2024-08-17

臭い風呂はいってない」という発想がそもそも差別の原因なんだろうな

「すぐ腹を壊す人=サボってる」

「熱を出す人=サボってる」

寝不足な人=ゲームのしすぎ」

「肌の黒い人=遺伝子的にほぼ原人

こういった偏見眼差しを持って他人を測ろうとする態度こそが、あらゆる差別における根本的な原因であってそこに対して、感覚が敏感とか恵まれ環境暮らしているとかはあまり関係がないんじゃないだろうか?

まりは「自分が慣れ親しんだもの=素晴らしい」 「自分と接点の薄いもの存在のものが歪」という幼子のまま成長せず老害になったような価値観を全世界普遍的常識だと勘違いしていることが問題なんだろうな。

公教育というのはこういった狭い偏見を超えた広い視野を持たせるために様々な機会を提供するはずなのに、実際にやっているのはそれとは真逆で「地毛が茶髪なら黒に染めてこい」といった教職員側の偏見に基づく画一化を推し進めているわけで。

ではなぜそうなるかと言えば、この国の国民根本的な部分で差別意識に満ちていて画一的な隣人を求めているからなんだよな。

入れ墨をしている奴らはチンピラから公衆浴場に入って欲しくない」とか、「アイドルは偽の恋愛感情を売っているんだから本物の恋人を作ってはいけない」とか、そういった身勝手な言い分を振りまいてそれらをさも常識であると言い切る理論大手を振っているわけだ。

入れ墨をしていたらチンピラだというなら、成人の儀式などにおいて伝統的に入れ墨をしている部族はみんなチンピラであり、憎むべき文化の持ち主だからわざわざ集落に乗り込んでいって文化浄化するのが人類のためなのかという話だよ。

結局、人類ってのはどいつもこいつも高慢ちきで、自分たちの生まれ育った文化圏こそが唯一清く正しくご立派な人としての道を歩む絶対の正解だと勝手に思い込んでいるのさ。

凝り固まった『常識の殻』を知恵のハンマーで叩き割ってやるのが公教育の役目だろうに、先にも述べたように奴らと来たら殻の上をより分厚くコーティングすることに手一杯だ。

んでもって生まれてくるのが一生自分の殻から出ることもなく暮らしてきた『平等意識における盲人』の群れなわけだよな。

まあ、現代社会においては憐れなる無知蒙昧の輩と言うしかないわけで、キャンセルカルチャーされまくって然るべき無能という他ない。

まともな教育を受ける機会を得られずに生きてきた、教育の歪みの被害者ではあるのだろうけどな。

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