■婚活拗らせ女はいかに生まれるか

詳細は書かないが、ある大手の結婚相談所の職員をしている。

私はカウンセラーではないが会員の傾向は詳しく見聞きする。男性と女性で異なる部分は大きいが、同性から見ても拗らせた婚活女性を見ていると、本当に気分が悪い。

全員が拗らせているわけではなく一部の女性ではあるが、拗らせた女性の傾向は大抵似通っていると思う。

それは「恋愛経験があること」が逆に徒になっているのだ。

なぜ「恋愛経験があること」が徒になるか？

拗らせた女性の多くは交際経験が豊富で過去に彼氏が5人や6人いたとかは普通。要するにモテた過去がある。

「モテた」が故に彼女らは受身だ。デートは男性がリードしてくれる、毎度楽しい場所を彼氏が提案して連れて行ってくれる、高い食事を奢ってくれる、誕生日にはエルメスやシャネルのブランド物をプレゼントしてくれる。楽しい思い出は彼氏が全部率先して作ってくれる。

そんなデートは非日常的だ。

ヒルトンやリッツカールトンのレストランで何万円もするディナーをした後、1室7,8万するホテルでセックスをする。

しかし、そんなデートは結婚を前提としない恋愛だからできることで、そんな関係が永遠に続くわけがない。

男はセックスしたいだけだ。美人で可愛い女の子とセックスがしたくて大枚を払う。そりゃあ、別れるに決まっている。そんな関係が続くわけがない。

そもそも結婚は生活だ。だから恋愛が結婚に行き着かない。

本当のハイスペであればその関係も続くだろう。しかし、結婚相談所にいる時点でお察しの通りだ。あなたは選ばれなかった。

でも彼女たちは自分を「モテる」と思っていて、恋愛経験豊富だと考えている。プライドも高い。ハイスペじゃないと結婚したくない。

結局、恋愛も中身だと思う。

学生時代の彼氏・彼女と結婚した人はもっと素朴だ。というか、それが普通だろう。

サイゼリアで楽しく笑い合える関係性は長続きすると思う。親友のように信頼関係ができることが一番だ、結婚生活では。

拗らせた女性は基本的に受身でいる。

女性に奢りたい男性はいるし奢られると嬉しい女性はいるけれど、結婚生活は二人で支え合うものなのに片方が受身では関係が成立しない。するわけがない。

だけど、拗らせた婚活女性は過去の恋愛経験の記憶で生きているものだから、結婚生活でも全部男がリードして負担してくれるものだと思っている。

ハイスペ男性は、相手が美人ではあってもそんな女性を選ばない。重たいだけだと分かってる。

だから、そんな女性は売れ残る。

でも、これは過去の彼氏の行動も問題だったのだと思う。

行く末は破局するような関係性しか築けなかったから。

彼女たちは結婚相談所に来るものの成婚ができない。

交際が成立しても関係が長続きしない。変な癖をつけてしまっているから、男性会員から交際終了されてしまう。もしくは、細かいことが気になりすぎて簡単に交際終了してしまう。そして高額な会費をドブに捨てて「結婚相談所には良い男がいない」と愚痴を言う。自分が同じ穴のムジナであることに気づくこともなく。

ただ、彼女らは一見愛想が良く礼儀正しかったりもする。だけど経験が彼女たちを歪ませてしまっている。

恋愛経験はあれば良いというものではない。

「どのような恋愛をしたか」が大事だと思う。

そこに気づけないと、将来、拗らせる。

Permalink | 記事への反応(5) | 20:03

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