2024-10-10

略語三文字英単語は全てプロレス

僕は日常に潜む略語三文字英単語危険性に気づいてしまった。

あれは、すべてプロレス技なんだ。いや、これは冗談なんかじゃない。

もう一度言うが、三文字英単語はすべてプロレス技だ。

例えば「RPG」、これが危険まりない。

みんな「ロールプレイングゲーム」として楽しんでいるけど、本当は「Rope-Press Gutbuster(ローププレス・ガットバスター)」の略だ。

まりロープ押し付けられた勢いで腹をガツンとやられる技。腹がへこむなんてもんじゃない。あれを知らずにゲーム感覚でやってる奴ら、無防備すぎる。

次に「ATM」。これも危ない。「Automatic Teller Machineだって?いやいや、違う。「Aerial Torture Maneuver(エアリアルトーチャー・マニューバー)」だよ。

空中で拷問じみた関節技を繰り出される。お金を下ろすどころか、自分が宙を舞うことになるぞ。しかもそれが待っているのは駅前コンビニ。油断してATMに近づけば、即座にプロレス世界に引きずり込まれる。

日常に紛れ込むこうした略語が、どれだけ危険かを僕は訴え続けている。

だけど、みんな僕の話を聞いてくれない。

ある日、同僚のTが「PDF送っておいたか確認して」と言ってきたんだ。PDF、あれもプロレス技だよ。なんだと思う?「Piledriver Fast(パイルドライバー・ファスト)」だ。

から地面に叩きつけられて、しかもそれが高速だなんて、考えただけでも恐ろしい。僕は絶対にそのファイルを開かなかった。あん危険もの、目を通してはいけない。

さらに「CPU」。これは会社会議中に頻繁に使われるから特に要注意。「Central Processing Unitだって?そんなの表向きの意味にすぎない。「Chokehold Power Uppercut(チョークホールド・パワー・アッパーカット)」の略だ。

首を絞められたあと、ものすごいアッパーカットが飛んでくる。これを毎日のように会社で話している奴ら、知らずにプロレス技を仕掛け合っているんだよ。僕はそのたびに身構えるけど、周りの連中は平気な顔して「CPUの性能が…」とか言っている。いつか全員がリングの上で痛い目に遭うのを、僕はただ見守るしかない。

僕の警告を無視して、略語日常的に使い続ける奴らに嫌気が差し始めた頃、ついに「LOL」が出てきた。これも「Laugh Out Loud」とかいネットスラングだと信じ込んでいる人が多いけど、真実は違う。「Leglock Overhand Lariat(レッグロックオーバーハンドラリアット)」だ。笑ってる場合じゃない。相手の足をねじって、顔面ラリアットが飛んでくるなんて、笑えないどころか恐怖そのものだ。SNSで気軽に「LOL」なんて使ってる奴ら、本当はリング上でバチバチにやり合ってるのに、本人たちは全然気づいてない。

僕はそんな略語三文字世界を避けるため、いったん距離を置こうと思っていた。

だが、どうやらそれはもう不可能だ。

僕は逃げられない日常に紛れ込む略語三文字英単語世界から逃げることなんて、できやしなかったんだ。

はいつもプロレスリング上にいるんだと、ようやく理解した。

こんな状況になっても、やっぱり誰も僕の話を信じてくれない。だけど、君は分かってくれるだろう?

三文字英単語には何かしらの「技」が潜んでいる。

気をつけろ、リングの上に立っているのは、もう君も同じなんだ。

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