2022-07-28

子供1人を育てるのに2000万円かかる、って本当なのか検証してみる

 子供を1人育てるのに2000万円かかる、と巷では言われています

 でも、個人的には、何となく信じられないというか…。なので、実際にどの程度かかるのか計算してみることにしました。

 前提条件として

子供大卒とする。

・できるだけ節約する。小学校高校公立で、大学は「家から通える国公立」とする。教育費はできるだけかけない方針

養育費

 0歳から大学卒業の22歳まで、22年間、家で面倒を見ることとする。食費や被服費等で、ザックリ1日1000円とすれば、

1年で365000円。22年間で8030000円。高校生以上だと1日1000円を超える費用がかかるかもしれないが、そこは

アルバイトをするなどして自分で払ってもらう。

レジャー

 家族旅行に行ったり、遊園地に行ったりする費用。あとは、ゲーム機本体を買う費用なんかも含まれる。これは、小1から小6まで年間5万円、

中1から高3まで年間10万円とする。小学生の間は旅行では子供料金が適用されるので、安くしている。これだと、合計で50000×6+100000×6=900000円。

習い事費用

 5歳から12歳まで、1~2個の習い事に通わせることとする。月1万円で年間12万。8年間で960000円。

学費

 幼稚園は3歳以上は無償小学校中学校学費給食費修学旅行代等も含む)は、児童手当の範囲でまかなえるし、高校授業料も、実質無償化のためゼロ

ただ、中学高校部活では、合宿や用具等の費用がかかることもある。これが年間10万として、6年間で600000円。

あと、大学受験模擬試験受験料等で200000円、国立大学入学金が300000円、授業料が年間550000円で4年間で2200000円。全部合わせて3000000円。

大学学費が飛びぬけて多いが、ここがキツければ、奨学金教育ローンを借りることを検討しよう。

教育

 ここが一番お金がかかると思われがちだが、最大限ケチることを考える。

 まず、基本的に塾には行かせない。単に進学するだけであれば、通信教育学校勉強で十分。

小学校中学高校の順に説明する。

小学校

 学校勉強だけでも十分かもしれないが、小3から進研ゼミを取る。教材自体、よく出来ているし、

日常勉強はこれだけで十分。なお、中学受験はさせない。国公立でも、旧帝大以上を目指さなければ

公立コースで十分なので。費用は年間6~7万円程度。小3~小6の4年間で300000円。

中学校

 引き続き、学校の授業+進研ゼミ中心で。学校の授業+進研ゼミで、地元公立2~3番手くらいは狙える。

進研ゼミ費用は年間7~8万円程度で、中1~中3の3年間で250000円。

高校

 地元公立の2~3番手以上に入れば、進学校ということになるし、きちんと大学受験対策をやってくれるので学校の授業だけで十分。

ただし、学校先生がハズレの場合もあるかもしれないのでスタディサプリは取っておいた方が良いかも。スタディサプリ費用は月2000円弱で、年間2万円くらい。3年間で60000円。

 ここまで合計すると、小学校高校教育費が610000円。

 ①~⑤の合計が、13500000円。1年あたりの平均で見ると、613,636円。これを高いとみるか安いとみるか…。

でも、節約プランを取れば、子供1人に対して2000万円かかることは無いし、そこまで家計を圧迫するものでは

ないような…。子供を育てる費用の大半は、養育費大学学費になりますが、子供高校生以上になればバイトさせれば良いし、

大学奨学金を借りれば良いので、そんなに心配しなくても…という気もします。

 まあ、子育てって、それなりにお金はかかりますけど、お金がかかるからって、子供を作るのを諦める必要はないのでは?と

感じます

  • 親いわく、無職こどおじのワイの維持費が年80万らしいで

  • 子供最近できて色々スプレッドシートで計算してるが 一番お金かかるのは、私立中高一貫を受験 + 6年間の費用 これさえなくせれば、最悪大学だけ私立でもなんとかなりそう そこに1人...

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