IT系、匿名だしどこの会社かなんてのは言わないからまあいいだろ。
一応アジャイル開発してると主張はしているが、誰ひとり信じていない、もしくはこれがアジャイルなんだと騙されている社員しかいないだろう。
ちょっと色々あって仕事を簡単にに辞めるっていう決断は難しい立場だ。
いくつかやべーなってポイントはあるんだが、デザインについて書いてみよう。
デザインとは何か、システムがどう動くべきか、というデザインだ。
どう動くべきか、普段はこう動くがこういう問題が出たらこう対応する、というデザインだ。
数学の世界では漏れなくダブりなくという言葉があるが、ここでは漏れてるしダブっている。
ダブってたところは違うことを言っている上に全て不正解ということも珍しくない。
しかも知らない間にひっそりと別の不正解が足されてることも多い。全部不正解な上に正解を知っている人たちは天上人のようにコミュニケーションがとれない。
何も悪いことしてないのにのっけから天罰で開始する。神様不条理にもほどがある。
最近わかったんだが、とりあえず納品したらテストと称するバグ出し大会が始まるスタイルの会社らしい。
要は入れてみなきゃどう動くかなんか分かんねーんだから開発時にあれやこれや考慮するのは時間の無駄、入れて動かしてうまくいくまで直し続ける、というアプローチらしい。
おおこれがアジャイルか、嫌味だぞ?
こうやって場当たり的に直すので他のとこでもバグが出ることになる。昨日までまともに動いてた機能が今日は完全に沈黙するなんてのもよくある話だ。
お客さんと合意したうえで作ったところが全然違う、バグだ早く直せと揉めることもある。
ここでは赤いボタンを押せというから赤いボタンを押したらなんで青いボタンを押さねーんだと揉めるイベントがしょっちゅう起こる。あかいぼたんをおしたわれわれのせいになる
お客さんだって時間ないからドキュメントなんかいちいち読まないよ、とマネージャーがニコニコしながら言ったのは記憶に新しい。
最近マネージャー陣の悩みのタネはなんでプロジェクトがうまくいかないのか、らしいが、逆になんでこれでうまくいくと思えるのかを知りたい。
Aという機能を作りたい、と言うとあちこちに障害点があるのだが、園中で特にわかりやすそうなものをいくつか想定するがほかは一切想定しない。
こちらから言っても想定しない。ここでこうなるとこんなやばいことになると説明しても想定しない、本番でまんまと想定済みな想定外の問題が出る。