はてなキーワード: 中世ヨーロッパとは
先週、名古屋市博物館の「魔女の秘密展」へ行った。中世ヨーロッパの魔女に纏わるものを展示する企画展だ。
そのころヨーロッパではすでに司法制度が整っていたので、ちゃんとした法的手順に乗っ取って合法的に魔女裁判が行われたらしい。司法制度で裁くには証拠がいる。だが、実際魔女など存在しないのだから証拠などない。
そこで自白を証拠にしよう→自白するよう拷問しよう→自白したら拷問止めてあげるよ。→拷問に耐えきれず自白する→こいつ魔女やんけ→処刑火炙り
のすばらしい論法だったらしい。
この流れでせっかく中世ヨーロッパ気分に浸ってたのに現代日本の司法制度を思い出した。
はてなのやりすぎだろうか?
1.
夜闇をさらに黒で切り抜くような黒猫が、紅い口を開いて言った。
「また一つコンテンツが終わったようだよ」
「そう。急がなきゃね」
少女はあらかじめ立てておいた今夜の予定を、頭の中で速やかに修正する。コンテンツの終わりはいつも唐突で、平然と人の運命に無慈悲な影響を与えていく。
コンテンツは生まれ、消費され、そして終わる。人は知らない。コンテンツはひとりでに終わらない。コンテンツは死ぬ間際に、そのコンテンツに関わった人々の時間、記憶、心を道連れに飲み込んで無理心中をする。人類の歴史上、かつては一つのコンテンツの終わりには戦争や暴動、集団ヒステリーが起こっていた。例えば中世ヨーロッパに起こった魔女狩りは、キリスト教というコンテンツの終焉がもたらした災厄だ。
人はコンテンツの終わりを恐れ、恐れるがゆえにコンテンツの終わりに惹かれ、やがて一人の少女が生まれた。
少女はコンテンツの終わりに立ち会い、その悪影響を最小限に留めるための掃除人。すでに500年の時を生き、それでいて10代の少女の姿を保っている。人なのか、人の上位の存在なのかも判然としない。いずれにせよ彼女の仕事は変わらない。少女は今夜もコンテンツを看取る──
http://anond.hatelabo.jp/20150614110040
続き誰か書いて。