2021-06-15

仕事に行けない良いやつより、仕事に行けるクズになりたかった

タイトルのまんまです。

自分アラサーフリーターでしたが、今月頭から仕事に行けてません。別に職場環境が良くないとか、上司が怖いとか、残業が多いとか仕事内容が大変とか、そういうのは一切ないけど行けなくなりました。転職したばっかで、別の職場に変えるとか、前の職場に戻るとか、そういうことをしても行けるようになる気がしない。

前の職場も、長いこと(とは言っても二年半)勤めてましたが、大晦日に突如体調というか精神バランスを崩して一月半行けませんでした。去年の4月から一月ほど緊急事態宣言を受けて休業してましたが、その休業がなかったらたぶんその時も行けなくなってたと思います。たった週4日、たった5時間や6時間シフトに行くだけでも日々しんどかったです。でも、やっぱり理由はわかりません。

前職の前は2年間ニートでした。ニートというか療養中という肩書きを背負った家事手伝いのような感じで、できる範囲家族ご飯を作ったり買い出しに行ったりしていました(言い忘れてましたが実家暮らしです)。新卒で入った会社ブラックで、その次にバイトで入った会社で、良くしてくれていた子持ち既婚者の異性の上司がどんどん距離を縮めてこようとするのがどうしようもなく怖くて病んで辞めました。その時の影響か、今も異性の上司という存在が怖いです。前の職場は幸いいなくて、今の職場も異性が居ないから選んだというのが理由ひとつにあります

そもそも私は他人コミュニケーションを取るのが得意ではありません。おしゃべりなので、もしかしたら他人から見れば得意なように見えているかもしれませんが、すぐに疲れてしまます。なのに接客業をしていたのは、前述した以前の職場上司オフィス雰囲気が怖くて、それよりはマシだろうと思ったからです。

周りのみんなは、そんな私に「大丈夫だよ」と言ってくれます。でも全然大丈夫じゃない。「良いところいっぱいあるから、だいじょうぶ」と優しい親は言いますが、良いところがいくつあっても、仕事に行けなきゃどうにもなりません。仕事に行く、という一見簡単そうなことが、私にとっては死ぬほどハードルが高くて難しいことなんです。

両親が私を物覚えの良い、標準的な見目の人間に産んでくれたので、仕事内容などを覚える上で困ったことは今までありませんでした。なんならみんな「よくできる」「優秀だね」なんて言ってくれました。でも、それでも仕事に行くのがしんどいなら、私は優秀じゃなくて良いから、何も気にせず淡々仕事に行けるようになりたかった。良いところがひとつもなくていいから、ただ仕事に行ける人間になりたかった。

標準的に優秀でも、引きこもって何かを成せる程秀才ではありません。今更勉強し直すお金もありませんし、実務経験を積むにも仕事に行ける気がしない。中途半端に持っているだけでなにもできない。それならいっそ、何もできなくて良いから、ただ仕事に行ける人間でありたかった。


そもそもこんな記事を書いて仕事に行けないと、言い訳を並べて嘆いてる奴が、良いやつなわけないんですけどね。

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