これ。
https://mgkkk.hatenablog.com/entry/2021/02/25/221556
書いたのは好きな漫画家さんで、過去のブログ記事を読んでいたら見つけた。
とくに共感したのは、この部分。
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これは一般化はできない話だと思うんですけど、少なくとも僕は「男たるもの女にこう接するべき」という話を女の人からとにかくされまくっていました。そして、僕があまりその男像に合わせられないことでひたすら叱られていました。それが知り合いぐらいなら距離をとればいいだけの話なんですけど、付き合っている相手とかになってくると、もはや逃げ場がなくかなりしんどい気持ちになってしましました。
僕は結局その人たちの望むように変わることができなかったのですが、それは向こうからすると僕がカスなんだという話なんだと思うんですけど(そもそも人間関係は歩み寄りなのでそれができない僕に良くないところが当然ある…)、それでも僕はどうしてもその人たちの望むように振る舞うことができなかったということがありました。
そのような関係は最終的に、僕がどれだけダメかという説教&罵倒をくらって人間関係が壊れるので、とにかくキツい気持ちになっていた覚えがあります。
「こういう男はダメ」という言い方で、とにかく「自分たちの言うことを聞かないと、アナタを低く評価します」という態度をとられることを当時は繰り返されたので、そういうふうに扱われるがマジで無理だなと思っていました。それを引きずっているのか、中年になった今でも、女の人のことは基本的に怖く感じてしまいます。
そうなってしまったのは、人と仲良くなっていく過程で、男の人相手よりも、女の人相手の方がこちらに踏み越えてくることが、早くて大きかったことが多かったからかなと思います。これは異性だからかもしれません。こういうことも一般化はできないでしょうし、僕の社会性が乏しく拙いというのが、そうなってしまった主因なんでしょうけれど、とにかく、「女の人には怒られる」というトラウマのようなものがあり、その後、女の友達ができても、この人もそのうち僕を怒るのだろうか?ビクビクしてしまっているところがあります。
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大学生のときにバイト仲間から「女なのに料理しないなんて引く」と言われたことが未だに忘れられないのと、異性と仲良くなる過程で一方的に女らしさを押し付けられて関係が終了したことが何度もあるので、「男たるものこうあるべき」は男性も困っているんだと知れてよかったです。
大体こうゆう押し付けをする女性って、男性経験が乏しいから世間一般の価値観とか自分の両親から受けた影響みたいなものを相手に求めてしまいがちなんですよね。
男慣れているというか、男性経験豊富な女性は色々な男性と付き合って色々な男性が世の中にはいるということを知っているから、あまり男性に理想を押し付けない傾向があると思うんですよ。
理想に近い男性を探して付き合うか、付き合った男性にうまく「わたしはこうゆう男性が理想だからあなたもこうなってほしい」と交渉できるテクニックがある(だから色々な男性と付き合える)ので。
まぁ、もちろん経験豊富な女性の中にも付き合った男性に理想の男性像を一方的に押し付ける女性はいるとは思いますが…。
なので、男らしさを押し付けられたくない男性が理想の男性像に縛られている女性と付き合うと地獄かもしれないです。
というか、ちゃんと話し合いができる相手かどうかが付き合う上では大事だよ、という話かもしれません。
わたしも女らしさを押し付ける男性が無理なので、三次元男性との恋愛は避けていて、結果的にそれで幸せなので、生きづらい男性も男らしさから降りてほしいと心の底から思いました。