その日に俺は35歳の誕生日を迎えた。
"こんな日"に生まれながら、一抹ほどの女っ気のない人生を歩んできた自分は当然ながら童貞だった。
当時働いていた職場の先輩が俺の境遇を一大事と勝手に騒いで、誕生日のその日に無理矢理に風俗へ連れていかれた。
玄人とさえ交わったことがなかった俺にとっては初の体験だった。
嬢に何と呼んで欲しいか、どういうシチュエーションにするのか(先輩後輩関係/禁断の関係/メイドとご主人様関係 等々)、NGプレイは何か 等々…
へぇ、風俗店ってこんなに細かい注文を受けるんだと感心した(後にこれはこの店独自のウリだと知る)。
アンケートの回答を進めていくうちに、衝撃の文言が俺の目に飛び込んできた。
それは「どういうプレイを望むか」という問いにあった。
回答欄には、69、騎乗位、バック……童貞ながらに今まで見てきた"映像"でどんなものかはだいたい想像ができる内容の中で、
「アナル攻め」
というものがあった。
この文言は、衝撃だった。
え?アナルって、アレだよね?ケツの穴だよね?
そんなとこ、男ながらに攻められるものなの??
…言い得ようもない興味が沸いた俺は、若干手を震わせながら「アナル攻め」に〇をつけていた。
待合室で30分ほど待った後、
「受付番号28番のお客様!お待たせしました!女の子のご用意ができました~!!」というすんげぇ威勢の良い声と同時に、待合室と通路を仕切ったカーテンが"シャーーッッッ!!!"と開いて、この日の相手、そして"初めて"となる女の子と対面した。
マジで可愛かった。
石原さとみと伊藤沙莉のミックスみたいな、すげぇ可愛い子だった。
腕を組まれて(女の素肌に触れたのは、これが実質初めて)クソほど狭い階段を3階ほど上がった後、風呂とエアマットしかない個室に入れられた。
他愛のない会話をしながら体を洗われ、マットに連れていかれてローションまみれにされたあと、プレイが始まった。
キスされて、乳首吸われて、チンチンを手でシコシコされたあと、
「じゃあ、四つん這いになって☆」
と言われるがまま、犬みたいな恰好をされられた。
一体何が始まるのかわからないでいると、ケツの穴に35年=2928日間生きてきた間に、一度も受けたことがない"快感"が走った…!!!
「んはぁつ?!」と思わず声が出た。
自分が何をされているのか全く分からず、慌ててケツのほうを振り向いた。
すると、先ほどの石原さとみと伊藤沙莉のミックスみたいなすげぇ可愛い子が、俺のケツの穴を、ペロペロペロペロ、舐めていたのだ。
すげぇ!
これすげぇ!!
ああンしゅごぉぉぉいいいぃぃぃィィィィ!!!!
女の子は攻められると、切なそうな、可愛らしい声で鳴く。
穴を攻められている間は指一本たりとも触られていない俺のアレが、ありえないほどにギンギンになっている頃合いを見測われて、やがて嬢の口に含まれながら、その中でフィニッシュをきめた。
俺の中で何かが劇的に変わった瞬間だった。
もう毎晩でも通いたかった。だけど仕事柄、翌年3月末まではクソ忙しい日々が続くのはわかっていた。
だから4月になったら、またこの嬢を指名してアナルをガシガシ攻めてもらおうと心に誓った。
年が明けて2020年。
後のことは諸氏ご存じのとおりである。コロナとやらが蔓延した。
俺のアナル攻めはお預け。
たまにあの日のプレイがフラッシュバックし、身悶えするのほど劣情を抱えながら一人で処置をほどこしてきた。
もう大丈夫だろう。
先ほどのことだ。俺はかつて再度の快感取得を誓ったあの店に行った。
行ったが、店は無くなっていた。
もう、あの嬢と会えることはない。
他では得難い快感だったのに。
元気かな、あのときの嬢。
ケツ穴でいきなり快感を得るなんて才能あるな
横だけど、舐められるのはいきなりでも気持ちいい。 指を入れられるとかからがハードルが高くなる。
どういう人生を送ったら土曜の昼間に横からアナルの解説するようになるんだよ
増田に入り浸る者は大体アナルに行き着くから
肛門期コミュニティ・・・
でも指入れられて弄られるとものすごく気持ちいい
8歳かよ
六尺コピペと思ったらお前ノンケかよ