2022-09-04

中小企業診断士事業再構築補助金下請け

先日も同じタイトル投稿した新米中小企業診断士

こんなところに中小企業診断士が来てるのか知らんけど。

 

事業再構築補助金」と書いたけど、どの補助金ひよこ食い状況はさほど変わらないと思う。中小企業診断士業界ひよこ食いが常態化しているのは、

 

独占業務がない

⇒士業事務所がほぼない

雇用形式で下積みができない

 

とか

 

独占業務がない

独立した資格保有者が具体的に何で稼いでいるかからない

⇒そのような中でも明確に知れ渡っているのが補助金申請代行

 

なんてことが背景にあると思っている。

 

中小企業診断士になるためには「試験」「養成課程」の2コースがある。自分試験合格組だが、身近にいる中小企業診断士と言えば講師くらい。資格予備校講師は安定収入にはなるが、社員にでもならない限りコスパが悪い。自分場合予備校時代に世話になった講師が、講師業の傍ら補助金で荒稼ぎをしている人だった。中小企業診断士としての稼ぎ方について、補助金申請代行のことしかさない人だった。補助金業務は採択された補助額の10%が標準的な成果報酬で、6千万円の補助金をやったら6百万円の収入…そんなことを講義中の小話にしていた。補助金申請代行は独占業務ではないものの、士業のスキルを発揮できる立派な仕事だと刷り込まれ状態合格した。

 

合格後「中小企業診断士 業務委託」等で検索補助金申請代行の応募をしまくった。有資格者であれど未経験は未経験、だいぶ落とされた。ようやく1社から仕事をもらえることとなり、最初の1本の採択を勝ち取って、それは大きな自信となった。

 

当時いろいろな集まり協会だの研究会だの勉強会だの)に参加するたび、補助金専門診断士が格下に見られていることに憤りを感じていた。それなら何で稼げというのだ、道筋を見せよ!と。

 

そんな自分であったが、補助金業務をやるたびに分かってきたのが以下の実態だ。

https://anond.hatelabo.jp/20220903112038

 

すみません。先輩方のおっしゃっていたこと、ようやく分かりました(土下座)というかおそらく諸先輩方も、ひよことして食われた経験があるのだろう。今となっては具体的な手法を明言して同業他社(者)をdisることが、狭い業界の中でハイリスクであることは理解できる。

 

ところで「何で稼ぐかの道筋」だが

公の単発仕事専門家派遣・安い)から顧問契約獲得(民民契約

公の事務局仕事(○○コーディネーターとか、数か月~数年である程度の固定収入

中小企業診断士協会内で役職について出世

このあたりが王道だろう(他にもあれば教えてください)

 

※文中に「補助金申請代行」と表記したが、中小企業診断士代理は認められていないため「代行」はNG

補助金申請委託する場合HPに「代行」と書いている中小企業診断士には注意してほしい。

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  • 先日も同じタイトルで投稿した新米の中小企業診断士。 こんなところに中小企業診断士が来てるのか知らんけど。 コロナ後、補助金バブルと言われて久しい。こちらも苦労して取得し...

    • 先日も同じタイトルで投稿した新米の中小企業診断士。 こんなところに中小企業診断士が来てるのか知らんけど。   「事業再構築補助金」と書いたけど、どの補助金もひよこ食い状況...

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