2020-02-29

東京事変がいまライブをするといういこと

大阪100人規模のライブで3人コロナ感染者がでた。クラスター集団感染可能性があるとのこと。

ライブを中止するのは大変なことだ。利益がでない。赤字になる。

さなバンドマンは、借りた会場でライブをしてしまうかもしれない。

ノリに乗った打首獄門同好会は無観客ライブ生放送したが、そこでも「配信できない歌手もいる」ことを強調している。

結果的に、ほとんどの著名アーティストは中止、払い戻しを選択している。

しかし、中止しない歌手もいた。著名バンドの復活ライブだ。

はっきり言うと、中止しても金で死にはしない。優位にある歌手である

歌手というのは、熱心なファンにとっては教祖にも近い。

信者というのは教祖死ねといわれたら死ねるのだ。

来なくてもいいけどやるよ、と教祖が言えば信者は集まる。

このことを、どれだけバンド側が理解していたのだろうか。無自覚的に活動してたとでもいうのか。

やったことは反ワクチンを掲げる宗教団体が、風疹パンデミックを起こしていることとほとんど変わらない。

感染者がいるかもしれない場所で、感染者を増やすような行為を、自らが主導して行ったのだ。

この件に関して歌手五輪に関わるために政府寄りだとか、報道ステーションで歌ったか反政府寄りだとか憶測が飛んでいる。

しか反政府思想を持ってたとしても、ブラジルの引継ぎ式で安部マリオを出すくらいには寛容なのだろう。偏りすぎてはないのだ。

まり、単純に読みが甘い。コロナをなめているという結論にたどり着く。

社会的思考が出来ていない。

「もともと尖っているから」とファン擁護するが、サブカルの尖り方とヤンキーの尖り方は違う。

楽しいから危なくてもみんなでウェーイしようぜ、というのはヤンキーの尖り方だ。三代目Jソウルブラザーズの系統だ。

ちなみに三代目はライブを中止している。

果たして復活した名バンドヤンキーバンドだったのか、三代目は本当にヤンキーなのか。

話が脱線しているが、本当は事変を責めたいわけではない。楽しみにしていたのだ。

からこそ、今回のことを悔い改めてほしいと思う。

いつかの発言での炎上とは違う。今回は細菌を伴う。震災でお悔やみの気持ちを考えての自粛とも違う。

みんなで自分の身を守ろうというときに、やってはならないことをした。

このままでは、事変は失敗する。演出がよければ歌がよければなんて甘っちょろいことは、椎名林檎はいやほど理解しているはずだ。

はずだと、信じたい。

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