なんで作家になれないんだろう。
ろくに私の小説を読んだことがない母親に「こんな小難しい文書いてるから受賞できないのよ!私の言う通り書けば賞が取れるのに!」などと言われた。
大喧嘩した。私は私の文章が好きだ。三年、自分の好みの文章にするために小説を書き続けてきた。
公募の評価では文章は書けてると言われている。だから能力は無いわけではないはずだ。私は母親のために小説を書いてるわけではない。なのにどうしてここまで言われなければならないのだろう。
母親の言うことを聞けば何もかもうまくいくと教育されてきた。高校は私立のマンモス高、女だから短大に上がり、大企業に就職して鬱病になってやめた。それでなんか知らんが小説家を目指した。私は精神障害者だ。その上身体がめちゃくちゃ弱い。どのくらい弱いかと言うと1キロ歩けなくてタクシー常連。都内に就職したくても通勤で倒れてしまう。だから家でできる職業を目指した。それがどんなに非現実的かも知らずに。
努力しても意味ない、と言う本を読んで本ごとゴミ箱に投げ捨てた。そんなのわかってる。才能業は私に向いてない。私は私の物語の主人公にはなれない。それがわかってるから悔しかった。落ちた公募やコンテストは二十を超える。これで一次で落ちるなら諦められた。でも毎回そこそこの成績を叩き出してしまう。少なくとも一次で落ちたことは最初の一年、片手くらいしかない。だからまだ才能があるんじゃないかと思うんだ。
今までもココでだいぶ愚痴った。増田のみんなは優しいから、もうちょっと頑張れるよって言ってくれる。現実の人達はいい加減現実見なよ、底辺が成り上がれるわけないじゃんなんて言う。村上龍だか誰かが13歳のハローなんたら(検索避け)で作家は最終手段なんて言ってた気がする。最終手段にも手が届かないって死んだ方がいいのか。
頑張ってる人はいっぱいいる。Twitterで傷の舐め合いをしてると、自分から行動して努力してる人は沢山いる。同業の作家志望者はその人たちを馬鹿にするけど私はすごいなあと思う。
諦めたくないなあ、と思うけどタイムリミットはある。三十路になったら現実を見ようと思った。あと一年。まだ努力が足りない。いくら努力すればいいんだろう。
小説家を諦めてシナリオライターになろうとした。派遣社員で。結果は全社落選。派遣でも落ちるって何?私はやっぱり才能ないのかな。
もう嫌だな。
私は誰かに頑張れって伝えられるような話が書きたかったのにな。
今は異世界転生悪役令嬢ですよって言われて、書きたいものは売れてから書けばいいじゃないですかって言われる。
でもそれじゃ遅いんだ。早くしないと自殺する三十歳に間に合わない。もうODの後遺症でだいぶ身体にガタが来てて、痙攣が止まらなくなった。薬漬けであんまり長生きは出来ないだろうなと思ってる。だから死にたかったのに、こういう時に限って、サイトに知らない人から応援メッセージが来るんだよなあ。私の小説が誰かの頑張れになってるならもう夢は叶ったんじゃないかなあ。もういいか。
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書くこと(創作すること)が職業になるかどうかは運。 小説の場合は発表は形に拘らなければどうともできるわけだから、 自分の文章が好きなら書き続ければいいと思う。 生きるため...