな人たちの複数の分野で活動できる環境が整いつつあるからだ。あるいは、この高度情報化による副産的な効果として、成り行きで専門外の領域に踏み込む機会も、より多くなっていくのでは、と感じている。
だからノイズ(=厨)は多かれど、有用な人を引き込もうとするならば、もっと入門を設けるべきなのだ。
一部では腐るほど入門を設けてる分野があるのに、他方で全くそれが整備されていないのはおかしなことだと思う。
※推敲途中です。