アプリ開発者です。男です。
最近SNSっぽいアプリを開発したんですが、そのユーザーがよく言及する単語があります。
その単語のことを余りよく知らなかったので、インターネットで調べたところ身体の器官の名称でした。
身体の器官といっても、それがある人とない人がいるみたいで、自分にもあるのかとても気になり調べてみました。
最初のうちは見つけることが出来ず、ああ、自分は無い方の人間なのかなと思って身体を探すのを止めようかと思いました。
しかし、それでも諦めずに調べてみたところそれを見つける事ができました。
あまりに小さいのと、毛が密集していた為に気がつかなかったのです。
インターネットにはその器官の画像もあり、まじまじと見比べてみました。
別物のように小さく確信を持てませんでしたので、私はさらにその器官について色々と調べてみる事にしました。
すると、私のと同じくらい小さかったその器官が突然大きくなる資料映像を見つける事が出来ました。
どういう仕組みで大きくなるのだろうと思い、その映像を何度も見返しましたが、なかなかピンときませんでした。
その映像は、ある映像資料の一部分を切り出したものだったので、「もしかすると資料全体を見ることができればその謎を解く事が出来るかもしれない。」と私は思い、その映像の全編を入手しました。
映像冒頭では、なぜかその器官をもたない方の人間がながながとインタビューを受けていました。
飛ばそうかと思いましたが、このインタビューが重要だとする意見も散見されましたので、ちゃんと飛ばさずにみました。
件の器官をもたないその人間の生い立ちや趣味嗜好などがインタビューでは語られていました。
いよいよ解説が始まるのかなと期待しましたが、そうではありませんでした。
件の器官がある人間は、件の器官がない人間が上半身に身につけているものを手早く取り外すと、件の器官がない人間の上半身を露にしました。
件の器官がない人間の上半身には大きな膨らみが二つついていました。
私はそれについてあまり詳しくは知りませんでしたが、見ていて何か快いものだな、もっと見ていたいなと思いました。
数分の間件の器官がある人間は執拗にその二つの器官を揉みしだき、その質感を視聴者に伝えました。
私は思いのほか柔らかいものなのだな、おそらく脂肪によって形成されたものなのだろうと合点がいきました。
私はさらに夢中になって、その人間たちのやり取りを見ていましたが、よく見ると件の器官がある人間は、件の器官がない人間の膨らみの先端部分をこりこりと刺激を与えている事に気が付きました。
はじめどういった理由でそんな事をしているのか分かりませんでしたが、その行為によって、少しではありましたが膨らみの先端が大きくなっている事が分かり、その意図する所を知ることが出来ました。
それと同時に私はこの映像資料の全体テーマは、人間の器官と膨張にまつわるものである事を知りました。
こういった教育的映像資料というものは得てして、退屈なものですが、この資料は不思議と飽きが来ず、終始集中して見る事ができました。
開始から30分ほどしてようやく件の器官が登場しました。但し、ピンボケしていたために映像が不明瞭でしたので、映像中の人間らによる言及がなければおそらく見逃していたでしょう。
すると件の器官のない人間が、件の器官に口を這わせはじめました。
私は、おやおや?と思いました。
次に、件の器官のない人間が、件の器官を咥えました。
私は、ほう、と口に出して言いました。
長い間、件の器官のない人間は、件の器官を咥えていましたが、突然口をはなし「こんなに、大きくなった」と満足げに件の器官の状態を報告しました。
私は、なるほどな、と関心しました。
他でもなく、件の器官は風船のように空気を入れる事で大きくなるのだと理解したからです。
一方で私は途方にくれました。このように補助してくれる人間を私は知らなかったからです。
また独力でやるにしても私の件の器官はあまりに小さく、私の口に届きませんでした。
私はどうしたものかなと思いながら、件の器官に目を落としました。
すると驚くべきことに私の件の器官はすっかり大きくなっていたのです!
何の手助けもしていないにも関わらず、私の件の器官はそそり立ち、見違えるように大きく、堂々としていました。まるで魔法のようです。
私は関心のあまり、まるで犬をなでるかのように件の器官を優しく撫でました。
すると突然、その器官は痙攣したのです!それと同時に、白い粘液をまき散らしました。
みると、映像の方でも件の器官がある人間が白い粘液を放出しています。
私は突然の出来事にあっけにとられましたが、映像中の人間たちの方は冷静なもので、ティッシュなどで素早く粘液を処理をすると再び口で膨らましていました。
私もそれを見て冷静さを取り戻し、彼らと同じようにティッシュできれいに掃除すると、再び彼らの行方を見守りました。
―結局二時間半にも及ぶその映像資料を類まれな集中力をもって私は最後までみました。
その間、私の件の器官が再び大きくなることが一、二回ありました。
私はその大きさを維持するために、可能な限りそっとして置こうと思いましたが、ついつい手で撫でてやろうという気持ちになり、構ってしまいました。するとそのたびに件の器官は痙攣しながら、粘液を放出するのです。そして件の器官は再び小さくなりました。
二時間半にもおよび映像資料は、件の器官の膨張について私にヒントを与えましたが、結局のところ決定的な答えをもたらしませんでした。
一方で、この映像資料をみて以来、件の器官を大きくしたいという思いは日増しに強くなります。
そのたびにこの映像資料を見るのですが、だんだんと件の器官が自立する機会が減っていきました。
私は今では、迷宮入りかなと思い、諦めようと思い始めています。
しかし、件の器官を大きくしたいという情熱がなかなか冷めません。
大きくなった時の喜びは何にも替え難い貴重な経験です。
―私はどうしたらいいでしょうか?
長い駄文はブログでやってくれない?
大変失礼いたしました。本当に申し訳ございません! 件の器官をおったてたいという情熱からついつい長文になってしまいました。 今後は気をつけたいと思います。 ご指摘ありがとう...