2019-11-23

カメラを止めるな見た

アマプラカメラを止めるなが来てたので見た。

前評判としては伊集院が絶賛してたなぁ〜。あと低予算映画らしいってのは知ってた。

なので、伊集院の絶賛で少し期待値上がったところに、低予算による期待値下げがあって、まぁそこそこの期待で見た。

予算映画といえば過去ブレアウィッチプロジェクトをみて、「はぁ、なるほどこれが低予算映画なのか」となったことがあり、あまり予算映画に大きな期待をしてはいけない。というのは知っていたので、それくらいのテンションで見た。

とりあえず運良くネタバレはない状態で見ることが出来たけど、ネタバレがあると楽しめないよね!みたいな話とか、複数回見ると違った視点で楽しめるだの、タイトルからして「カメラを止めるな」だから、まぁ推理とまでは行かないけど、だいたい想像した通りの内容だった。

そもそもめったに映画自体を見ない素人感想です。ネタバレすると思います

前編について

役者それぞれに演技にムラがあったり、やたら監督けがパッションあったりして、まぁいくらB級映画だとしても普通の作りじゃないことは直感的に察した。

意味不明タイミングで外に出ていく音声フタッフとか、こんなところに斧があったわ(棒読み)とか、斧が刺さったあと唐突に蘇るメイクさんとか、まぁ普通映画を見たら、クソ映画っぽい感じになりそうなところはあったけど、そもそもワンカット撮影の時点でヤバいのは理解しているし、そこそこ楽しんで見れた。

カメラ目線で「カメラを止めるな!」という指示が入ってる時点で、確実にメタ視点の展開はあるな。ってのはわかってたので、よくわからん演出についてはあとあと伏線回収されるだろうなって感じで見てた。

感想

見てて思ったのは脚本構成が異様に整ってることの凄さとか、それを損なわない撮影って感じで、これ本当に低予算映画なのか?って思うくらいによく出来た作品っていう印象でした。

ハリウッド映画でもここまで伏線ばらまいてきれいに回収しきれるものってそうそう無いんじゃないかな。

下手な海外映画でもキャラがとっちらかってわけわからんことになるのとかありがちなのに、本作では登場キャラに捨てキャラがいなく、群像劇としてピカイチ表現できている感じです。

アル中おっさん台本に仲違いしている娘の写真を貼っている流れからの、追い込みかけられた主人公監督が家で一人アルバム眺めて泣いてるシーンなんて、なくに決まってるし、最後リフト撮影アイディアシーンで出てくる、台本はられた娘との肩車写真なんて、もうPCの前で拍手してたね。

個人的には期待を超えて来たので、見ていて本当に大満足の作品でした。

アマゾンレビュー見たら、割と低評価レビューが多くて、何じゃこりゃ。と思ったので、備忘録も兼ねてここに書いておく。

  • あれよくできてたよねぇ とりあえずスペシャルアクターズは見ないほうがいいぞ (もう見ようと思ってもなかなか見れないと思うけど)

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん