2023-12-18

毒親を克服できていなかったかもしれない

就職と共に上京したが、半年適応障害発症して爆散した。

今は心療内科に通いつつ緩く働いている。

心療内科カウンセラーと話をしていたら気付いたのだが、もしかして家族のことが深いトラウマになっているかもしれない。

家で両親がずっと喧嘩していて、ナイフとかが平気で出てくるような家庭だった。中学生だった私は、ベッドの中で寝たフリをして震えてるか、スマホ遺書告発文を書いて泣きながら喧嘩が終わるのを待っていた。

高校大学になってから殆ど家族とは話さず、実家にいるけど全員が一人暮らししているような状態だった。学校にも友達はいなくて、インターネットしかまともに繋がれる人がいなかった。

とはいえ普通に大学は出たし就職もできた。だから大丈夫だと思ってたんだよ。学校に通わせてくれない系や虐待する系の毒親でもなかったから、まあ家庭内不和あるあるだよねーと思っていた。

しかし、適応障害になったときダメだと気付いた。

きっかけは仕事のことだったはずなのに、いつも両親の喧嘩記憶がぶり返しては毎晩発狂した。

ベッドに入ると言い合いの様子がフラッシュバックして涙が止まらない。あのとき親が放っていた汚言が怖くてたまらない。いつ自分に火の粉が飛んできて、怒鳴られるかころされるか不安だった緊張に襲われる。

症状のピーク時は、毎夜狂ったみたいに泣き叫んで過呼吸になって死にかけていた。

最近知ったが、子供の前で親が喧嘩をすることを面前DVと言うらしい。今は児相が出てくる事案になることもあるそうだ。

自分ってそこまで傷ついてたんだなーと今、じわじわ理解してきている。

これまでクラスのはみ出し者で、自分は人より生きづらい性格な気がしていたが、それもその通りかもしれないと思い始めた。たとえば認知の歪みが酷かったり、他人基本的に信用できなかったり、コミュニケーションが上手く取れなかったりする。

しかし私が元々変な人間ということじゃなく、要は虐待されてきた子供と同じように、家庭環境に歪められてしまったのかもしれない。

もう生きづらい自分を責めるのはやめようと思った。

傷付いた自分を認め、許して、これまで頑張って生きてきた自分を褒めてあげよう。

これまで当たり前に自分否定して、何もかも自責にして生きてきた。そして、そのことに気付いてなかった。だから私自身を許してあげた瞬間に一気に生きるのが楽になった。

真剣に、世界の見え方が変わった。人生の第2幕が始まってる。

これからは私が1番私に優しくできるよう、存分に私自身を甘やかしてあげたい。

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