今やってる『BNA』、駄作とは思わないが、見ていて複雑な気分になる
劇中の「獣人」てのがなんか露骨に現実の人種民族的な被差別者ポジションで
というパターンは不滅の模様
今の日本の漫画やアニメでは、ファンタジー的なメタファーにしているが
ULTRAMANでも地球にいる宇宙人の多数は善良で社会に溶け込んでる設定
そういうのが存在しないのだとすると
「オタの右傾化」てのもなんか信用できない気がする
あるいはウヨのオタは『BNA』や『亜人』みたいな作品を見ても
「この劇中でいじめられてる主人公は、中国人、朝鮮人に支配される日本人の姿だ」
かつて、1970年代の漫画やアニメのヒーローはむしろそんなんばっかりだった
半分悪魔のデビルマンしかり、すぐ動作不良を起こす人造人間キカイダーしかり
半分ロボット人間のキャシャーンも劇中で守ってる相手の人間に嫌悪されてた
俺はマイノリティ側に自分を投影する非常に古いタイプのオタクなので
逆にウヨのオタは
「なんで異種族が絶対悪者で普通の多数派一般人が正義の作品がないんだ!?」
と強い不満を抱いてたりしないのか?
マスダー、アナタツカレテルノヨ
いやいや、 わざわざアンタがことさら重要視して取り上げとるだけで、 いつの時代でも両方それなりにあったんちゃうの?
そうおっしゃるのであるならば 「多数派一般人が絶対正義で少数派の異種族が完全に悪者」という作品の 具体例をいくつか挙げて欲しいんじゃ 1970年代の宇宙戦艦ヤマトの第一作なんて...
バットマンのジョーカーの悪行ですら心の闇のせいにされる始末
オタクというのは本質的にリベラルであるはずなんだよ。 多様な価値観を多様なネタ、多様な萌えに変換して消費・受容できる懐の広さと、多面的な感受性を備えているから、フィクシ...
あらゆるジャンルのコンテンツを認めているやつばかりではまったくないんだが
でも日本で外国人より日本人を優先するのは当然ですよね。
でも日本で日本人労働者を外国人労働者より優遇するのは当然ですよね。 なぜなら、ここは日本だから。