2022-01-11

注文住宅で老後は考えなくて良い

割と勘違いしてる人多いけど、老後を考えて注文住宅設計するのは大きな間違い

老後のことは老後に考えればいいし、そのときリフォーム費用を残しておけば良い

一般的生活が辛くなる老後っていうのは75歳以降ぐらい

30代で建てたら40年以上先の話になる

老後のことを考えた設計で40年間も無駄にするのはアホらしい

30年ほどすれば子供家族を持ったりして2世帯っていう話もあるかもしれない

そのときになってからリフォーム検討した方がいい

以下、間取り高齢化したときの考え方をまとめる。

エントランス

地面から玄関までは2,3段の段差があるものだが、車椅子生活を考えるとスロープがある方がいい

ただそんなものからどうにでもなるので最初は見た目重視で階段にすればいい

スロープにすると場所を取るので駐車場が狭くなったり植栽が減ったりして良いことは無い

階段20段以上あるような傾斜地や高低差のある土地は安い上に眺望が良く、道路からも見えないといったメリットもある

若い間はそういう家に住んで、高齢になったら売ってしまうというのも一つの案としてはある

ただその場合建物ゼロ円になるのでそのつもりで設計すべき

あと、そもそも普段生活として玄関まで20段とかあると辛いのは覚悟する必要がある

2階リビング

2階にリビングを持ってくることでタワマンのような浮遊感と高級感が得られる

玄関面積が必要無い上に柱が必要無いので広いリビング可能

天井部分を屋根と一体化することで高い天井・飾り天井なんかもできる

他にも1階に水回りを集中させられるので帰宅後即シャワー可能、そのまま寝室で寝られる

ただ、普段生活が面倒、庭への掃き出し窓が作れない、意外と道路や他の家からも見えるからカーテンめっぱなしというのが難点

高齢になったら辛いのもあるが、その場合は1階にある子供部屋を潰してリビングキッチンにしてしま

2階水回り

2階リビングとは逆の1階リビングを広く取って風呂洗濯・寝室を2階へ持って行く間取り

洗濯物はどうせ2階のバルコニーに干すので2階に洗濯機がある方が合理的

寝室横にクローゼットを作ることが多いので干したもの収納するのが全て2階で収まるから生活動線が楽

1階リビングは庭への掃き出し窓を大きく取れば開放感もあるしウッドデッキBBQとかもできちゃう

デメリット木造だと柱が必要リビングを広く取れないから鉄骨になって価格が上がるのと

2階の風呂洗濯機の為の防音系が必須

後は狭小土地だと1階の窓を大きく取っても外から見えたりすぐ隣の家だったりでメリットが少ないこと

高齢になって2階が辛くなったら広いリビング一角を寝室・風呂にする方法もあるがあんまり現実的では無いのでエレベーター付けるか売ってしまうかのどちらかになる

どっちにしろ高齢化してから考えれば十分で30年以上先のために今のリビングを狭くする必要はない

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